シャーロットのおくりもの の商品レビュー
数年ぶりに読みました。こんな話だったんだと改めて。 ”友達がほしい”という純粋な気持ちを持つ一方始めはシャーロットの蜘蛛としての習性を受け入れることが出来なかったウィルバー。自分の友達に親切心のみで手を貸すように見えたものの、自分の一生を少しばかりでもましなものにしたいという思...
数年ぶりに読みました。こんな話だったんだと改めて。 ”友達がほしい”という純粋な気持ちを持つ一方始めはシャーロットの蜘蛛としての習性を受け入れることが出来なかったウィルバー。自分の友達に親切心のみで手を貸すように見えたものの、自分の一生を少しばかりでもましなものにしたいという思いからウィルバーに手を貸したシャーロット。 望まれるような純粋なる関係性とはまた違うものですが、この2人の友情は確かなものであったのではないのでしょうか。利害を含まない友情関係が美化され求められることが多いですが、このような思いから始まる友情もいいものですね。
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食べられそうになるブタを助けるクモの話 あるところにある豚が生まれましたが出来損ないだからと言ってお父さんが豚を殺そうとしてしまいます。 そこで子供が殺しちゃダメと言ってブタを飼うことになりました! もともと僕はブタを飼いたかったのですがこの本を読んでより一層ブタを飼いたくな...
食べられそうになるブタを助けるクモの話 あるところにある豚が生まれましたが出来損ないだからと言ってお父さんが豚を殺そうとしてしまいます。 そこで子供が殺しちゃダメと言ってブタを飼うことになりました! もともと僕はブタを飼いたかったのですがこの本を読んでより一層ブタを飼いたくなりました(マイクロブタを飼いたいが高いらしい)
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アメリカで初版が出版されたのが1952年、 それからずっと世界中で読み継がれているロングセラー。 友情、生きること、死ぬこと、 子どもの本だからと妥協せず、真正面から訴えてきます。 数々の美しい言葉で。 挿絵がまた素敵です。 「大草原の小さな家」「しろいうさぎとくろいうさぎ...
アメリカで初版が出版されたのが1952年、 それからずっと世界中で読み継がれているロングセラー。 友情、生きること、死ぬこと、 子どもの本だからと妥協せず、真正面から訴えてきます。 数々の美しい言葉で。 挿絵がまた素敵です。 「大草原の小さな家」「しろいうさぎとくろいうさぎ」 のイラストレーターですもの。 ちいさなシャーロットの 大きな行動に 心がふるえます。 どうかこれからも読み継がれますように ≪ 農場の 子ブタをすくう 奇跡とは ≫
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※このレビューにはネタバレを含みます
有名どころ、読んでみたくて借りた。 子ブタのウィルバーとクモのシャーロットは、農場の納屋でくらしている。 ウィルバーがハムにされないよう、シャーロットは「奇跡」を起こした! 『子ぶたのトリュフ』を読んだ後で、ブタ繋がりと緊急事態宣言のために気分がのらず、読むのに日数がかかった。 まず感じたのは、挿し絵がとてもすてきだということ。 ふるきよきタッチで、普遍的な児童文学の絵ってこういうのだよな、と思いました。 裏表紙のイラストがけっさく。(とても大切な場面のイラストだと知って、ますますおもしろい) 文章では、風景の描写が美しくてよいです。 登場人物について。 ウィルバーがなんともおばかでかわいい。 プーと同じカテゴリーなんじゃないでしょうか。 もちろんいちばんは、シャーロットです。 「ごきげんうるわしくていらっしゃる?」など上品で、でもときどきおもしろくて、聡明な女性というのはこういうひとのことだと思います。 シャーロットが起こした奇跡の理由も、納得できるものでした。 ネズミのテンプルトンが人間くさくて妙なリアリティーがあります。 あと人間側では、ファーンとエイヴリーがちょっと残念な感じ。 男性作家がファンタジーの中で女の子(ファーン)を成長させるには、こういう筋にするしかないのかなぁ、エイヴリーは発達障害系かな、とか、もやもやしました。 命や友情を考える本です。
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シャーロットのような、優しく、気品があり、賢い人になりたいと思う作品。 初めに表紙を見た際、シャーロットはこの表紙の女の子でこの子が色々な冒険に出かけると思っていた。 しかし、ところどっこい! この子豚ちゃんが主人公だった! 「じゃあシャーロットって誰なのよ?!」って話ですが...
シャーロットのような、優しく、気品があり、賢い人になりたいと思う作品。 初めに表紙を見た際、シャーロットはこの表紙の女の子でこの子が色々な冒険に出かけると思っていた。 しかし、ところどっこい! この子豚ちゃんが主人公だった! 「じゃあシャーロットって誰なのよ?!」って話ですが、読んでみてのお楽しみ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1952年初版(アメリカ)の、長く愛され続ける児童書。 「人生を変えた本と本屋さん」に紹介されていたので、図書館で借りて読んでみた。 動物が主人公のファンタジーなのだが、そこには読み手を納得させる生態学的なリアリティがある。 小さく生まれたため、すぐさま処分されてしまいそうだった子ブタのウィルバーは、ファーンという8歳の女の子に助けられるが、今度はクリスマスにベーコンにされる運命に!そこへ今度は賢いクモ、シャーロットが現れ、ウィルバーはたちまち奇跡のブタに⁉︎ 最初は牧場の納屋に入り浸りだったファーンの成長や、シャーロットの暖かい眼差しが物語の背景にそっと寄り添う。2019.9.3
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シャーロットのおくりものという題名と、表紙の女の子の絵で、この人間の女の子が主役なんだろうと思いがちだが、シャーロットはクモの名前、女の子が腕に抱いているブタを助けるお話。映画のベイブにちょっと似ている。
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シャーロットがクモであることに、驚いた。ウィルバーがとても愛らしく、ほっこりする、素敵なお話だった。
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「ぼくたち負け組クラブ」にて登場していたのと、映画も見た記憶があったので、読んでみました。色んな動物とクモのことが大好きになる作品。
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多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。 「いろいろなタイプの少し長い物語」としてあげられたなかの、「動物が人間のように口をきいたり、冒険をしたりする物語」として紹介。
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