本田宗一郎夢を力に の商品レビュー
あの本田技研の創業者の一冊。そういえばこの人の本は読んでなかったなぁと思ったんだけど、若い時に「私の履歴書」で公開されたエピソードはこれまで知らなかった豪放磊落な彼の姿が見られて非常に面白い。当然、その後も長生きされたので後のことも綴られている、この手の書籍としては少し面白い構成...
あの本田技研の創業者の一冊。そういえばこの人の本は読んでなかったなぁと思ったんだけど、若い時に「私の履歴書」で公開されたエピソードはこれまで知らなかった豪放磊落な彼の姿が見られて非常に面白い。当然、その後も長生きされたので後のことも綴られている、この手の書籍としては少し面白い構成になっている。でも仕事への厳しさも随所に垣間見えるからやはり一代で事を成す人の共通点としてはこういうところなのかなぁと感服。
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本田宗一郎氏の私の履歴書。その生き方、考え方はアップルのSteveJobs氏とそっくりだ。むろん、本田宗一郎氏が先なので、Jobs氏がホンダから学んだこともあったのではないか。 ・デザインにこだわり、自らデザインを考案した。白タンクに赤いエンジンのカブ、真紅のS360などは、宗...
本田宗一郎氏の私の履歴書。その生き方、考え方はアップルのSteveJobs氏とそっくりだ。むろん、本田宗一郎氏が先なので、Jobs氏がホンダから学んだこともあったのではないか。 ・デザインにこだわり、自らデザインを考案した。白タンクに赤いエンジンのカブ、真紅のS360などは、宗一郎氏のデザインだった。デザイナーが完成したクレイモデルを、宗一郎氏が気に入らず、カンナで削ってあわてさせたり、発売直前にデザインを変更させたりした。 ・大衆にアンケートをとって、製品化することを否定した。素人の大衆に意見を聞いても、その意表にでる製品は生まれない。アンケートをとるから、総花式の製品になるといった。 ・65歳で社長を退いた後は一切経営に携わらず、名誉相談役となった。同時に弟も退社させ、息子も会社に入れなかった。近親者がホンダに一人も残らなかったという。 ・1971年に社長退任後も、ホンダイズムが会社に定着した。 本田宗一郎は1906年生まれ~1991年、84歳で亡くなられた。1955年生まれのJobs氏が20代でアップルを創業したときには、宗一郎氏は65歳(1971年)で既に社長を退かれていた。Jobs氏はソニーの創業者、盛田氏らと親交が深かったそうだが、本田宗一郎氏が最もウマが合ったといわれるのが、同じくソニーの創業者、井深氏だ。 Jobs氏と本田宗一郎氏との接点もあったはずだ。
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当時、「一生懸命」が尊ばれたが、単なる一生懸命は何ら価値がない。否、誤った一生懸命は怠惰よりかえって悪い。一生懸命には「正しい理論に基づく」ことが欠くことを得ない前提条件である。人間の肉体労働力は20分の1馬力に過ぎない。
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本田宗一郎の魅力が十分に伝わる。自分を信じて、努力を惜しまないロマンチスト。それをサポートする実務家の藤沢武雄氏。一番感動したのは本当に親族を一切関与させなかったこと。誰でも子供はかわいいもので自分が作った会社に子供を入れたいと思う気持ちは自然だと思う。それをも自分の信念に妥協せ...
本田宗一郎の魅力が十分に伝わる。自分を信じて、努力を惜しまないロマンチスト。それをサポートする実務家の藤沢武雄氏。一番感動したのは本当に親族を一切関与させなかったこと。誰でも子供はかわいいもので自分が作った会社に子供を入れたいと思う気持ちは自然だと思う。それをも自分の信念に妥協せず突っ張り通したのはすごい。二人で同時にやめるくだりはホロッとさせられる。
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静岡県浜松市 鍛冶屋→自転車屋 盛岡出張 実地な勉強 溶接 鋳造 名人級 スポークspoke自転車などの車輪の軸と輪とを放射状につなぐ細い棒。輻(や) アート商会 芸者 浜名湖 カブ 輸入 ペイ ロサンゼルス ブリュッセル 現地採用 槍の名人 実を結んだ1%の成功 自由競争 猪...
静岡県浜松市 鍛冶屋→自転車屋 盛岡出張 実地な勉強 溶接 鋳造 名人級 スポークspoke自転車などの車輪の軸と輪とを放射状につなぐ細い棒。輻(や) アート商会 芸者 浜名湖 カブ 輸入 ペイ ロサンゼルス ブリュッセル 現地採用 槍の名人 実を結んだ1%の成功 自由競争 猪突猛進 F1 フォーミュラ=規則•規格 オヤジさん インカム 親密なパトロン アイルトン•セナ 大企業病 ベンチャー精神を維持 藤澤武夫=おじうえ ビジネスヒーロー 息を引きとってから到着したのではいかなる名医も藪医者に劣る タイム マネー プライド 耳学と経験の総合 ものを作ることの専門家がなぜシロウトの大衆にきかなければならないのだ ろうか?
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アートとクラフトの本田、アートとサイエンスの藤沢の組み合わせがあって、ホンダが躍進したのだろう。本田宗一郎の若かりし日の、半玉とのエピソードが面白い。
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本田総一郎の伝記みたいな感じ。 仕事に取り組む姿勢についてはとても参考になったが、ちょっと自慢入っている部分もある感じ。 ただ全体としては良い本。
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敬愛する本田宗一郎氏の半生が描かれた本。彼の経営者としての姿勢ではなく、考え方が好きですし、本質を非常についていると思う。藤澤氏との人間関係も素敵だと思う。
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仕事と車、そして人生、すべて一緒。遊ぶ時も寝る時も車輪は回っている。そして夢は飛行機、ロボットへ。家電業界総崩れの今、本田のおっさんに学ぶところは大きい
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殿堂入り。本田さん、藤澤さんの経営者、ビジネスマンとしての視点の高さ、長期でマーケット及び自社、社員を見つめることの重要さを改めて感じた。どうせ買うならこのようなDNAが流れるHONDAの車を買いたい。
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