月曜日の水玉模様 の商品レビュー
就活シーズンも、「働くこと」を考えて楽しく乗り切れた支えにもなった1冊。 何より加納さんは文章が読みやすい! 男性中心の社会の中でも胸を張って生きているような主人公の生き方にはあこがれます。 当たり前に過ぎる生活の中で起こる小さなミステリー。 見なかった振りをして通り過ぎてしま...
就活シーズンも、「働くこと」を考えて楽しく乗り切れた支えにもなった1冊。 何より加納さんは文章が読みやすい! 男性中心の社会の中でも胸を張って生きているような主人公の生き方にはあこがれます。 当たり前に過ぎる生活の中で起こる小さなミステリー。 見なかった振りをして通り過ぎてしまうことも出来るような事件を解決していく、 主人公たちの人間関係も大好きです。
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電車通勤をしていると、知った顔、というのが増えてきませんか? 自分が乗る頃には座っていて、どこで下りるか知っているので その前を陣取れば、楽々席を確保できる、という知った顔。 主人公もそう彼を認識していたのに、ある日から まったく違う行動をし始めた彼。 それがきっかけ、です。 ...
電車通勤をしていると、知った顔、というのが増えてきませんか? 自分が乗る頃には座っていて、どこで下りるか知っているので その前を陣取れば、楽々席を確保できる、という知った顔。 主人公もそう彼を認識していたのに、ある日から まったく違う行動をし始めた彼。 それがきっかけ、です。 中は月曜〜日曜までの7つの短編で、ほとんどが主人公視点です。 たまに彼の視点が入ったりするので、違った感じになって面白いです。 主人公も彼も、洞察力があるな〜と。 確実に私にはないものです。 違う意味で面白かったのは、代理店の女性。 いますよね、こんな人w
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日常の中に起きる「些細なミステリ」がテーマで、それだけに、とても身近に感じられる作品。陶子が長期出張をさりげなく得意げに答えるところが、はるか昔はOLだった私にも、なんとなくわかる。 非常に読みやすくて、ものすごい衝撃を受けることでもないけど、読後には日常がちょっと鮮やかに見えて...
日常の中に起きる「些細なミステリ」がテーマで、それだけに、とても身近に感じられる作品。陶子が長期出張をさりげなく得意げに答えるところが、はるか昔はOLだった私にも、なんとなくわかる。 非常に読みやすくて、ものすごい衝撃を受けることでもないけど、読後には日常がちょっと鮮やかに見えて、「よし、ちょっとがんばってみるか」って思える作品。平凡でも毎日の生活を大切にがんばることって、実はすごく素敵なことだと改めて感じる。
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丸の内OLが丸の内リーマンと探偵ごっこみたいなのをする話。 まぁまぁおもしろかった。電車がでてくるので電車にのっているときに読んだ。 さとこ
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丸の内に勤めるOLとリサーチ会社の調査員が普通な毎日に起こるちょっとした謎を解くお話。 きちんと張った伏線を回収するオーソドックスな謎解きは巧いなぁとは思うものの、イマイチ話がぴんと来ないのは自分が会社というものとは無縁だからだと思う。 ちょっと抜けてる調査員の恋の行方もいい感じ...
丸の内に勤めるOLとリサーチ会社の調査員が普通な毎日に起こるちょっとした謎を解くお話。 きちんと張った伏線を回収するオーソドックスな謎解きは巧いなぁとは思うものの、イマイチ話がぴんと来ないのは自分が会社というものとは無縁だからだと思う。 ちょっと抜けてる調査員の恋の行方もいい感じにページを捲らせる。 最後の1篇「日曜日の雨天決行」は読後感がよろしくないし、できすぎな様にも思える。 でも社会とか会社ってそういうものなの?やっぱり分からないや。
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就活シーズンであることもあるかもしれませんが。 1OLでも、社会が男性中心に回っていても、胸を張って生きている主人公・片桐陶子のような女性にあこがれます。 当たり前に過ぎる生活の中で起こる小さなミステリー。 見なかったふりをしれば通り過ぎてしまうこともできるような、小さな事件を解...
就活シーズンであることもあるかもしれませんが。 1OLでも、社会が男性中心に回っていても、胸を張って生きている主人公・片桐陶子のような女性にあこがれます。 当たり前に過ぎる生活の中で起こる小さなミステリー。 見なかったふりをしれば通り過ぎてしまうこともできるような、小さな事件を解決していく 陶子と萩くんの人間関係も魅力的です。
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主人公はどこにでもいるようなOL。 ふとしたことから、電車の中で知り合った男性と、ちょっとした事件を解決することに。 月曜日から日曜日までの一週間の不思議な短編集です。 ミステリーといっても殺人事件は起きないし、難しいトリックもありませんが、日常にありそうなちょっとした不...
主人公はどこにでもいるようなOL。 ふとしたことから、電車の中で知り合った男性と、ちょっとした事件を解決することに。 月曜日から日曜日までの一週間の不思議な短編集です。 ミステリーといっても殺人事件は起きないし、難しいトリックもありませんが、日常にありそうなちょっとした不思議な出来事を、一週間という区切りで描いていて、主人公と同じ会社員としてなかなか面白い作品だと思います。 重い話はちょっと読みたくないときに、読んでみてはどうでしょうか。
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「レイン〜」を読んだときよりも陶子の好感度が上がりました。先にこちらを読むべきだった…!萩くん和むなぁ。ふたりを見ているとにこにこしてしまいます。 しかしみんなどんどん謎をといていくなぁ…ひとつもわからなかった…。
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日常の、見過ごしそうなところにある謎を解く。ときどきうるる。。とさせてくれたりもする。ななつのこを読んだときほどの衝撃はないけど、楽しく読める。誰にでも 笑
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「普通」の毎日の中で起こるミステリィの連作短編集。 タイトルから分かる通り、 月曜日から日曜日までの一週間、7つのお話です。 読んで、気分がほっこり。 OLの日常生活がベースだからなのか、リアリティが有り有りとしていて どの事件もすんなりと納得させられてしまう…。 等身...
「普通」の毎日の中で起こるミステリィの連作短編集。 タイトルから分かる通り、 月曜日から日曜日までの一週間、7つのお話です。 読んで、気分がほっこり。 OLの日常生活がベースだからなのか、リアリティが有り有りとしていて どの事件もすんなりと納得させられてしまう…。 等身大の女性のリアルさが、醍醐味なのかもしれない。 物語は、全体的にちょっと世の中が狭すぎやしないか? とも感じたが、案外こんなものなのかもしれない。 小田急線も千代田線も利用していたので、めちゃ親近感♪ アハハ 陶子さんの洞察力が、私にも欲しいです。 もちろん、萩君レベルでもいいわ。 ありそうなんだけれど、ないかもしれない、絶妙なミステリィです。 陶子が母親を思う気持ちはとても切なかったけれど、 ラストはとても明るく締めくくられたところが、好き。 よかったら読んでみてください。 陶子さん、とても素敵です。 ほっこりしますよ。
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