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マツタケの丸かじり の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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タイトルだけ見るとぜ…

タイトルだけ見るとぜいたくだが、中身は庶民の味方。幸せに満ちたホットケーキ、筍を火焙りの刑にする、カツカレー牛丼を食べてみたら、懐かしの缶詰などなど。

文庫OFF

2015/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

肌寒い秋の夜、カップ焼きそばの茹で汁をステンレスの流しに捨てるとき「ペコッ」て音がするあの寂寥感って、あれをエッセイにしちゃうんだ。及びもつかないよ。そう、最近のゴージャスなシュークリームって食べ始めるとオオゴトで、口の回りはクリームだらけ、粉砂糖はテーブルの上どころか膝の上にこぼれ落ち、手はベトベトで一刻も早く洗いたくなる。それでも食べたいんだ。もはや従来型のシンプルなのじゃモノ足りないんだ。ああ、みんながそう思ってるんだ。改めて気づかされる己れの心理描写に共感しつつ、此度も読了す。

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2014/11/10

敬愛なる里中先生から勧められた本。著者のように一つのことを豊かにかつ愛情深く書き上げられるようになりたい。

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2011/11/01

身近な食べ物から、そんなもん食べたことないものまで 「食」に関する東海林さだお氏のエッセイ。 とにかく、食べ物ひとつから展開される「擬人化」というか 「世界観」が心地よい。 この本を、電車で読む時は注意が必要です。 必ずニヤニヤするか、笑いを堪えなければならないから。

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2012/07/15

「マツタケの丸かじり」3 著者 東海林さだお 出版 文藝春秋 p202より引用 “さっきのおじさんも、怒ってばかりいないで、 たまには甘味処にも足をはこびなさい。” 漫画家でありエッセイストである著者による、 食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。 アイスクリームからマツタ...

「マツタケの丸かじり」3 著者 東海林さだお 出版 文藝春秋 p202より引用 “さっきのおじさんも、怒ってばかりいないで、 たまには甘味処にも足をはこびなさい。” 漫画家でありエッセイストである著者による、 食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。 アイスクリームからマツタケまで、 幅広い食べものについて楽しい語り口で書かれています。 上記の引用は、 お汁粉についての項の中の一文。 甘い者が嫌いな人に限らず、 自分が気分良く食べている時に、 近くの席で文句を言いながら食事をする人に、 外食をしていると出会う事があります。 いかにお金を払っていても、 食べ物に対する文句は頭の中にとどめておいて欲しいものです。 ーーーーー

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