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バカラ の商品レビュー

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2018/01/06

15年以上前の作品。全部読んだつもりの作家さんだったがこの作品を飛ばしていたことに気が付いて手に取った。カジノで多額の負債を背負たジャーナリストがカジノ合法化の闇を追う。今までの作品は外れはなかったのに、読まなくてもよかった…。

Posted byブクログ

2012/03/08

#読了。違法カジノに入り浸り、借金で首が回らない雑誌記者の志貴。そんな折、政界を巻き込んだカジノの合法化を巡る巨大な陰謀のネタを掴む。彼が選択した結末は?闇カジノの賭けごと自体の描写がもっと欲しかった。財団法人と合法的な賭博の収益金の下りは興味深かった。

Posted byブクログ

2012/03/05

週刊誌記者の志貴は、取材と記事執筆に追われる日常に満たされず、違法賭博にのめり込み借金がかさんでいた。公安刑事との密会を通じて情報を得ていた契約記者の明野は、ある日「公営カジノ」の話題を振られて記事を書く。そこにIT業界の風雲児である日継を巡るスキャンダルが絡み、公営カジノを巡る...

週刊誌記者の志貴は、取材と記事執筆に追われる日常に満たされず、違法賭博にのめり込み借金がかさんでいた。公安刑事との密会を通じて情報を得ていた契約記者の明野は、ある日「公営カジノ」の話題を振られて記事を書く。そこにIT業界の風雲児である日継を巡るスキャンダルが絡み、公営カジノを巡る取材は与党の裏金スキャンダルへと及び、志貴と明野もその渦に巻き込まれていく。  念入りの筆致はクドイ印象を与えることもあるが、中盤からグイグイ惹きつける。女性登場人物の名前が凝っていて、作者は女性か? と推測したら、やはり女性だった。週刊誌編集部やライターの内情がよく描けていると感じた。

Posted byブクログ