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中国人との交渉術 の商品レビュー

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2016/12/04
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2000年に出版された本。 著者は中国の人で、日本国内の多くの企業を対象にコンサルティングや研修をおこなってきた経緯を持つ、 いわゆる日本通。 その後急激な技術革新と市場の大規模転換、 中国と周辺を取り巻くアジア地域の経済的発展、 日本の国際的地位の変化、 中国国内における若年層の意識の変化と世代間対立、 私営企業の躍進。 現在の実情には完全にはそぐわないだろう。 しかし、行動方針だとか傾向、注意点みたいなのを読んで、 自己理解というか、戒めというか、教訓にはなると思う。 日本人固すぎ、とか。 トラブルのあと外国のせいにしすぎ、とか。 外国人と接しなければ、言われないし変えないし。 どんな相手でも、習慣とか文化というか、考え方の枠が異なる人どうしで 共に何かを実行していくのであれば、 その差による違和感や意識の相違を埋めることは必要だし、 双方互いに柔軟な姿勢と思考で進めることも必要だ。ということで。 世代も入れ替わり、SNSを駆使する若者たちにとっては 中国人だ日本人だと防衛線をはる前にひとはひと、 みんなだいたい思うことやることは同じだ、 ということもあるかもしれないけど。 そんなうまいことはないな、と思う。

Posted byブクログ