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銀座幽霊 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2012/05/22

(収録作品)寒の夜晴れ/白妖/闖入者/花束の虫/燈台鬼/銀座幽霊/三狂人/人間燈台/幽霊妻/大百貨注文者/動かぬ鯨群

Posted byブクログ

2010/08/14

『三狂人』 足を鳴らす男「トントン」、歌を歌う男「歌姫」、顔に包帯を巻く男「怪我人」の3人の狂人。脱走した狂人たち。殺害され脳をうばわれた院長。 『銀座幽霊』 カフェ・靑蘭の窓から見えた殺人事件。女主人・恒川房枝、娘・君子、従業員・澄子。殺害された澄子の残した「房枝」。犯人と思...

『三狂人』 足を鳴らす男「トントン」、歌を歌う男「歌姫」、顔に包帯を巻く男「怪我人」の3人の狂人。脱走した狂人たち。殺害され脳をうばわれた院長。 『銀座幽霊』 カフェ・靑蘭の窓から見えた殺人事件。女主人・恒川房枝、娘・君子、従業員・澄子。殺害された澄子の残した「房枝」。犯人と思われた房枝は澄子より先に殺害されていた。 『寒の夜晴れ』 友人・三四郎の家で起きた三四郎の妻・比露子、居候・及川の殺害事件。途中で消えたスキーの跡の謎。連れ去られた息子。 『燈台鬼』 東屋所長 燈台守・風間、風間の娘、友田看守。燈台での殺人事件。殺害された友田看守、三田村の目撃した海に飛び込むタコのような生物。風間の娘の妊娠の謎。 『動かぬ鯨群』 東屋所長 漁の最中に死んだはずの夫との再会。何者かにおびえる夫。そして殺害されてしまった。 『花束の虫』 大月対次弁護士 崖から転落した岸田信介。目撃者の見た小柄な男と黒いトランク。現場にん残された争ったような足跡。気絶した被害者の妻。 『闖入者』 大月対次弁護士 富士山を描く画家・川口亜太郎の撲殺事件。南部屋、東部屋の二つの部屋の謎。南部屋で殺害された被害者。南部屋からは見えないはずの富士山を描いていた被害者。妻・不二と浮気相手・金剛の関係。見えないはずの富士の秘密。 『白妖』 大月対次弁護士 人をひいてにげたクーペを追う大月。車の持ち主の家で起きた殺人事件。被害者は持ち主をゆすり娘を狙う男。娘の外国人家庭教師。凶器のナイフに残された「17回目の誕生日」に残された文字の秘密。 『大百貨注文者』 大月対次弁護士 蒔田社長宅に呼び出された人々。読んだ覚えのない蒔田氏。誘拐され殺害された蒔田氏の秘書。秘書の所持する重要機密の書類。電話帳と注文された品々に隠された暗号。 『燈台鬼』 息子を灯台に残し灯台に帰れなくなった燈台守。消えた息子の謎。 『幽霊妻』 妻の不貞を疑い追いだした平田章二郎。追いだされ死んだ妻の幽霊。妻の不貞の謎。  2010年8月14日再読

Posted byブクログ

2011/07/20

65年前の1945年7月2日、推理小説家の大阪圭吉こと本名:鈴木福太郎は、満州からフィリピンへ転戦してルソン島で敗戦を待たずに33歳で病死。わずか11、2年の創作活動 ・・・・・書きかけ・・・・・

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2011/10/21

戦前の探偵小説作家。 戦時中にフィリピン・ルソン島で戦病死されたそうです。 短編集になっていて、 表題作他十作品収録。 中でも『人間燈台』は燈台見る度に思い出される作品です。 すごく悲しくなる・・・

Posted byブクログ

2009/10/04

江戸川乱歩氏が「死の快走船」の序文を寄せる氏の文章は、乱歩氏だけでなく私の心をも響かせる。 文間に仄かに薫る乱歩調の世界の芳しさは、幼き頃、小林少年に憧れたあの頃の気持ちを呼び起こす。 次は乱歩氏でも探そうか

Posted byブクログ

2009/10/04

相変わらずどれもこれもクオリティが高い。戦前の作品だから読みにくい点もいくつかあるし決して没頭できるわけではなかったんだけど全ての事件の解決における論理的説明が簡潔にして明快というか何と言うか。とにかくどれもこれも楽しめた。やはり大阪圭吉は素晴らしい。

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