光と影の誘惑 の商品レビュー
『長く孤独な誘拐』 誘拐されるのは幼児 貫井作品は被害者が幼児という作品が多いですね 可愛い我が息子を救うために犯人の要求通りに自分たちがされたと同じように幼児誘拐事件を起こす これには犯人の残酷な事情がある・・・・・・ これぞ貫井作品 やるせなくて、悲しい作品です 『二十四羽...
『長く孤独な誘拐』 誘拐されるのは幼児 貫井作品は被害者が幼児という作品が多いですね 可愛い我が息子を救うために犯人の要求通りに自分たちがされたと同じように幼児誘拐事件を起こす これには犯人の残酷な事情がある・・・・・・ これぞ貫井作品 やるせなくて、悲しい作品です 『二十四羽の目撃者』 この作品はですね~ 打って変って謎解きユーモアミステリーです 密室事件の真相解明です 凄く懐かしい感じのする作品 うん!楽しい!! 『光と影の誘惑』 こちらも貫井氏お得意分野の一つ 叙述トリック作品 中盤からお話のつじつまが合わなくなってくる つじつまが合わなくなっていくというところが事の真相な訳ですけど ミステリーファンにはバレバレかな? やっぱりそうだよね! ってスッキリ??終われます 『我が母の教えたましい歌』 今まであった自分の家族の形が真実でなかったら・・・・・・ ちょっとこわくて、おどろおどろしい、キモーい、背中がゾクッとする作品です タイプの違う四つミステリー中編 貫井作品を手軽に楽しめる作品集です うん!!楽しかった!!
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冒頭の話があまりに好きでなくて、この本自体を挫折 あんまり挫折しないんだけど、気分が違ったようで、 他を読む気にならず図書館に返却。 貫井さんのは結構読んでるんだけどな…
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長く孤独な誘拐 誘拐犯が、誘拐をさせる。 犯人は、いったい誰か? 森脇は、誘拐犯になろうとするが・・ 誘拐という犯罪は、なぜ検挙率が高いのか? 事件が、同時進行するから、痕跡を残しやすい。 24羽の目撃者 ペンギンがみていただけだった。 光と影の誘惑 子供と親の関係 時間が、...
長く孤独な誘拐 誘拐犯が、誘拐をさせる。 犯人は、いったい誰か? 森脇は、誘拐犯になろうとするが・・ 誘拐という犯罪は、なぜ検挙率が高いのか? 事件が、同時進行するから、痕跡を残しやすい。 24羽の目撃者 ペンギンがみていただけだった。 光と影の誘惑 子供と親の関係 時間が、いつの間にか、進んでいってしまう。 小林と西村;西村は銀行員。 そして、ギャンブル好きなのだ・・ こういう風に銀行員が、生活できるのかどうかが不思議なのであるが・・ 結局は、クライマックスに、何を用意するかである。 我が母が教えたまいし歌 お母さんは、誰だ?
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初めての貫井作品。長編の方が多く出しておられるようですが、とりあえず短編から入ってみました。 1人息子が誘拐された。しがない不動産会社のサラリーマンな森脇だったが、息子を取り戻すためなら何とかする覚悟を決めていた。だが電話をしてきた誘拐犯の要求は金ではなく、ある夫婦の子供を誘...
初めての貫井作品。長編の方が多く出しておられるようですが、とりあえず短編から入ってみました。 1人息子が誘拐された。しがない不動産会社のサラリーマンな森脇だったが、息子を取り戻すためなら何とかする覚悟を決めていた。だが電話をしてきた誘拐犯の要求は金ではなく、ある夫婦の子供を誘拐しろというものだった。―― 『長く孤独な誘拐』 「女の勘」が口癖の上司の指示で契約者の死亡事件を調査することになった保険調査員。始めは気乗りがしなかったのだが調べるうちに興味が湧いてきてしまった。動物園というひらけた場所ながらも左右を動物の檻に、前後の通路は来園者に挟まれるという密室状態で契約者は銃殺されていたのだ。―― 『二十四羽の目撃者』 競馬場で顔見知りになった小林と西村。ギャンブル以外での接点のない2人だったがいつの間にか飲み友達となり、そうしてある日、銀行の金を強奪する計画を…。―― 『光と影の誘惑』 父が死亡し大学を休んで実家に戻った僕は、葬式の席で昔の父と母を知る男性に話しかけられた。そして知ったのだ。昔は両親が普通に近所づきあいをしていたこと、そして自分には姉がいたということを。―― 『我が母の教えたまいし歌』 計4作の短(中?)編集です。 ミステリ、というよりはサスペンス色が少々強いかな? 2作目は少し軽めの文体ですが、他は重い雰囲気と題材なので尚更そう感じるのかもしれません。 それと、ミステリ的に「来るぞ来るぞ!」と仕掛けが成されるのではなく読み進めてハラハラしているうちに術中にハマっているというか。「してやられた!チキショウ!(惚)」というよりも「え?あれ?あれれ?いつのまに?」という感覚というか(笑)。なかなかなテクニックの持ち主のようですね貫井センセは。 私の気に入りは「我が母の教えたまいし歌」。 解説の我孫子氏によればもっと気持ちの悪い話にも出来るそうですが、貫井氏の邪悪さが足りずにそうはならなかったようです。我孫子さん…(笑) でも私は邪悪さが無くてよかったと思うのですよ。無いからこそ、父の、そして母の、死までの重みがズッシリとクるのではないでしょうかね…。
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‘短編’はあまり好まないんですが、短編でしかもミステリとなると更に一つの話がどうも物足りなさ過ぎて、好きくないんです。 が、これはなかなかおもしろかった、かな。。。
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4つの中短編集。 なんだか、日本人の作家が海外を舞台(主人公も外人)に書く小説って新鮮だった。 どれも最後は意外な終わり方が多くて、なかなか面白かった。
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4つの短編すべてに貫井節が健在。落とし所が分かってしまうものもあったが、それでも読ませてしまう文章。「我が母の教えたまいし歌」が特に好きでした。
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ミステリ短編4作。 ・長く孤独な誘拐 ・二十四羽の目撃者 ・光と影の誘惑 ・我が母の教えたまいし歌 全体的にほろ苦。 割とストレートなので真相が読めるものも。 長く孤独~がいちばん好きです。
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この後味の悪さとも言えるやるせなさがいい。 『長く孤独な誘拐』を一本目に持ってくるか。 表題作は叙述トリックを意識して読んだが途中で頭が混乱し、何度も整理しながら読み進んだ。最後まで読みきったときは爽快。
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