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月曜日の水玉模様 の商品レビュー

3.9

119件のお客様レビュー

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2009/10/04

あたしは、加納朋子さんという方をとても尊敬しております。 なんというか、この人の書くものはほんとうにありふれた日常といいますか身近なものが題材だったりするんですけれど、そこの中にイロイロなものが詰まっていることをまた改めて気づかせてくれると言うかどこか心に残るそんな作風でやわらか...

あたしは、加納朋子さんという方をとても尊敬しております。 なんというか、この人の書くものはほんとうにありふれた日常といいますか身近なものが題材だったりするんですけれど、そこの中にイロイロなものが詰まっていることをまた改めて気づかせてくれると言うかどこか心に残るそんな作風でやわらかいメルヘンタッチな描写に圧巻。 とにかく好きな本です。 好きなくだりはいっぱいありますが、あえて伏せつつ読後感はどこか心温まっていると思います。 本当に身近な疑問をミステリー仕立てにしたというかそんな感じなので。 でも火サスのようなサスペンスと言うわけではなく、人死にもないですし、本格ミステリーを期待する人にはつまらないかもしてませんけど。 でもあたしはすごく好きです。 彼女の書く世界観も何もかも。

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2009/10/04

満員電車の中でいつも主人公の目の前に座る男性のネクタイの柄から始まるお話。会社の中をうまく描いてると思う。

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2009/10/04

元気なOL淘子さんがかなりいい!!!丸の内で起こる不思議な事件を解決していく話です。謎解きだけでなく、少しある恋愛の話もわくわくしますw

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2009/10/04

大好きな作家である加納朋子さんの作品の中でもとくに好きな一冊。派手な展開や出来事があるわけでもない日常のちょっとしたことから発展していく物語に引き込まれます。陶子さんと萩くんの関係も面白いです。

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2009/10/04

「普通」のOLが「普通」の日々の中の疑問を解明していく短編集。 ミステリーというくくりにはこだわらなくていいと思います。この著者の中では一番好きかなぁ。

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2009/10/04

 満員電車に毎日乗り合わせる人で、名前も知らないけど顔は分かるって感じも理解できる。主人公、陶子はいつも同じ駅で降りるサラリーマン風の男を覚える。ネクタイとスーツがある間隔できっちりとローテーションされていることを知る。  ふとしたきっかけでその年下サラリーマン萩と仲良くなり、...

 満員電車に毎日乗り合わせる人で、名前も知らないけど顔は分かるって感じも理解できる。主人公、陶子はいつも同じ駅で降りるサラリーマン風の男を覚える。ネクタイとスーツがある間隔できっちりとローテーションされていることを知る。  ふとしたきっかけでその年下サラリーマン萩と仲良くなり、萩は企業などから人物調査を請け負う会社に勤めていることを知る。陶子と萩は探偵と助手のような関係で彼らの周りに起きるプチ事件を次々と解決していく。ありえねー。

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2009/10/04

実は私、満員電車とか経験したことないんですよ。徒歩とか原付とかばっかりなので、満員電車の苦しみは切実には分からないんですが、陶子ちゃんの気持ち分かりますね。今まで座れていたのに〜…!! ワトソン役の萩君はただの可愛いだけの男ではなかったんですね。なかなか包容力があって、陶子ちゃん...

実は私、満員電車とか経験したことないんですよ。徒歩とか原付とかばっかりなので、満員電車の苦しみは切実には分からないんですが、陶子ちゃんの気持ち分かりますね。今まで座れていたのに〜…!! ワトソン役の萩君はただの可愛いだけの男ではなかったんですね。なかなか包容力があって、陶子ちゃんいいなぁ〜と思ってしまいましたw 社長のポンポコ親父とか、陶子の後輩で《ドラえもんの四次元ポケット》と呼ばれるロッカーの使用主の真理ちゃんとか、素敵なキャラクターがたくさん出てきて楽しかったです。 2003/2/13

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2009/10/04

ごく普通のOL片桐陶子とリサーチ会社調査員萩の二人が身の回りに起きる事件を解決していきます。 ちょっと気の強い片桐さんがキュートで、間抜けで気の弱い萩君が憎めません ミステリーなんですが、ほろ苦くて愛らしいといいますか・・・ 事件をとおして毎日が輝いて見えるような作品です 読ん...

ごく普通のOL片桐陶子とリサーチ会社調査員萩の二人が身の回りに起きる事件を解決していきます。 ちょっと気の強い片桐さんがキュートで、間抜けで気の弱い萩君が憎めません ミステリーなんですが、ほろ苦くて愛らしいといいますか・・・ 事件をとおして毎日が輝いて見えるような作品です 読んでて気分が良かった作品でした 月曜日〜日曜日まで7作の短編にまとまっています

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2011/07/18

加納朋子の月曜日の水玉模様を読みました。日常のちょっとした出来事から裏に隠された謎を解いてしまうOL片桐陶子と、見かけはちょっとぼーっとしているボーイフレンドの萩広海のコンビによるミステリーでした。脇役で登場するひとたちも人間くさくて楽しめました。ただ、この人の小説を読むともう少...

加納朋子の月曜日の水玉模様を読みました。日常のちょっとした出来事から裏に隠された謎を解いてしまうOL片桐陶子と、見かけはちょっとぼーっとしているボーイフレンドの萩広海のコンビによるミステリーでした。脇役で登場するひとたちも人間くさくて楽しめました。ただ、この人の小説を読むともう少し言葉がスーっと入ってくるといいなあ、といつも思ってしまいます。

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