都立水商! の商品レビュー
東京都立水商業高等学…
東京都立水商業高等学校は専門科目「ソープ科」「ホスト科」「ホステス科」「ゲイバー科」など水商売のプロを育てます。スポーツも盛んです。この大風呂敷すごく面白くさわやかです。
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あ~楽しかった(^o^)♪水商売の専門教育を行う高校というけでビックリなのに、スポーツも凄い成績だ!!w(゜o゜)w笑いだけでなく、涙あり(T-T)時には先生と一緒に怒ったり(*`Д´)ノしてグイグイ話にのみ込まれていった(^^;)そして最後はみんな幸せそうで良かったな~(ToT...
あ~楽しかった(^o^)♪水商売の専門教育を行う高校というけでビックリなのに、スポーツも凄い成績だ!!w(゜o゜)w笑いだけでなく、涙あり(T-T)時には先生と一緒に怒ったり(*`Д´)ノしてグイグイ話にのみ込まれていった(^^;)そして最後はみんな幸せそうで良かったな~(ToT)と暖かい気持ちに…(*^^*)
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水商売業界に朗報!前代未聞「お水の高校」設立。 平成XX年3月2日東京都教育局は水商売(風俗営業)に関する専門教育を行うと立高校を歌舞伎町に設立すると発表。 正称「東京都立水商高等学校」。 同校はホステス科、ソープ科、ホスト科など七学科で発足する。 またこの発表を行った3月2日を...
水商売業界に朗報!前代未聞「お水の高校」設立。 平成XX年3月2日東京都教育局は水商売(風俗営業)に関する専門教育を行うと立高校を歌舞伎町に設立すると発表。 正称「東京都立水商高等学校」。 同校はホステス科、ソープ科、ホスト科など七学科で発足する。 またこの発表を行った3月2日を東京都では「お水の日」に指定した。
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いやあこの人の書く本はホント面白いな。 史上最強シリーズもそうだがとんでもない設定と言えばこの人というくらい。 無料版でマンガのほうを読んだが、あの長いマンガをどうやって1冊にしているのかと思ったら、わりとダイジェスト版だった。 というかマンガのほうが1つ1つのエピソードをかなり膨らませてるんだけどね。 先にマンガを読んでたからイメージもかなり膨らませやすかった。 コレは両方読んだ方が楽しめるな。 バカバカしいながらもかなり熱い青春小説であった。 この人の作品全部読もう。
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この方の小説ってありえない設定とかありえない展開ばかりだけど、現代のファンタジーって感じで好きです。 教師が生徒の幸せを本気で考えている。こんな学校ばかりだったらいいね^^
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いやもう、水商売専門プロを養成する「都立高校」って発想が! まぁ部活の野球部が甲子園で優勝するってーのは「お話」っぽいが。 でも、良く出来てる。 これって映画化されてたか?
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コミックになってたんですねー。 映画化とかされそうだなーと思いながら読んでたけど。 水商売専門の高校って、発想が面白いと思いました。 (作者は元俳優だとか。) 自分が今その世界の端っこで仕事してるだけに、余計面白かったんですけど。 まあ面白かったけど、小説としてはどうかな?っていうのが正直なところ。 開校からを回顧する形で書かれてるんだけど、先に思わせぶりな書き方で惹きつけてるワリには、その先がちょっと薄い印象。 それが全編に渡ってそうだから、読み物としては、奇抜だってことだけが残った感じ。 終わり良ければ?と最後まで期待しつつ、最後まで薄いまま終わっちゃいました。 まあそれを膨らませたのがコミックなんでしょう。
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学校は堅苦しいところだ。そんな気持ちをふっとばすような学校がここにある。都立水商業高校。なんと水商売を専門に学ぶ学校ができちゃったのである。 何が面白いと言って、教師たちの真剣なところだ。真面目に水商売のプロフェッショナルを育てようと奔走する。初めての経験に戸惑いながら、そこには...
学校は堅苦しいところだ。そんな気持ちをふっとばすような学校がここにある。都立水商業高校。なんと水商売を専門に学ぶ学校ができちゃったのである。 何が面白いと言って、教師たちの真剣なところだ。真面目に水商売のプロフェッショナルを育てようと奔走する。初めての経験に戸惑いながら、そこには熱意と誠意があふれている。そんな中へ一期生たちが暗い気持ちで入学してくる。そりゃそうだ。ほとんどの者はそれぞれに問題を抱えて他の高校には行けず、仕方なくやってきたのだ。だが、彼らは教師たちの真剣な姿勢に自信を取り戻すことになる。今まで、誰も知らなかった自分を見つけることになる。 「こらぁ、髪染めてこんかぁ!」生活指導の教師が怒鳴る。ソープ科の女性徒たちはテクニックを。ホステス科の女性徒たちは接待の極意を。ゲイバー科の男子生徒たちは、より女性らしく。その道のプロの指導を受けながら、彼らは日々鍛錬を怠らない。明確な目的に向かうときの輝きがそこにはある。 楽しいばかりではない。世間からは水商売という大きな看板が冷たい視線で貫かれる。高校野球の世界では、髪を伸ばした選手たちに厳しいヤジが飛ぶ。野球連盟のお偉方も影で暗躍する。それでも水商は教師と生徒の熱い信頼の絆で勝ち進む。その姿に涙する。 この本で語られているのは教育の本質。教育の理想だ。水商への世間の風当たりはそのまま現在の教育への風刺となる。(かなり厳しいこと言ってるよね。作者。) まあでも、そんな小難しいこと考えなくていいから。だって面白いんだもん。 (2002-02-08)
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11月5日 ~ 11月7 日 こんなとりとめもない、話に感動して涙ぐんでしまうのは何故だろう。 ありえないおとぎ話と分っているから、逆に感情移入ができるのか。 内容的にはご都合主義のハッピーエンドみえみえなのに、言い方をかえれば2時間ドラマ風なのだが、 カタルシスを感じた。
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高等学校というのは戦後教育改革によって生み出された新教育制度の中でもっとも戦後民主主義を具現化した制度であった。戦前の中等教育(旧制の中学校、高等女学校、実業学校)は中堅国民を育成する場であって、特定の選ばれた者だけに享受することが許された学校であった。戦後の六・三・三制の単線...
高等学校というのは戦後教育改革によって生み出された新教育制度の中でもっとも戦後民主主義を具現化した制度であった。戦前の中等教育(旧制の中学校、高等女学校、実業学校)は中堅国民を育成する場であって、特定の選ばれた者だけに享受することが許された学校であった。戦後の六・三・三制の単線型教育階梯は義務教育を中学校までの九ヶ年に延長し、新たに(新制の)高等学校を設置した。すぐに形骸化したものの新制高校の設置理念はいわゆる高校三原則というものに象徴されていた。高校三原則というのは男女共学、小学区制、総合制をいう。これが崩壊したのは一部実業系や高等女学校系の伝統回帰という動きもあったものの、主として旧制中学校の系譜をひく普通科高校へ学力の高い生徒を集めたいという大学進学実績獲得指向が発端であった。高校進学率が急上昇した高度経済成長期に普通科至上主義は拍車をかけて進行していく。昨今では職業系もしくは専門教育系の高等学校はその専門とする職業を希望する生徒が入学するのではなく、普通科に入れなかった生徒たちが不本意ながら入学してくるところと化している。職業高校の役割とは何か、という職業高校自身のアイデンティティを再構築しなければ日本の高校教育は死んでしまいかねないのである。 本書はそうした現代の職業高校教育のあり方とその根底に流れる職業差別の構造に対する批判的視点をユーモアのオブラートで包んで提供してくれるエンターテイメントである。ある文部官僚が職業高校に関するプライベートな議論の過程で思いついたのが水商売という職業を将来的に選択しようという若者のための高等学校構想であった。とりあえず実験的に新宿歌舞伎町に設立されたのが本書の舞台となる都立水商業高等学校である。 福岡県出身でこの高校の設立準備から発展にかかわった福岡県出身の一人の教師の目を通して都立水商の中で繰り広げられる十年間の人間ドラマが描かれる。 この小説が批判の眼を向けているのはまず水商売という職種に対する社会的偏見・差別である。水商売といわれる職業はこの社会の中で必要不可欠な職業であり、相当数の職業人口のいる業界であるにもかかわらず、そこで働く人々の多くが学校教育の逸脱者であり、自尊感情を踏みにじられ剥奪されて、自らの職業である「水商売」にすら自信を持てないというのはおかしいのではないかというのが、この高校の設立の発案者である文部官僚の卓見であった(後に文部大臣に抜擢されるという設定)。 本書の中ではソープ科やホステス科、ゲイバー科などという課程で学ぶ姿の描写が実におもしろくなされているのだが、そうした楽しみ方について性に対する偏見だとか、女性差別だとか言う人もいるかもしれない。また性的享楽を喜ぶ男の視点でしかない、などと非難する人もいるだろう。しかし、そうした見方のほうが水商売を差別しているのだ、と本書は指摘しているのだ。 現在、農業、商業、工業といった職業系の高等学校ではどれだけの生徒たちがその専門を将来の職業像と結びつけて選択しているのだろうか。また、高校での学習を通じて自分の生き方に誇りを持つことができるようになっているだろうか(セルフエスティーム)。そうした現在の職業系高等学校が(裏を返せば高等学校教育全体が)陥っている病理をこの小説は揶揄しているのである。もちろん本書は真摯に高校教育問題を抉ろうとしたものではない。基本は娯楽小説なのであるが、娯楽であるが故にその逆転の発想から見えてくるものはおもしろい。 毎朝生徒が登校して来ると、担任が教室の前で待ち受けていて、厳しい服装 チェックが始まる 「何だこの髪は? 染めてこんかア!」 というような描写を見て笑ってしまうより、恥ずかしくなる人もいるだろう。そこには教師のしていることの愚かさが浮き彫りになる。それより、さまざまな社会的偏見の中で自分自身の生き方に自信をつけていく若者たちが描かれているが、そうした行間から実は私たちの前にいる自尊感情を失った生徒たちに対する視線の置き方を学ぶことができる。いや、娯楽小説だから純粋に楽しめばいいのだが、つい真面目に教育小説として読んでしまう性が哀しい。 ★★★ こんな同和教育とは遠い不真面目な本を『ウィンズ』が紹介しているということで県同教はきびしい社会的批判にさらされるかもしれない。そうすれば書評子もこの場を追われることであろう。だからもうお会いできないかもしれない。さようなら。
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