誘拐症候群 の商品レビュー

貫井徳郎(著者)

2012/05/25

三部作の真ん中の巻にあたる今作も前回に引き続き、ぐんぐん話に引き込まれ、一気に読み終えてしまいました。

世の中の悪を覆面捜査官たちが超法的な手段を使い、懲らしめていくというまるで時代劇の様な設定がたまりません。

2012/05/21

托鉢僧の武藤が前作で気になるキャラだったので、
今作で彼がメインだったのがまず気に入った。

これまで読んだ警察ものとはまったく異なる、
ツッコミどころのある展開は前作同様否めないが、
それはそれとして楽しめた。

この流れでいくと、次回は倉持がメインかも。
環氏は謎が多い。

2012/05/14

なんかやっぱり、二時間ドラマみたいな感じ。つまらないて事はないが、微妙。環達のキャラで持ってる気がする

2012/04/10

面白いけどリアリティがない。インターネットで誘拐された子供の親がやっている日記にいとも簡単に辿り着けたり、メールが来た相手を電話帳で調べてすぐ居所が分かったり。ネットサイトといっても膨大な数があるわけで、作者は簡単に人の居所を突きとめられる情報網を持っているから、こういう描写でてくるのだと思う。

2012/04/07

文中に出てくるインターネット関係の記述の古さに時代を感じてしまうところがありましたが、初期のころなら、なるほどこういった犯罪も可能かと思わせる内容でした。
誘拐のアイデアについては、他の作者の作品でも見たことがある気がします。解決方法にシリーズならではの特徴がありましたね。
解説にもありますが 80 年代後半の某ドラマを思い出す感じもありました。

2012/03/31

いかにもありそうな、危機意識のないブログ中毒や、自称エリートなど、一作目よりリアリティーがあるように思えた。

2012/03/19

シリーズ1より面白かったです。顔も知らない人を巻き込む、ネット犯罪の恐ろしさと、卑怯さを感じました。今回は、托鉢僧・武藤がメイン。クールすぎる環自身の話はないのでしょうか？

2011/09/07

自分の好きな作風！

後味の悪さが味な感じで。

登場人物の何人かを軸とした話が小刻みに展開されるので読み進め易く、面白かったです

2011/08/15

人間の醜さ、汚さをピンポイントで押さえた作品だなと感じた。
人よりも上に立ちたいという思いが強すぎるが故の、ということも実際に起こり得そうで怖かった。

例のごとく、『慟哭』の衝撃には満たなかったということで星4つ∩^ω^∩*

2011/06/03

今回も面白かった。。
誰もが気軽にブログを書いている昨今。
個人情報は書かないように気をつけてはいるが。

かわいいわが子をみんなに見てもらいたい！という気持ちはわかるけど、どんな人が見てるかわからないのは怖いね。

今回も２つの事件が微妙にリンクしていくのだが。
ラスト、つらいなぁ。