猫ばっか の商品レビュー
猫はペットなんかじゃない。実用品、命の恩人ね、と言った友達。点滴の針をつけたまま逃亡し、猫探偵社の男が捜しても帰らなかったクロ。色気に欠ける茶トラにナルシストの白い猫……「あんたも生きているし、私も生きている」猫を猫以上のものとして愛さずにいられないあなたへ、心あたたまる究極の猫...
猫はペットなんかじゃない。実用品、命の恩人ね、と言った友達。点滴の針をつけたまま逃亡し、猫探偵社の男が捜しても帰らなかったクロ。色気に欠ける茶トラにナルシストの白い猫……「あんたも生きているし、私も生きている」猫を猫以上のものとして愛さずにいられないあなたへ、心あたたまる究極の猫の本、贈ります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本には赤い猫が住んでいる。 とても野放図な猫で、ページへかけた指へPeeとオシッコを引っ掛けてくるのだ。 思わずカッとなる。 パッと何処かへ消えた猫を追いかけていると、あんまりにカマッテないで、寂しく部屋の隅へおざなりにしていたことを思い出すのだ。 そんな不思議な魅力を持った本。 文庫本ではあるが、挿絵がとても凝っている。 お薦め。
Posted by
p18「人間を愛することに絶望した人間が、もの云わぬ小さな猫に、自分の全ての愛を狂気のごとく注ぐ。人は何かを愛さずには生きてゆけないのだ。何と猫はそれに丁度よい生き物であろうか。」 『100万回生きたねこ』を描いた著者の、猫の本。 猫の在る生活を書いた詩集?エッセイ?…絵本? ...
p18「人間を愛することに絶望した人間が、もの云わぬ小さな猫に、自分の全ての愛を狂気のごとく注ぐ。人は何かを愛さずには生きてゆけないのだ。何と猫はそれに丁度よい生き物であろうか。」 『100万回生きたねこ』を描いた著者の、猫の本。 猫の在る生活を書いた詩集?エッセイ?…絵本? しかし白猫は自分の美しさを知っている。白猫を飼っていた経験上、それはとてもよくわかる。 猫に関係する話。猫。
Posted by
谷川俊太郎さんの元奥方で、100万回生きたねこの作者 佐野洋子さんの本。当然だけど、絵が、「100万回…」のタッチでうれしい。
Posted by
- 1