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枕草子 の商品レビュー

3.7

50件のお客様レビュー

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2012/12/17

面白かったです。 清少納言のサバつき具合がいいですねー。 オトメなところもありつつ、ガンガン毒を吐いてます。 五月蠅いガキとそれをほったらかしにする親は、どんな時代もむかつくものですな。 12.12.14

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2013/11/21

いとをかし。美しい日本を感じます。 読みやすい現代語訳と原文、解説がセットになっていて、スイスイ読み進めることができます。入門には"ビギナーズ・クラシックス"シリーズは助かるなと思いました。 読み始めてからだいぶ時間が経っているから、前半の記憶が曖昧だけ...

いとをかし。美しい日本を感じます。 読みやすい現代語訳と原文、解説がセットになっていて、スイスイ読み進めることができます。入門には"ビギナーズ・クラシックス"シリーズは助かるなと思いました。 読み始めてからだいぶ時間が経っているから、前半の記憶が曖昧だけど…… 私のお気に入りの段は138段「ヤマブキの花びら‐殿などおはしまさで後」→中宮定子さまの清少納言への信頼とか、2人の間の友情の深さとかが感じられました。 あと「世の中で一番嫌なのは」はすごく共感!1000年前と人間の考えることって変わっていないな〜と思いました。 「うた恋い」(漫画)を読んでいたので、清少納言の周りのことが少しわかっていて、枕草子に登場する人物や小話が理解できました。

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2012/08/04

清少納言の日常の思いが連なった作品、「枕草子」 本書はその有名部分や、比較的共感しやすいところを掻い摘んで、説明文と現代語訳を読みながら枕草子に触れられる本。 「大きにてよきもの 家。」って書いてあるのを読んだ時は思わず笑った。清少納言さんも意外と現金なのね。 古典は学生時代...

清少納言の日常の思いが連なった作品、「枕草子」 本書はその有名部分や、比較的共感しやすいところを掻い摘んで、説明文と現代語訳を読みながら枕草子に触れられる本。 「大きにてよきもの 家。」って書いてあるのを読んだ時は思わず笑った。清少納言さんも意外と現金なのね。 古典は学生時代、苦手科目だったので、10年も経ってこうして枕草子という本を手に取ると、感慨深いものです。

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2012/03/18

枕草子の現代語訳と本文が載っている本。 すらすら読める現代語訳とそのあとに本文が載っているので、響きも楽しめる。 解説も少々。 枕草子すべてではないけど、たくさんの話が載っていて面白いです。 ビギナーズとあるように、現代語訳をよみつつ、古典の響きも楽しみたい人へ。

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2011/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHK TV Jブンガクの2009年6月に紹介がありました。 11世紀の日本文学の代表作。 「春はあけぼの、やうやうしろくなりゆく山ぎは」 日本語よりも、英語の方が内容が分かるかもいしれません。 英語では、The Pillow Bookという名称で、直訳っぽい気もします。

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2019/06/01

古文の言い回しを見る前に、現代文で説明してあるので、拒否反応が和らぐのかもしれませんね。古文に馴染みが無くても読める本です。昔の文化で解りにくいものは絵で補ってあったりする点も初心者にはお勧めです。

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2011/09/26

清少納言の情緒溢れる文体が素敵でした。昔の人も感じる事は同じなんだなぁと思いました。明るく輝かしい定子時代が書かれている一方、不幸な出来事については触れていない。その分、この作品が際立って見えるし、清少納言のカリスマ性が光っていて良いなぁとしみじみ思いました。

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2011/04/12

古典だけれど、エッセイ集として読むとめちゃくちゃ面白いです。 清少納言の素直な感性や、鋭い観察眼など、現代にも通じている部分が多くて思わずうなずいてしまったり。

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2011/03/01

随筆というより批評文 わかる!と思うことや、今の感覚では驚くことが軽快な論調でかかれていて読みやすい^^ 清少納言は文が少し読みにくいけど 訳のおかげですいすいよめる

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2011/04/04

「これから『枕草子』に親しもうという方のための入門書である」というのが編者である坂口由美子さんの言葉。同じ角川ソフィア文庫の『枕草子―付現代語訳 (上巻・下巻) 』を典拠としている。全部で300を越える章段の中から78段を選び出し、現代語訳と本文、そして丁寧な寸評が付けられている...

「これから『枕草子』に親しもうという方のための入門書である」というのが編者である坂口由美子さんの言葉。同じ角川ソフィア文庫の『枕草子―付現代語訳 (上巻・下巻) 』を典拠としている。全部で300を越える章段の中から78段を選び出し、現代語訳と本文、そして丁寧な寸評が付けられている。 歴史的仮名遣いの原文と現代語訳は総振り仮名付き、解釈文にも固有名詞を中心に振り仮名が付けてあるので、古典初心者でも安心。さらに「寸評」と称される解説部分が優れていて、著者である坂口由美子さんの熱心さが伝わってくるし、挿画や図説も充実しているので分かりやすい。 また、巻末の解説ページでは『枕草子』の概要に続いて『枕草子』の楽しみ方が書かれているのだが、ここも絶対におすすめ。『枕草子』に限らず、古典の楽しみ方や理解の手順と深め方について詳しく書かれているので、最高の入門書だといえる! 注釈的な現代語訳が一部にみられるが、これも入門書としては仕方のないところだし、全体的には申し分のない仕上がりだと思う。学校で教える古文にも、本書のようなアプローチの方法が試されても良いんじゃないかと思う。そして、古典文学に親しむ人が増えれば、「好きなジャンルは日本古典文学」と言っても、珍しいものに出会ったときのような「へえ~」というリアクションが減るんじゃなかろうか?

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