耳を切り取った男 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゴーギャンとの共同生活が破綻して、狂気に憑かれたゴッホはゴーギャンに切りつけようとして失敗し、自分の耳を切り取る。有名なエピソードですが、著者の指摘通り、ゴッホの死後に発表されたゴーギャン側の証言ばかりを元にしてるんですよね。ゴッホの異能にゴーギャンは嫉妬を覚えていたのではないか。そんな視点での二人の関係の再検証は、”こういう雰囲気、あったかもなぁ”と思わせます。でも、肝心の耳を切った経緯については、ちょっと説得力に欠けました。
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2011.5.3読了。 オランダ旅行に行くので、前調べと思って、ゴッホの本を読んでみた。 ゴッホの本といっても、耳を切り取った時のみクローズアップされているので、伝記というのではなかったけど、芸術家は思い込みが激しく、自分を信じてないとなれないんだな、と思った
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小説なのか評論本なのかどうとらえればいいのかとまどったが、おそらく事実にもとづく部分と筆者の想像の部分が混ざっている感じ。 描かれているゴッホやゴーギャン達の人物像が正しいかは置いといて、このセリフはかっこよかった。 「---おれたちに柔らかいベッドや、立派なアトリエは似合わ...
小説なのか評論本なのかどうとらえればいいのかとまどったが、おそらく事実にもとづく部分と筆者の想像の部分が混ざっている感じ。 描かれているゴッホやゴーギャン達の人物像が正しいかは置いといて、このセリフはかっこよかった。 「---おれたちに柔らかいベッドや、立派なアトリエは似合わない。ヴァンサン、そうだよな。」 「---そこは墓場だ。」
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実をいうと、最後まで読んでない。読めなかった。 言葉のリズムが自分に合わなくて。。。 タイトルに惹かれて手に取った書だったが、ゴッホとゴーギャンが共同生活をしていたということを知ったぐらいである。
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