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オウィディウス 変身物語(上) の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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ウェルギリウス、ホラ…

ウェルギリウス、ホラティウスと並びローマ3大詩人の一人オウィディウスの主作です。中世ヨーロッパの文学に影響を与えただけでなく(例:「狐物語」)、ルネサンス以降もヨーロッパの文学に大きな影響を与えた作品です。

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このオウディウスって…

このオウディウスって言う人はローマ時代に生きていた人です。ローマファンの私にはかなりの貴重な本でした。

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ウェルギリウス、ホラ…

ウェルギリウス、ホラティウスと並びローマ3大詩人の人オウィディウスの主作です。中世ヨーロッパの文学に影響を与えただけでなく(例:「狐物語」)、ルネサンス以降もヨーロッパの文学に大きな影響を与えた作品です。

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2024/08/22

ウェルギリウスとオウィディウスという二人のローマ詩人の存在は後のヨーロッパ文化に凄まじい影響を与えることになりました。まさにヨーロッパ芸術の源泉たる二人です。その二人の作品を読むことができてとても興味深い体験になりました。 これらを読めばヨーロッパの絵画や彫刻、文学と接した時に...

ウェルギリウスとオウィディウスという二人のローマ詩人の存在は後のヨーロッパ文化に凄まじい影響を与えることになりました。まさにヨーロッパ芸術の源泉たる二人です。その二人の作品を読むことができてとても興味深い体験になりました。 これらを読めばヨーロッパの絵画や彫刻、文学と接した時に「あ、これか!」となる機会が増えること間違いなしです。すでにわたしはそんな場面にどんどん遭遇しています。これは面白いです。 この記事ではそんな『変身物語』とベルニーニ、ドストエフスキーとのつながりもお話ししていきます。

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2023/09/13

2023/8/11読了 読めば読む程、ギリシャ神話は神(権力者)によるモラハラ、パワハラ、動物虐待(何かあるとすぐに動物を生贄にする)、近親相姦の横行する畜生道の如き世界だとしか、思われない。下民は、神に目を付けられたら“詰む”のである。

Posted byブクログ

2023/09/30

天才すぎるわ、オウィディウス。 彼の詩的センスや比喩的技法、描写、表現力、劇的で激しく展開する飽きのないストーリーテリングの力には驚嘆と尊敬に値するレベル。 多数の小話が連続して語られるこの形式にも舌を巻いた。 まず、正確で無駄のない情景描写力がすごすぎる。 ペルセウス対ビネウス...

天才すぎるわ、オウィディウス。 彼の詩的センスや比喩的技法、描写、表現力、劇的で激しく展開する飽きのないストーリーテリングの力には驚嘆と尊敬に値するレベル。 多数の小話が連続して語られるこの形式にも舌を巻いた。 まず、正確で無駄のない情景描写力がすごすぎる。 ペルセウス対ビネウス率いる軍隊の戦い描写は、まるでスピルバーグの『プライベートライアン』よろしく、激しさと生々しさに満ち溢れ臨場感マックス。 スプラッタや暴力、変身場面のグロテスクな表現も手抜かりなく貫き通す心持ちにも拍手。 随所にホラー、ロマンス、アクション、ミスリード、語り、悲劇、喜劇など高度な手腕によって紡がれる諸々の要素は分析の価値あり。 負けてらんねえなー。

Posted byブクログ

2014/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] <上> 古代ローマの天成の詩人オウィディウスが、ストーリーテラーとしての手腕を存分に発揮したこの作品には、「ナルキッソスとエコー」など変身を主要モチーフとする物語が大小あわせて250もふくまれている。 さながらそれはギリシア・ローマの神話と伝説の一大集成である。 ラテン語原典の語り口をみごとに移しえた散文訳。 <下> もの音ひとつしない静寂のなか、おぼろな靄に包まれた、嶮しい、暗い坂道を、ふたりはたどっていた。 もう地表に近づいているあたりだったが、妻の力が尽きはしないかと、オルペウスは心配になった。 そうなると、無性に見たくなる。 愛がそうさせたということになるが、とうとう、うしろを振りかえった。 と、たちまち…(「オルペウスとエウリュディケ」から)。 [ 目次 ] <上> 世界の始まり 人間の誕生 四つの時代 巨人族 リュカオン 大洪水 デウカリオンとピュラ ピュトン ダプネ イオ〔ほか〕 <下> アケロオスとヘラクレス ネッソスとデイアネイラ ヘラクレスと死の衣 リカス ヘラクレスの神化 アルクメネとガランティス ドリュオペとローティス イオラオスと若返りの恵み ビュブリスとカウノス イピネとイアンテ〔ほか〕 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2014/05/18

ギリシアの神々と英雄たちバンザイ!女神も情欲もよおして積極的でいい。花に木に鳥に河へと変わる物語。惜しげもない数々の物語に心躍る。ギリシア神話、『イリアス』『オデュッセイア』を読んでから読んだ方がいい。

Posted byブクログ

2013/12/30

モンテクリスト伯の中で、ピュラモスとティスベの話がちらりと出て、調べてみたらたどり着いた本。 誰が誰とどういう関係なのか、よくわからない。似た名前出てくるとお手上げ。 「えうほい!」

Posted byブクログ

2011/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直、言い回しとカタカナの名前が難しく感じられた。でも、聞いたことのあるお話もあったので嬉しく感じた。

Posted byブクログ