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「死ぬ瞬間」と死後の生 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2023/10/27

精神科医が多くの死を看取り、自らは肉体離脱を体験?している。 「死」の意味、「死後の世界」のことが書かれている。 引き込まれるように読む。 自分の身近で体験した「死」がまだ消化できずにいたが 先日読んだ『歎異抄』の阿弥陀仏の本願...完全な愛... と重なるように感じた瞬間もあっ...

精神科医が多くの死を看取り、自らは肉体離脱を体験?している。 「死」の意味、「死後の世界」のことが書かれている。 引き込まれるように読む。 自分の身近で体験した「死」がまだ消化できずにいたが 先日読んだ『歎異抄』の阿弥陀仏の本願...完全な愛... と重なるように感じた瞬間もあった。 死を目前にした人(患者)からのメッセージ... この意味を知ること、知って自分に何ができるか?どうすればいいのか?? そんなことを読みながら考える。 そして頭で考えるな(知)! 直感正しい!その道は険しいけれど...にも納得する。 愛、自分を癒せ、大事にしろ!そして愛... なんかすごい本...

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2019/07/30

某所読書会課題図書.象徴言語に関する対象に精神病患者、幼児、末期患者を挙げており、有益な情報が得られる由.臨死体験者の証言を元に様々な知見を導き出している努力は凄いと感じた.やり残した仕事を遂行してもらうためのサポートが重要だと思う.死に対する考えが未熟だなと痛感した.

Posted byブクログ

2018/10/17

"この本は、キューブラー・ロスさんの講演を編集したもの。「死」を見つめることで、生を考えている。死に直面した子供との話は、死とは何かについて考えさせられる。子供は死を迎えることを意識しているし理解もしている。しかし、子供の表現力には限界があり、その子が何を気にしているの...

"この本は、キューブラー・ロスさんの講演を編集したもの。「死」を見つめることで、生を考えている。死に直面した子供との話は、死とは何かについて考えさせられる。子供は死を迎えることを意識しているし理解もしている。しかし、子供の表現力には限界があり、その子が何を気にしているのか親は気がついてあげられない場合もある。キューブラー博士は、子供が描く絵から死を前にやり遂げたいと思っていることを聞き出す。 日本では世界的に見ても希な宗教を意識していない生活をしている人が多い。宗教が死への足かせともなりうるということがあるエピソードには驚いた。 今回の本には、臨死体験にもふれている。永遠の謎である死後の世界、その一端ものぞける。"

Posted byブクログ

2017/06/19

丁度、この本を読んでいる最中に件の天災は起こった。 否認 自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。 怒り なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。 取引 なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心...

丁度、この本を読んでいる最中に件の天災は起こった。 否認 自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。 怒り なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。 取引 なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心理状態である。 抑うつ なにもできなくなる段階である。 受容 最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階である。 ~wikiより引用 天災などによる死は、このような過程を辿れる余裕がないからこそ、より残酷性が増すのかもと思った次第。 ところで、甚だ不謹慎ではあるが… 相撲の八百長や、大学入試のカンニング事件や、前原さんを糾弾する人々は一体何処にいったのだろうか… 例の受験生を追って山形の母親を取材していた記者達は、そのまま仙台に移動したのだろうか… そう言えば、阪神大震災の時にも多くの人が「私達が欲しい情報は"今現在、何処に、何が在る"なんです!」と訴えていたのを思い出した。 にも関らず、今回もTVでは… 今回の地震のメカニズムや原子炉の構造を解説することに多くの時間が割かれている(私達素人にそんなことを判り易く説明して、一体何の役に立つのだろうか…) さらには… 日々明らかになっていく惨状や死者行方不明者数が、私達をどんなに陰鬱にさせているのか… とにかく… 歴史や過ち、天災は何度も繰り返される。 しかし、死は一度しかやってこない。

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2017/03/09

知識は役に立つがそれだけでは誰も救うことはできない。治療の見込みがないと思われていた分裂病患者たちの94パーセントを退院させることができたという記述に目を見張った。わたしはキューブラーロスさんの言葉ひとつひとつに、身体を揺さぶられる。わたしは愛を与える力が少ないのではないか、これ...

知識は役に立つがそれだけでは誰も救うことはできない。治療の見込みがないと思われていた分裂病患者たちの94パーセントを退院させることができたという記述に目を見張った。わたしはキューブラーロスさんの言葉ひとつひとつに、身体を揺さぶられる。わたしは愛を与える力が少ないのではないか、これはどういうことだろう、人として生きていくにはやはり、、、などと考えてしまう。 まず、自分の肉体、感情、知性、霊的、その四つの調和が必要だという記述には、当然と思う反面、では調和がとれているかというと、うーむと唸ってしまう。 その四つが調和を保つためにはどうしたら良いのか?それは、自分の存在を受け入れ愛する、自然な感情に蓋をせず表に出して人と分かち合う、そして人を無条件に愛する、ということ。 この先の自分を支えていく考えに触れた。読んで良かった。

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2014/11/04

条件つきの愛が人生を台無しにすることがいかに多いか。 喪失体験が足りないと、giveがベースの愛情は育ちづらいのかもしれない。 しかし、godnessにしっくりくる訳語ってないね。

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2014/02/20

著者の生い立ち、体験から語られる講演集。精一杯生きることの大切さを謳う。訓練で幽体離脱ができるとは驚き。14.2.20

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2013/12/29

このような研究が相当以前から専門家によってなされていたことを知らなかった。 人生において、肉親や親しい人の死に直面することはかならずあるが、病気のようにうっくりと死を迎える人に相対するときには、本書の内容は非常に有用であると思う。 死は生の完成形を迎えるための最終過程であると著者...

このような研究が相当以前から専門家によってなされていたことを知らなかった。 人生において、肉親や親しい人の死に直面することはかならずあるが、病気のようにうっくりと死を迎える人に相対するときには、本書の内容は非常に有用であると思う。 死は生の完成形を迎えるための最終過程であると著者は説く。そうであれば恐れるものではないだろう。死に対する恐怖心は本能的なものなのかもしれないけれど、克服できれば、人生の過ごし方も違ったものになるのではないかと思う。

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2013/09/19

Death is of Vital Importance ― http://www.chuko.co.jp/bunko/2001/06/203843.html

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2014/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人生のただひとつの目的は、精神的に成長するということです。あなたが完璧になると、誰かがちょっと洗濯機に投げ込んでみようとするのです。そして人生という洗濯機に投げ込まれたとき、あなたが壊れて出てくるかそれともみがかれて出てくるかは、ほかの誰でもない、あなた次第なのです。 最初に課題をあたえられたときにちゃんとやらないと、必ずまた課題をあたえられます。しかも、前より難しいものを。  キューブラー・ロスがそうだったように、誰もが子どもの頃やり残した課題を一生かけてやるのかもしれない。

Posted byブクログ