沈黙の春 の商品レビュー
今の時代、環境破壊や環境問題など、自然環境について色々騒がれていますが、この本を読むと本当に地球の今について考えさせられます。このような問題が約半世紀も前にあったことにも驚きました。地球は人類が生まれてから、どんどん環境が悪くなっていき、生態がおかしくなっているという事実にも納...
今の時代、環境破壊や環境問題など、自然環境について色々騒がれていますが、この本を読むと本当に地球の今について考えさせられます。このような問題が約半世紀も前にあったことにも驚きました。地球は人類が生まれてから、どんどん環境が悪くなっていき、生態がおかしくなっているという事実にも納得できます。そのためにも私たちは、地球環境を少しでも守る努力をしていき、これ以上地球を傷めないようにしたらいいと思います。
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今までこれを知らないで生きてきたことにショックを受けた1冊です。 物の見方、生き方が変わりました。 世界的に衝撃を与えた本だそうですが、納得です。 難しい単語や細かい数値など、どうでもいい箇所は飛ばし読みをしましたが とても役に立った本です。 いつか沈黙の春が来るのか、しか...
今までこれを知らないで生きてきたことにショックを受けた1冊です。 物の見方、生き方が変わりました。 世界的に衝撃を与えた本だそうですが、納得です。 難しい単語や細かい数値など、どうでもいい箇所は飛ばし読みをしましたが とても役に立った本です。 いつか沈黙の春が来るのか、しかしその時人間は地球上にはいないですね。
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新年なので環境問題系の本でもひとつ・・・ DDTや様々な科学薬品によって病んでゆく生態系。 それにいち早く警鐘を鳴らし、...
新年なので環境問題系の本でもひとつ・・・ DDTや様々な科学薬品によって病んでゆく生態系。 それにいち早く警鐘を鳴らし、時の大統領ケネディに殺虫剤調査を決断させた本がコレです。 環境ホルモンというものを初めて世間に気づかせたともいえるこの本が刊行されたのは、 今から45年以上前。 農薬全盛期でした。 この功績ってとても大きいのでは。 このままいけば花は枯れ、鳥も歌わない春がくる、と警告しているわけです。 カーソンの思うことをもっと端的に知るには「センス・オブ・ワンダー」がオススメーー。 専門化が進む今、大切なのは全体に気づくこと。 まずはそこからーというカンジです。
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化学薬品の大切さを知った。40年前のベストセラーだけあって時代背景等が本当にわかる。 うーん。どの時代も同じこと考えてるんだな・・・しかもなかなか解決しないし。 読むには時間がかかります。つまらないと思うか・思わないかは自分次第。
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未来を見る目を失い、現実に先んずるすべを忘れた人間。そのゆきつく先は、自然の破壊だ。(シュヴァイツァーの言葉) 『沈黙の春』──自然破壊に警告を発した、この先駆書は'62年に発表され、その後の全世界に大きな影響を与えた。 クロールデン、ディルドリン、アルドリン、DDT...
未来を見る目を失い、現実に先んずるすべを忘れた人間。そのゆきつく先は、自然の破壊だ。(シュヴァイツァーの言葉) 『沈黙の春』──自然破壊に警告を発した、この先駆書は'62年に発表され、その後の全世界に大きな影響を与えた。 クロールデン、ディルドリン、アルドリン、DDTなどなど・・・これらの殺虫剤および農薬による生態系の破壊や、ヒトの健康被害(ときには、死をもたらす)を激しく糾弾した、R・カーソンの渾身の一作品。これは、薬学生とか環境衛生学を専攻する方には、ぜひ読んでいただきたいですね!とくに薬学生諸君。有機リン系殺虫剤(パラチオンとか)、ここ、国家試験範囲ですよ!(笑 この本の内容は、化学薬品が、たとえ小指の先の量にも満たない何ppmとかミクロ単位であっても、生態系やヒトに致死的破壊をもたらすこと、政府と薬品会社がなんの根拠も無く「無毒性量」をうたってヒトに薬品を使用させるよう仕向けていること(げに怖ろしきかな資本主義)などなど、化学&科学&生化学上での問題点から社会&政治的問題点にまでひろく言及しています。 のみならず、カーソン女史の独自の解決策〜殺虫には薬品でなく“天敵”を導入せよ〜まで提唱しています。 生物学者としての知識と。長年研究にたずさわってきた膨大なデータをフル活用した、含蓄深い一書です・ しかし、現在、わが国の大学で使用されている環境衛生学系の教科書の「殺虫剤・農薬」の頁は、この『沈黙の春』を手本にしているとしか思えないな。 それ位、今なお世界に大きな影響を与えている本なのでしょうね。
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環境汚染を世にしらしめた一冊。日常的に使用されている殺虫剤等がどれほど環境に影響を与えてしまっているのか、改めて事例をもって示されるととても衝撃的でした。 自然に手を加えて環境を変えていく行為は人間が誕生したときから始まっていて、これはいわば運命なのかもしれないけれど、環境...
環境汚染を世にしらしめた一冊。日常的に使用されている殺虫剤等がどれほど環境に影響を与えてしまっているのか、改めて事例をもって示されるととても衝撃的でした。 自然に手を加えて環境を変えていく行為は人間が誕生したときから始まっていて、これはいわば運命なのかもしれないけれど、環境を守りながらいかに生活していくかを考えていかない限り人類が歩く道はバベルの塔そのものなんじゃないだろうか。
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これは、昔の農薬についての危機について レイチェルカーソンが訴えたものですが、 今の温暖化の地球にも当てはまる事が多いです。 一生に一回は読むべき本です。
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ノンフィクションものって、 判断材料をもたないいち読者にとっては、ファンタジィとして読むしかないんだな。 面白かった。
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地球上の生物の多様性は、それだけで宝であると、 この本を紹介してくださった先生は、言った。 環境に毒をまけば、その多様性を壊すのみならず、 それはめぐりめぐって、私たち人間の体内に蓄積される。 とても怖い、現実の世界を知った。 ------------------------...
地球上の生物の多様性は、それだけで宝であると、 この本を紹介してくださった先生は、言った。 環境に毒をまけば、その多様性を壊すのみならず、 それはめぐりめぐって、私たち人間の体内に蓄積される。 とても怖い、現実の世界を知った。 ------------------------------ 半分読んだ。残りは本を購入して読みたい。 薬によって、人が病気にかからなくなり、また、 薬によって、人が病気にかかることも知った。
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化学薬品の恐ろしさを残酷に描いた本。 今はこの60年代よりは規制や実験は厳しくなっているとは思いますが、やはり無知のまま使うというのは恐ろしいものです。また、最後から2章目にあったように国、または研究機関のために認可すべきでない薬品を一般市民が簡単に手に入れられる形で供給している...
化学薬品の恐ろしさを残酷に描いた本。 今はこの60年代よりは規制や実験は厳しくなっているとは思いますが、やはり無知のまま使うというのは恐ろしいものです。また、最後から2章目にあったように国、または研究機関のために認可すべきでない薬品を一般市民が簡単に手に入れられる形で供給している、この現実が一番恐ろしい。果たして、現在の化学薬品に対する人々の意識はどうなのだろうか。
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