福祉国家の可能性 の商品レビュー
今となっては少し古い感もあるが、福祉関連では必読と思われる。本書では福祉というものが各国でどのように扱われているのか、どのように扱われた結果どのようになっているのか、とても多角的によく分析されている。国家、市場、家族の3者関係においてサービスの流れと資源の配分から福祉を分析した部...
今となっては少し古い感もあるが、福祉関連では必読と思われる。本書では福祉というものが各国でどのように扱われているのか、どのように扱われた結果どのようになっているのか、とても多角的によく分析されている。国家、市場、家族の3者関係においてサービスの流れと資源の配分から福祉を分析した部分にはかなり感心させられた。自由民主主義と社会民主主義の違いがもたらす福祉の違いの分析もよくわかった。こういうモノを読めばこれからどのように時代が動いていくのか予測が立てられる。そして予想される聞きに対して対策が立てられる。素晴らしい1冊。ただし、万人にオススメの書ではない。
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