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傾いた世界 の商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2011/05/28

23/05/17-常識に囚われない自由な発想には恐れ入る。「傾いた世界」は正に仙台や三陸海岸の街並みを想起させる。常人なら見逃してしまう極小の可能性について大胆に話を展開する。作文とはこんなに面白く無限の可能性を秘めているのか。どの短編も秀逸である。23/05/26

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2010/09/05

・5/8 自選ドタバタ傑作集2である.相変わらずだ. ・5/9 シュールな感じ.前に一度読んだような気がするが覚えてない.で、あっという間に読み終えてしまった.あとは自選ドタバタ傑作集1を読まなきゃ.

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2010/06/11

筒井康隆を、はじめて読んだ。この人の頭の中ってどうなってるんだろう?なんていうか、奇妙で笑える。解説がよかった。

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2010/03/28

2010年12冊目 表題作『傾いた世界』は強い男尊女卑を感じることができる作品だった。 他の短編にもそれぞれ人間の醜い部分が皮肉たっぷりに含まれていて、読んでいてムカムカしたりスッキリしたり。 今まで読んだ筒井作品では一番分かりやすく面白い短編集。

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2009/10/04

短編集。 筒井康隆の発想力というかセンスには脱帽。 だいぶ突飛なアイディアばっかだよね。 原宏一を彷彿とさせる・・・w ゆるいし、笑いを誘うし、気分転換に最高。 この人は神だ。 「関節話法」 電車の中で読むんじゃなかった。 何度吹いたことか・・・w じゃあ読...

短編集。 筒井康隆の発想力というかセンスには脱帽。 だいぶ突飛なアイディアばっかだよね。 原宏一を彷彿とさせる・・・w ゆるいし、笑いを誘うし、気分転換に最高。 この人は神だ。 「関節話法」 電車の中で読むんじゃなかった。 何度吹いたことか・・・w じゃあ読むのをやめろって話なんだけど、 面白すぎて周りの視線を気にせず読んでしまったw 個人的にはこれが一番印象的だったなー。 主人公が上司の指令で、宇宙人との共同生活を送ることになる。 だがその宇宙人は、間接をならした音で会話をする種族であり・・・?! ・・・・よく思いついたな、こんな設定。 謝る言葉も、一つ骨がならなかっただけで、相手を侮蔑する言葉になるとか。笑 最後のオチもすごくよかった♪ 私はクビの骨を鳴らす癖があるけど、この本を読んだ日はうかつに鳴らせません。笑 表題作、傾いた世界もなかなか面白かった。 この情景を想像すると笑えるねーw これは登場人物の名づけ方が、ホントにいい加減。笑

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2009/10/07

「関節話法」(語表記ではないのです)がインパクト大でした。 関節がならないと唖っていうのは大分シュールです。オチも相当笑いました。

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2009/10/04

「最後の喫煙者」に引き続き。ブラックユーモア満載。「五郎八空港」も好みではあるが、「最悪の接触」のオチがとても良い。人間にとって想像力こそ、きっと最大の誇り。

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2009/10/07

最後の一文言いたかっただけだろう、の「関節話法」、シュールなギャグか。と思いつつ読んでたら最後でぞわっと背筋が凍る「のたくり大臣」、人間の業とも呼ぶべき未知への挑戦および挑戦者が、周囲の人間から見ていかに滑稽で迷惑で、悲しい生き物かを描く「空飛ぶ表具屋」がなかなか良かった。挑戦は...

最後の一文言いたかっただけだろう、の「関節話法」、シュールなギャグか。と思いつつ読んでたら最後でぞわっと背筋が凍る「のたくり大臣」、人間の業とも呼ぶべき未知への挑戦および挑戦者が、周囲の人間から見ていかに滑稽で迷惑で、悲しい生き物かを描く「空飛ぶ表具屋」がなかなか良かった。挑戦は成功を目指し行われるものであるが、成功した挑戦はやがて日常に組み込まれ、ぜんまいの一つとなり人間の生活を支えるに至る。挑戦は成功を以って終わりとするが、日常には終わりはなく、その日常がかつて挑戦であったことを人はやがて忘れるのだ。収録作品:関節話法、傾いた世界、のたくり大臣、五郎八航空、最悪の接触、毟りあい、空飛ぶ表具屋。

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2009/10/04

間違いなく面白いのだが、筒井康隆が一人でこれを書きながらニヤニヤしているところを想像すると、ちょっとゾッとする。

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2009/10/04

面白いです。えぇ。表題作の「傾いた世界」はじめ数編の短編が収録されていますが、通り一遍読んだだけでは分からない、かつ頭が痛くなること必至です。

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