ベスト・パートナーになるために の商品レビュー

ジョングレイ(著者),大島渚(訳者)

2016/05/19

男は、相手から必要とされることで存在価値を確認する。
女性は、愛され大切にされているという実感が欲しい。

男が話しを聞くのは、調停屋の本領を発揮するため。女が話をするのは、感情移入してもらいたいため。

男は調停屋になりたがっている。
女は教育委員長に成りたがっている。余計なおせっかい。

女の話しは解決策を教えてくれ、とはいっていない。ただ話を聞いてもらいたいだけ。

女性の話しを自分に対する文句だと思うのは間違い。話している内に気分がおさまり、感謝される。

相手の言葉を翻訳する。

男が沈黙するとおしゃべりが加速する。

相手のためにしたこと、の点数は男は事の大小で違うのに対して、女性はすべて同じ。
旅行は男は30点だと思うが、女性は1点。優しい態度も1点。
愛情のガス欠にならないように気をつける。女性が自分が愛されていると実感できる。

女の不満、と男の拒絶感、は心のインフルエンザ。
苛立っているときはインフルエンザにかかっているようなもの。

男は公平な点数、を理想と考える。女は無条件の愛を理想と考える。

女性が食事を用意するとき、食事内容ではなく、どんな感情で用意してくれたのか、、によって点数が変わる。

ジョンソン大統領の時代、黒人に公民権が与えられると各地で暴動が起こった。抑圧感が突然開放され、爆発した。

2016/05/03

どうすれば女性に愛を感じてもらえるか、良い関係が築けるかを知るために読みました。

女性が男性に望むことが分かっただけでなく、自分が女性にどのように扱われたいのか分かった点がよかったです。恋人に「こうしたら」というような子供扱いされることにすごく抵抗感を感じた覚えがあり、これが普通のことであると分かり、納得しました。

エッセンスとして男性は自分の能力や存在価値を認められたい傾向があり、行動に対する愛ある反応を喜ぶ。女性は感情移入（アドバイスよりもなぐさめを）を求めていることは、学びとして活かしていきたいです。

2016/09/12

ケンサンのスピ セミナーでいただきました。
ありがとうございます。

やっと読み終わった…

あんまり頭に入ってこなかった

感情的になる原因は、ほとんどご本人の過去にある

2016/04/17

20160401

・黙って相手の話を聞き、共感と相槌、労わりを相手に示すことが大事。意見、アドバイスは求められていない。相手がネガティヴな感情の時は特にそう。
ただし例外もあって、相手がポジティブな状態で本当に意見やアドバイスを求めている時は、真剣にそれらに対した答えを相手に提示してみるべきである。

・ストレスに対する男女別の対応
男→問題を解決することによってストレス解消する
女→問題を他者と共有することで解消する

自身のネガティヴな感情を表に出すことを女は決して悪いこととは考えず、むしろ相手に対する信頼と愛情の証とすら考えている。

・女性は男がストレスと戦っている時に内にこもる行動をとることが理解できない。自身と同じように悩を打ち明けて共有したいと考えているのだ。

・女性は愚痴を言い、ひたすらに喋ることでストレスが解消し、救われた気持ちにすらなる。
この時大事なのは相手の話を100%全力で聞き、かつその姿勢を相手に伝えることである。
すこしでも気を抜いて聞いていたら相手は失望し、自身の話をちゃんと聞いてくれないのか、という気持ちに陥る。

・男は些細な心配りが1点、高額なプレゼントやビッグサプライズを30点として相手は受け取っていると考えがちだが、女性にとっては全て同じ1点であり、普段の細やかな気配りこそがいかに大事か、ということである。
ただ、全ての男は初めはこれらの気配りができていたのだが、彼女の心が自自身に傾いたと知るととたんにこれらを放置してしまう習性がある。

・愛を育む些細だが有効な事事
なるだけ聞く、そして質問もする
その日の出来事を聞く
意見、コメントではなく、同情と理解
特別な出来事の時はささやかでも構わない、プレゼントをする
デートの予定はあらかじめ立てておく
常に褒める、ファッションや内面、センス
彼女が悪い感情を抱えた時はその感情をないがしろにせず、なるたけ理解し、尊重する
遅れる時は必ず連絡する
話を聞くときは100%の意思と態度を相手に向けて聞く
性的なセンスを感じない愛情ある抱擁も大事だ
まめさ

・女性のyesはyesではない
彼女が本当に求めているものを探らなければ、そのyesは妥協であったり、まぁしょうがないね、といった程度のニュアンスのものであったりするのである

・恋愛は感情を揺さぶるものであり、感情的に不安定になるのはよくあること。これを知らなければ勢いでその関係が破綻することもありえる。
これまで抑圧してきた感覚が解放されるがゆえに起こる結果とも言える。

・90:10の法則
現在の彼女が起こす行動による自身の影響は10%程度であり、その大半、90%は過去の経験に伴う感情や意識の投影である、ということ。
例えば相手が少し不遜な対応をしたとして、ほんらいであればスルーできるものを90の過去の影響で大袈裟に捉えてしまい、トラブルになるのである。

・なんの障害もなく愛し合える時期はいずれ必ず過ぎる。その時互いは幻滅を感じるだろう。
相手が何を必要としているか認識し、それを自ら拾って、自分から働きかける努力が必要となる。

・相手はあくまでも異星人であり、恋愛の感情は春夏秋冬めぐり辛い時も楽しい時もある、と認識すること。

・新しいことを習得するには300回の反復が必要。人間はすぐ忘れるのだ。

2016/03/08

男女の考え方の違いについてエッセンスを詰め込んだ本。
お国の違いなのかところどころ誇張された表現なのでは？と思うところもあったが、
男女の違いについて改めて考えることの出来る内容だったことは間違いない。

2016/03/05

男は火星人で女は金星人。これは頷ける。ただ全体を通して男目線(男の著者)で書かれた本だなと思った。アプローチリストは女に対する皮肉？高飛車な女性像と、幼稚な僕をそっとしておいて、機嫌を損ねることなく褒めて感謝して、という感じ。実際の例も全然ピンとこなかった。残念。

2015/10/18

パートナーシップの本の中ではよくできた本なのではないでしょうか。男女間のズレや性格には、どのような意味があるのか、この本を読むと見えてきます。パートナーシップを円滑に築いて行きたいという人は必須本になると思う。

2015/09/16

男女の違い、性差の特徴について。
男は放っておいてほしいときがある。
女はただ話を聞いて受け止めてもらいたい。

2015/09/04

すぐパートナーと意見の衝突になってしまい、お互い激しくヒートアップして傷つけ合ってしまうループにハマって困っていたときに出会った本。

指摘されているポイントはどれも、確かにそうなんだろうなと納得できるものばかりで、ついに騙されたと思って藁にもすがる思いで実践してみることに。

そうしたら、見る見るうちに関係性が向上していき、今ではすっかり私のバイブル。

2015/08/23

男は女性が喜ぶとうれしい、男は女性が喜んでないと悲しい、男は自分が有能であり問題をうまく解決できたと感じたい、というようなことを、はじめて知ることができた。もっと早く知ることができれば、私の過去の恋愛はもっとうまくいったのかな？