生徒会長がエスコート!? の商品レビュー
作品とイラストがとて…
作品とイラストがとても良くあっていて 気が強くて元気いっぱいの主人公がとても良かったです。好きになった相手を守りたい 誰だって思うことですよね
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
光は、不眠症を抱えながら、入寮した翌日から、突然「エスコートサービス」なるものがつく。 エスコートサービスとは、学院のVIPの警護をする生徒会の組織の一部。 身に覚えもないのに、突然、エスコートサービスをつけられ、おまけに、全校生徒の尊敬を一身に集める敏腕生徒会長の「恋人」だという噂まで流されて、光はもう、怒り心頭……。 怒りのまま、生徒会室の扉を叩くと、そこに待っていたのは、眠れなかった光を優しく包み込むように、眠らせてくれた寮長の氷川で……。 けれどその優しかったはずの寮長は、わけのわからない光に対して、「学校にいられなくなっていいの?」と、脅しの言葉を突き付けてくる。 優しい彼が本当なのか、それとも脅しをかけてくるような冷たい目をした彼が本当なのか、戸惑う光……。 というような話でした。 優しかったはずの人に裏切られて、本当の彼はどっちなのか?? っていう話ですね。 基本的に、光の戸惑いを除けば、ラブラブの甘い話だったと思います。 光は王道のかなり天然な受けの子じゃなくて、ちゃんと意思を持って考えられる子だったし。 最後の感じも、「いやよいやよも……」というような、BL独特の流れじゃなかったのも、個人的には好感度が高かったように思います。 やっぱり、受けだろうがなんだろうが、個人的にはちゃんと自分で考えられる子が好きかなー……。 その分、光も苦悩することが多いんですが。 BLの王道でありつつ、流されない受けが好きな人はぜひ☆
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確認先:町田市立中央図書館 本書を評価するとしたら、ありきたりの男性たちによる「虚構のマスキュリニティ」をこれでもかと粉砕するその力量にあるといえるだろう。 一方では、エスコートサービスというサービスの存在(とそれに絡んで存在しうるだろう不払い労働理論の影)が作品を光と影の両面...
確認先:町田市立中央図書館 本書を評価するとしたら、ありきたりの男性たちによる「虚構のマスキュリニティ」をこれでもかと粉砕するその力量にあるといえるだろう。 一方では、エスコートサービスというサービスの存在(とそれに絡んで存在しうるだろう不払い労働理論の影)が作品を光と影の両面として映し出している。 全体的は、評価したい気持ちが間々ある中でこの不払いの問題をどうしたらいいのかで頭が呻く。
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