マネジメント エッセンシャル版 の商品レビュー
かなり過去に読んでいた本なので、マネージメント職になった今、また再読してみました。 さすがはドラッカー先生。いつ読んでも新鮮な発見をもたらしてくれます。 少し行き詰ったときのヒントを教授してくれる本としてかならず手元においておく本です。 ただし、英訳ものなので日本語の言い回しがま...
かなり過去に読んでいた本なので、マネージメント職になった今、また再読してみました。 さすがはドラッカー先生。いつ読んでも新鮮な発見をもたらしてくれます。 少し行き詰ったときのヒントを教授してくれる本としてかならず手元においておく本です。 ただし、英訳ものなので日本語の言い回しがまどろっこしいのがたまに傷・・・。
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本年一冊目で、ビジネスマンとしての基本に返ってみる。久しぶりに読むと、以前とは違う印象を受けていることに気づく。もう少し読み込んでみよう。
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2007-09-22 これは,上田氏がドラッカーの著作の中からエッセンス的に取りだして編集したもの. 僕は,ドラッカーの良さは,本人の独特の歴史観に裏打ちされた<知識>を中心とした世界認識にあると思うのですが, 本書はエッセンスを抜き出した感じになっていて,おもしろさに欠ける...
2007-09-22 これは,上田氏がドラッカーの著作の中からエッセンス的に取りだして編集したもの. 僕は,ドラッカーの良さは,本人の独特の歴史観に裏打ちされた<知識>を中心とした世界認識にあると思うのですが, 本書はエッセンスを抜き出した感じになっていて,おもしろさに欠けるように感じました.^^;; マネジメントや経営の言葉は,どうしても抽象的になるので,できるだけ,さまざまなストーリーを提示しながら語らないと,フワフワした感じになってしまうのです. 確かに,ハンディなので,チェックリスト的に携えるのにはいいかもしれませんが, ドラッカー一冊目として読むには適さない本だと思います.是非,「プロフェッショナルの条件」などから入りましょう.
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『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』 ・読むモチベーションを維持できない…ところどころ引っかかる(気になる、なるほどって思う)けど、全体を通して入ってこない ----- ・マネジメント=挑戦であり仕事であること ・P9 マネジメントの3つの役割 ・P19 生産性に影響...
『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』 ・読むモチベーションを維持できない…ところどころ引っかかる(気になる、なるほどって思う)けど、全体を通して入ってこない ----- ・マネジメント=挑戦であり仕事であること ・P9 マネジメントの3つの役割 ・P19 生産性に影響を与える要因 ・P22 われわれの事業は何か。心あるサービス ・P36 バランス、優先順位、実行 ・P40 責任をもって意思決定を行う ・P46 予算から支払いを受ける ・P49 六つの規律 ・P57 仕事と労働は違う。仕事が生産的に行われて、人が生き生きと働くこと。仕事は均一に労働には多様性を ・P64 アメとムチによるマネジメントはもはや有効ではない ・P74 生産的な仕事、FB情報、継続学習 ・P79 権限と権力は違う。権限の放棄を要求するものではない →権限は適切に与えられているか?一度与えた権限を奪っていないか ・P128 マネージャーの役割:全体の成果を見る、今と未来の調和 マネージャーの仕事:目標設定、組織する、動機づけとコミュニケーション、評価測定、人材開発 マネージャーの資質:真摯さ ・P131 職務設計の間違い→当てはまってない?大丈夫? ・P145 組織の目的は、凡人をして非凡なことを行わせることにある、真摯さなくして組織なし→強みより弱みに目を向けない、何が正しいのかで見る、真摯さ、自らの仕事に高い基準を ・P150 意思決定の力点。コンセンサスは必要か。意思決定のプロセスをもう一度見直したい ・傾聴 ・家事活動 ・P221 ボトルネックはボトルのトップにある。組織化することが難しくもっとも組織することが必要な仕事 ・トップマネジメントとは、一人ではなくチームによる仕事である ・成長そのものを目標にするな ・マネジメントはいつも同じではない
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マネジメントの大家、ピーター・F・ドラッカー。 「いつかはその著作を読もう」と思いつつ、年月が経ってしまいました。 代表的な著作の中でも特に話題に上がるので、この『マネジメント』のエッセンシャル版を、読んでみることにしました。 企業や公的機関など、一定規模以上の活動を行うのに必要...
マネジメントの大家、ピーター・F・ドラッカー。 「いつかはその著作を読もう」と思いつつ、年月が経ってしまいました。 代表的な著作の中でも特に話題に上がるので、この『マネジメント』のエッセンシャル版を、読んでみることにしました。 企業や公的機関など、一定規模以上の活動を行うのに必要となる「組織」。 その組織を運営・管理するとはどういうことなのか、どのようなことに注意すべきなのか。 大きな構成として、「使命」「方法」「戦略」のパートに分けられ、マネジメントの基本と原則についてが書かれています。 全体を通じての感想になりますが、とにかく内容の濃い本だなというのが、第一印象です。 1ページを読むごとに、これまで自分の中でもやもやしていたことに光を与えてくれる、そんな本に久しぶりに出会えた気がします。 もちろん、読み手としての自分の事前知識が足らず、理解できない部分も多々あるのですが、現時点での自分にも、多くの示唆を与えてくれる内容でした。 膨大な書籍を読み込み、現実に起こったことに当てはめて、多くの思索を繰り返して、この本が書かれたのだなあと、想像しました。 今回はまず、全体を一通り読みましたが、一つ一つの章に書かれていることを精読する必要があるな、と感じました。 組織を率いる役割の人はもちろん、組織の中で自律的に生きていこうと考えている人は、読んでおくべき一冊だと思います。
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難しく、深く、全てを理解できたわけでは到底ないが、間違いなく血肉になる内容。今後自らの役割や状況により、読み返すと思う。
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少々読みづらかったかな…直訳すぎてスムーズに読み進めることが難しいです。 とはいえ、経営書のベストセラーですから必ず得るものがあるはずと思い、自分なりに工夫しながら読み進めました。 その方法は、「心にグッとくる」センテンスに線を引くこと(←鉛筆か消えるボールペンで)。 線をどん...
少々読みづらかったかな…直訳すぎてスムーズに読み進めることが難しいです。 とはいえ、経営書のベストセラーですから必ず得るものがあるはずと思い、自分なりに工夫しながら読み進めました。 その方法は、「心にグッとくる」センテンスに線を引くこと(←鉛筆か消えるボールペンで)。 線をどんどん引きながらとにかく読み進めます。 そして一通り読み終えたら、線を引いたセンテンスの絞り込みを行います。 内容が重複しているものや、長すぎる文などを中心に線を消していきました。 そして一定程度削除したら、残ったセンテンスを単語帳に書き写します(文章とともに掲載ページも書いておく)。 単語帳にすべて書き写したら、今の自分にとって重要と思える順にページを並べ替えます(トップ30を抜き出して、それを並べ替えるだけでもよいと思います)。 これで自分にとっての「マネジメント金言集」のできあがり。 時折この単語帳を眺めては、内容を再確認するために本書の掲載ページに立ち戻って再読すれば、ドラッカーの真意に少しずつでも近づけるのではないかと思います。 手間はかかりますが、数ページ読んでみて「自分には手が負えない」と思われた方は、こんな感じで読み進めてみてはいかがでしょうか。自分はそれなりに得るものがありました。 単語帳のページの並べ替えを1年あるいは数年ごとに行い、本書に触れる機会を定期的に作ってみるのもいいでしょう。 --------------------------- 以下、印象に残ったセンテンスを一部ですが紹介します。 <マネジャー、トップマネジメント関係> ・マネジャーを見分ける基準は命令する権限ではない。貢献する責任である(p125) ・強い者さえ、命令と指揮を必要とする。弱い者はなおのこと、責任という重荷に対して保護を必要とする。(p64) ・マネジメントは召し使いである。主人は、彼らがマネジメントする組織である。(p100) ・学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。(p130) ・マネジャーの第一の役割は、投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す生産体を創造することである。(p128) ・働く者に主体的に成果をあげさせることによって、マネジメントの権限を強化することができる。(p80) ・具体的な実行の手順が仕事として割り当てられ、責任として割り当てられないことには、決定はないに等しい(p155) ・成長は不連続である。成長のためには、ある段階で自らを変えなければならない。(p259) ・異なる見解を奨励しなければならない。同時に、見解を出す者に対し、その妥当性について徹底的に考えることを求めなければならない。(p152) ・何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者をマネジャーに任命してはならない。(p147) <組織、企業関係> ・組織の目的は、人の強みを生産的に結びつけ、人の弱みを中和することにある。(p80) ・組織とは、個としての人間の一人ひとりに対して、また社会を構成する一人ひとりの人間に対して、何らかの貢献を行わせ、自己実現させるための手段である。(p276) ・実際のところ、企業は業績に貢献しない活動を切り捨てることによって成長できる。(p261) ・全員の目を仕事が要求するものに向けさせる組織構造が必要である。(p138) ・企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。(p18) ・企業とは何かを決めるのは顧客である。(p16) ・利益は、企業や企業活動にとって、目的ではなく条件である。(p14) ・組織の焦点は、成果に合わせなければならない。問題ではなく、機会に合わせなければならない。(p145) ・成果とは長期のものである。成果とは打率である。(p145、146) ・組織改革は手軽に行ってはならない。これはいわば手術である。たとえ小さなものであっても、手術には危険が伴う。(p197) <その他> ・自らのアウトプットが他の者のインプットにならないかぎり、成果はあがらない。(p125) ・知りながら 害をなすな(p113) ・管理手段は、測定可能な事象のみならず、測定不能な事象に対しても適用されなければならない。(p167) ・マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。(p17) ・経済活動とは、現在の資源を未来に、すなわち不確実な期待に賭けることである。(p28)
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「もしドラ」でお馴染みの、ドラッガーの「マネジメント」。経営学者であるP.F.ドラッガーが記した組織マネジメントのバイブル的作品。エッセンシャル版なので、「マネジメント」のいいところを手っ取り早く、かいつまんで読むことができます。ただ、組織マネジメントは奥が深く、なかなか理解が深...
「もしドラ」でお馴染みの、ドラッガーの「マネジメント」。経営学者であるP.F.ドラッガーが記した組織マネジメントのバイブル的作品。エッセンシャル版なので、「マネジメント」のいいところを手っ取り早く、かいつまんで読むことができます。ただ、組織マネジメントは奥が深く、なかなか理解が深まりません。本書で興味が沸いた方は、上・中・下巻からなる原本にて、更なる探求をお薦めします。
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訳が所々読みづらいためか、自分の理解力不足のためかちょくちょく理解できないところはあったものの、一つ言えるのはISO9001や14001といったマネジメントシステムの規格書に書かれていることとかなり類似性があるということ。両方を突き合わせながら読むと、基本理念(本書)と実務(規格...
訳が所々読みづらいためか、自分の理解力不足のためかちょくちょく理解できないところはあったものの、一つ言えるのはISO9001や14001といったマネジメントシステムの規格書に書かれていることとかなり類似性があるということ。両方を突き合わせながら読むと、基本理念(本書)と実務(規格書)の両面から理解していけると思う(ちょっと面倒だけど)。
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企業とは何か、事業とは何か等、ビジネスの本質をうまく捉えた本。ドラッカー本人は認めたがらないけど、彼は物事の本質をうまく捉える、所謂「哲学者」だと思った。
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