正義論/自由論 の商品レビュー
ロールズの「正義論」を中心にロックやミルに触れながらリベラリズムの寛容論を論じた本。著者は基本的に共同体主義を個人を抑圧する方向へ向かうものと見なしている。(共同体主義もまたリベラリズムと同様、寛容を目指すものであると思うが。)
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大学の推薦論文のときに非常に役に立った本。というかこの本なしでは私は合格しなかった。著者の土屋恵一郎明治大教授にはかなり感謝している。 ロールズの「正義論」とジョン・S・ミルの「自由論」を、現代の様々な事例や社会問題に当てはめて解説した一冊。 「個々の自由」や「権利」について、意...
大学の推薦論文のときに非常に役に立った本。というかこの本なしでは私は合格しなかった。著者の土屋恵一郎明治大教授にはかなり感謝している。 ロールズの「正義論」とジョン・S・ミルの「自由論」を、現代の様々な事例や社会問題に当てはめて解説した一冊。 「個々の自由」や「権利」について、意外な切り口から論じている。同時多発テロ事件以降の現在の社会において、この本が発刊されたことが非常に意味深いと感じる。
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