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有限と微小のパン の商品レビュー

4.1

357件のお客様レビュー

  1. 5つ

    114

  2. 4つ

    135

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    2

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2024/01/28

S&Мシリーズを読了。 ミステリー小説としての謎解きもさることながら、真賀田四季の登場で意識や生命など哲学的な側面も楽しみながら読むことができた。 シリーズ全体を通じて、真賀田四季を始め、犀川先生他の天才達の視点から作者の思考を垣間見る事ができるの事が個人的にはおすすめ。

Posted byブクログ

2024/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長い。 本作は萌絵視点で話が進み、途中で犀川合流という形で物語が進む。 とにかく、長い。例えばVRの殺人シーンは萌絵視点で語られた後にラプちゃん視点で語られ、更に犀川到着後に萌絵が話を整理するために、再度説明を行う。読者視点だと3人の視点で事象を確認しており、特に最後の犀川への説明シーンは内容の繰り返しとなるためだるかった。 あとカナメと犀川のやり取りは無駄だった。 あとラブちゃん、洋子の存在も話を長くする要因の一つだ。キャラとしては面白く、第一被害者の死亡確認をラブちゃんがしていたからこそ面白くなったとは思うが、3人の会話シーンが無駄に長い作品を生み出している。 あとは説明の長い移動シーンが多すぎる。 無駄な装飾、今回のテーマの一つだと思う。 あえて無駄な要素を詰め込んで「有限と微小ののパン」を現しているのだとしたら、皮肉が効いていて良いと思う。 書き途中。 「有限と微小のパン」の意味について記載予定。

Posted byブクログ

2024/01/07

「すべてがFになる」から始まる森博嗣のS&Мシリーズの完結編。全10作の中では第1作目の次に面白かった。これまでの作品と異なり、スリリングな展開が多く、読んでいて常に緊張感があった。がしかし、長すぎる。もう少し短くまとめてほしかった。あと、結局犀川と萌絵がどうなったのか、木になり...

「すべてがFになる」から始まる森博嗣のS&Мシリーズの完結編。全10作の中では第1作目の次に面白かった。これまでの作品と異なり、スリリングな展開が多く、読んでいて常に緊張感があった。がしかし、長すぎる。もう少し短くまとめてほしかった。あと、結局犀川と萌絵がどうなったのか、木になります!

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2024/01/02

S&Mシリーズ10作目 集大成とも言える話。800ページを超える超大作にも関わらず、一気に読んでしまった。真賀田四季の世界観が凄い。

Posted byブクログ

2023/12/29

相変わらず四季の存在感がすごい。 シリーズもこれで終わりか。 不可能な殺人が続いて「こんなん無理やん!」と思ってたらなるほど、そういう事か。 どうなんだろ、一連の殺人事件の犯人やトリックに関しては恐らく賛否あり、個人的には最後のシリーズのたたみ方も中途半端な印象。 正直VRの描...

相変わらず四季の存在感がすごい。 シリーズもこれで終わりか。 不可能な殺人が続いて「こんなん無理やん!」と思ってたらなるほど、そういう事か。 どうなんだろ、一連の殺人事件の犯人やトリックに関しては恐らく賛否あり、個人的には最後のシリーズのたたみ方も中途半端な印象。 正直VRの描写なんかは今でも十分説得力があるし、時代が経験しているからこそイメージしながら読めた。 このシリーズは四季と犀川の天才の物語か、萌絵と犀川の恋愛の物語か、理系ミステリーか、密室殺人のテーマ集なのか、いやきっと自分にとっては哲学の物語だったのだ。 犀川を通じて世界と出会う、哲学の物語だったのだと思う。 ミステリー小説に興味を持たせてくれた大きなシリーズだったと思う。

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2023/12/28

ついにS&Mシリーズ最終作を読み終わった。森博嗣ファンとして、真賀田四季が登場するだけでもこの本を買う意味があった。800ページ以上に及ぶ文量もさることながら、所々に散りばめられた言葉遊びが楽しく、本作はこのシリーズの真骨頂である。1回読んだだけでも全ての意味を理解するこ...

ついにS&Mシリーズ最終作を読み終わった。森博嗣ファンとして、真賀田四季が登場するだけでもこの本を買う意味があった。800ページ以上に及ぶ文量もさることながら、所々に散りばめられた言葉遊びが楽しく、本作はこのシリーズの真骨頂である。1回読んだだけでも全ての意味を理解することは不可能だと考えているので、これから沢山の考察や意見を読んで今シリーズを味わいたいと思う。

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2023/10/25

S&Mシリーズ最終巻。テーマパークで起きる死体消滅事件に殺人事件、それを犀川先生と萌絵ちゃんが追う話、なんやけどその前に登場人物一覧の1番上を見てめちゃくちゃテンションが上がる。ついに、と読む前から感慨深くなる。また2人にも、あの人にも会いたくなる。

Posted byブクログ

2023/10/25

『インターネット黎明期なのに現代を象徴するような予言的小説』 ・バーチャルリアリティ技術をこの時代で描写 ・リアルで作った仮想空間VSバーチャルリアリティ 正直に言うともう一回読み直さないとこまかい内容は頭に入らないかも…

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2023/10/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

S&Mシリーズ完結。ラストシーン、間違って覚えてた!曖昧な記憶って役に立たないな。久々の再読で、やっぱり好きだなと思いました。もっとこの二人を読んでいたかった。このあとのV、Gあたりで自分の状況も変わり、途中でついていけなくなったのですが、ゆるゆる追いかけられたら。

Posted byブクログ

2023/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさにs&mシリーズの最終巻に相応しいボリュームと内容。 劇場版s&mシリーズだった笑 真賀田博士再登場というここまでこのシリーズを読んで来た人なら絶対にワクワクする展開、、、 すべてがFになるを読み終えた時に感じた真賀田博士にしてやられた感が何ともスッキリした読後感。 また何処かで真賀田博士と犀川先生と西之園さんが相対して欲しいし、またその物語を読みたい。

Posted byブクログ