大空のサムライ の商品レビュー
分厚い本だが、文書は読みやすくて、内容もとても興味深い。ぐいぐい引き込まれた。 戦争とはあまりに壮絶。悲惨な現実に、絶句。
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図書館で借りて、読み始める。零戦のパイロットになってからの事だけでなく、子どもの頃から話が始まっており興味深い。ページ数はかなりあるが、様々なエピソードを交えながら話が進んで行くので非常に読みやすい。 数々の戦闘シーンが克明に記されていて、読み応え有り。とくに終戦間近の硫黄島で...
図書館で借りて、読み始める。零戦のパイロットになってからの事だけでなく、子どもの頃から話が始まっており興味深い。ページ数はかなりあるが、様々なエピソードを交えながら話が進んで行くので非常に読みやすい。 数々の戦闘シーンが克明に記されていて、読み応え有り。とくに終戦間近の硫黄島での戦いが印象に残った。
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やっと読めた。20年前からいつか読もうと思って長らく保留してた。大平洋戦争のはじめから終戦まで生き残ったエースパイロットの自伝。一人称で語られる戦争の実態が生々しい。暗くはない。生き方が前向きで良い。
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永遠のゼロのネタ本であることは間違いない。 日本人にして世界で有名なパイロットの名著。 当面は、この作品以上のパイロットのノンフィクションは出てくることはあるまい。 このゼロ戦パイロットが、凡人でない闘争心の塊であることが随所に見られる。 流石、あの劣勢の中、生き残っただけあり、...
永遠のゼロのネタ本であることは間違いない。 日本人にして世界で有名なパイロットの名著。 当面は、この作品以上のパイロットのノンフィクションは出てくることはあるまい。 このゼロ戦パイロットが、凡人でない闘争心の塊であることが随所に見られる。 流石、あの劣勢の中、生き残っただけあり、現代でいうところのアスリート並みのストイックな生活は、参考になる。でも、私には出来ないんだろうなぁ(笑) 若干、戦闘シーンが、分かり辛いため、星4
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我々には想像すらし得ない戦中の貴重な記録の一片です。 回顧録がこんなに鮮明な訳がない。 盛ったり創作してるんでしょ? 正直、読中そんなことを抱きながら読んでいました。 最後に『あとがきにかえて』に触れて、この人は確固たる信念を持って普通の人の何倍も深く広く物事に接して生きて...
我々には想像すらし得ない戦中の貴重な記録の一片です。 回顧録がこんなに鮮明な訳がない。 盛ったり創作してるんでしょ? 正直、読中そんなことを抱きながら読んでいました。 最後に『あとがきにかえて』に触れて、この人は確固たる信念を持って普通の人の何倍も深く広く物事に接して生きてきたのだと気付かされ、先の自分の浅はかさを恥じています。 自分をはじめ、毎日を目的もなくふわふわと送る人には耳に痛い締めとなることうけあいです。
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命懸けで闘った筆者の体験や精神状態、戦地の状況が克明に記録されており、本気で命懸けで闘うということはどういうことか教えられたような気がする。同時に、筆者の記憶力に驚かされるばかりである。すごい本だ。
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2011/1/18読了。 「わずか半世紀ほど前に日本は戦争をしていた。そこでは多くの若者の命が失われた。」 誰もが知っている"歴史"であるが、今の自分の年頃の青年が命がけで戦っていた、という事実を理解するのは全く簡単なことではない。 描かれている小説の様な出来...
2011/1/18読了。 「わずか半世紀ほど前に日本は戦争をしていた。そこでは多くの若者の命が失われた。」 誰もが知っている"歴史"であるが、今の自分の年頃の青年が命がけで戦っていた、という事実を理解するのは全く簡単なことではない。 描かれている小説の様な出来事が、全て現実に起こったことであるという事が驚きである。今戦争が起きたらどうなるか、そうなったら自分に何ができるのか、と自然と考えてしまう。 戦争を知らない世代は必読であろう。
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2000年に没した元・日本海軍のパイロット坂井三郎が戦後記した手記。 南太平洋の最前線、ラバウル、さらにその前衛ラエ基地で生き抜く若者たちの姿。 私たち、“戦争を知らない”世代は必読の一冊!
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太平洋戦争時のゼロ戦のエースパイロットの自伝です。 歩兵や戦争時の平民の人たちとはまた違う戦争観、命の価値観が興味深いです。 あとそれ以上に空戦時のエピソードに胸が熱くなります。 こればっかりは一読の価値ありです。
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同郷の海軍大尉の飛行艇が故郷の低空を旋回するのを農作業をしつつ仰ぎ、航空機搭乗員に憧れた少年は、日華事変、そして太平洋戦争へと突き進む時代の中で零式艦上戦闘機(零戦)と出会い、やがて撃墜王と呼ばれるようになった。 ガダルカナルや硫黄島上空でのグラマンF4Fワイルドキャットやダグ...
同郷の海軍大尉の飛行艇が故郷の低空を旋回するのを農作業をしつつ仰ぎ、航空機搭乗員に憧れた少年は、日華事変、そして太平洋戦争へと突き進む時代の中で零式艦上戦闘機(零戦)と出会い、やがて撃墜王と呼ばれるようになった。 ガダルカナルや硫黄島上空でのグラマンF4FワイルドキャットやダグラスSBDドーントレスとの空中戦。 その最中、“敵”として銃口を突きつけている、その相手は正しく“人間”なのだと思い知る瞬間がある。 紺碧の海に、密林の深遠に、雲の彼方に、目の前で散ってゆく多くの戦友たち。 去っていったものたちと、今こうして生きている自分との運命の開きの大きさを、どう考えたらよいのだろう――? 「戦争とはいいながら、君を殺してすまなかった」 第二次世界大戦中に日本海軍戦闘機パイロットであり、九六式艦戦、零戦で出撃200余回・撃墜64機を記録した坂井三郎氏の自伝。昭和28年に出版協同社より刊行された坂井三郎空戦記録 (英題SAMURAI)に加筆修正を行い昭和47年7月12日に光人社より刊行されたもの。
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