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アジア迷走紀行 の商品レビュー

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アジアのさまざまな土…

アジアのさまざまな土地を歩いてきた著者が自らの旅を振り返ったのがこの本。

文庫OFF

2012/02/19

第1章の「変わりゆくバックパッカー」ということで著者の下川氏は自身が見聞き知っていたかつての日本人バックパッカーと本書で見られるようなバンコクカオサンに集まる現代(本書が出版された2000年当時)の日本人バックパッカーの違いについて述べていますが、バックパッカーの変貌、すなわち貧...

第1章の「変わりゆくバックパッカー」ということで著者の下川氏は自身が見聞き知っていたかつての日本人バックパッカーと本書で見られるようなバンコクカオサンに集まる現代(本書が出版された2000年当時)の日本人バックパッカーの違いについて述べていますが、バックパッカーの変貌、すなわち貧乏一人旅スタイルの時代の変化を興味深く読めました。バンコク中華街ヤワラーのジュライホテル全盛時代やマレーシアホテル周辺が若者たちの安宿街として有名だった時代が懐かしく感じられます。 自分はその時代のバンコクにいたわけではないですが、今後のバンコク滞在ではかつての日本人若者たちの足跡を訪ねたいです。 私自身は32歳で最初で最後(?)のカオサンでのゆるい日々を当時の大学生たちと過ごせたのですが、やがてそれも歴史になるかと思うと感慨深いものがあります。

Posted byブクログ