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企業合併 の商品レビュー

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2013/08/26
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三井物産・三菱商事の戦後の復活を巡る主導権争い、新日鉄の成功と旧王子3社の断念という独禁法についての対照的結論とその後の鉄・紙業界の歴史、昭和39年当時の猛烈な海運業界の再編の嵐と商船三井の誕生まで。いま銀行・損保でそれに近い歴史が繰り返されているということが良く分かります。それにしても海運22社が6社に、そして3社に集約されていく歴史は圧倒的な迫力です。海外の合併、買収などの記述はあまり面白くありませんでしたが。

Posted byブクログ

2011/04/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 経営者の面子や旧財閥のしがらみ、行政の強引な介入などがからみ、経済合理性などどこかに吹っ飛んでしまうのが日本の企業合併だとすれば、資本家や投資家のあくなき欲望と、冷徹な資本の論理がぶつかり合うのが欧米のそれである。 経済の国際化がますます進むなかで、日本流のやり方がまったく通用しなくなっていることは、甘いエサをちらつかされながら、結局、欧米の投資家たちのカモにされた、日本のいくつかの元超大企業の例で明らかだろう。 [ 目次 ] 第1章 タバコとビスケット(RJRナビスコとLBO) 第2章 カウチ・ポテト(タイムとワーナーの合併) 第3章 遺伝子組み替え(スイス銀行の合併) 第4章 金看板争奪戦(三井物産、三菱商事大合同) 第5章 強制結婚(海運大再編) 第6章 戦艦大和と巡洋艦(新日鉄誕生と幻の「大」王子製紙) 第7章 日米の合併の違いと今後の行方 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ