共同体のキリスト教的基礎 の商品レビュー
著者はスコットランド長老教会の神学者。 アラスデア・マッキンタイアの共同体論とそのキリスト教的徹底であるスタンリー・ハワーワスの教会倫理学を評価しつつ、バルトの立場から、教会より広い世界に目を向けるべきことを語っている。 論述自体また翻訳の問題もあり理解が難しいところもある。...
著者はスコットランド長老教会の神学者。 アラスデア・マッキンタイアの共同体論とそのキリスト教的徹底であるスタンリー・ハワーワスの教会倫理学を評価しつつ、バルトの立場から、教会より広い世界に目を向けるべきことを語っている。 論述自体また翻訳の問題もあり理解が難しいところもある。しかし全体として、現代のキリスト教共同体論の諸論点が俯瞰できるという点で有用な書物。
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