恋の罪 の商品レビュー
狗飼さんの本なので期待して読んだのですが、ちょっと残念。 人を好きになんて自分だけを見てほしいというエゴの塊の主人公の物語。悲しく悲惨な終り方。 そういうことを描きたかったのかも知れないが、、、
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登場人物は主な3人だけ、舞台は山の中の一軒家からほとんど動かず、主人公・月美の独白で進められていく物語。 月美の愛は一般的な目から見ると偏執的で怖いのでしょうが、不思議と共感できました。それは私も恋をしている時に読んだからかなぁ……。 普通の人間が日常生活の中で正気を失うとすれば...
登場人物は主な3人だけ、舞台は山の中の一軒家からほとんど動かず、主人公・月美の独白で進められていく物語。 月美の愛は一般的な目から見ると偏執的で怖いのでしょうが、不思議と共感できました。それは私も恋をしている時に読んだからかなぁ……。 普通の人間が日常生活の中で正気を失うとすれば、それは恋をしている時だと思うのです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人を好きになって、自分だけのものにしたくなるとこうなっちゃうのかな。。 記憶喪失の兄が実は主人公の好きな人で 一緒にいたいために、さまざまな嘘で孤立した生活をするも、 綻びはじめて 最後には、、、って話。。 悲しいお話。
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・悲しい真実よりも、幸福な嘘を。 幸福な嘘にまみれて、一緒にいよう。 ・わたしが欲しかったのは、「絶対」だった。 ・触れ合うことのない二人でいるほうが、愛は長続きするのだと思ってた。 ・手を離してしまうようなものは、最初から必要じゃなかったってことだ。 ・言葉を信じるのは、とても...
・悲しい真実よりも、幸福な嘘を。 幸福な嘘にまみれて、一緒にいよう。 ・わたしが欲しかったのは、「絶対」だった。 ・触れ合うことのない二人でいるほうが、愛は長続きするのだと思ってた。 ・手を離してしまうようなものは、最初から必要じゃなかったってことだ。 ・言葉を信じるのは、とても勇気がいることだ。 ・恋の死。 それを経験するくらいなら、自分が死んじゃった方がましだと思った。 でもわたしが死んだあと、あなたが他の人を愛するなんて我慢できなかった。
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狗飼さんの本を読もうと思って掘り出していて一番上にあったので再読。 久しぶりに読んだら面白かった。 他の狗飼さんの小説に比べて少し現実感が無い感じと雰囲気がすごく好きです。 この人の作品はどれも読んでいて胸が痛い。 寂しくなります; 自分の余裕の無いときはこの人の作品は読めません...
狗飼さんの本を読もうと思って掘り出していて一番上にあったので再読。 久しぶりに読んだら面白かった。 他の狗飼さんの小説に比べて少し現実感が無い感じと雰囲気がすごく好きです。 この人の作品はどれも読んでいて胸が痛い。 寂しくなります; 自分の余裕の無いときはこの人の作品は読めませんね。
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人を愛することって素敵だけれど・・・ 人は狂うね どんなものにでも変わる力がある とてもよくわかります
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永遠の愛のために過去を作り変える月美。 少し怖い。でも読み進めずにいられない。 何が本当の愛情?本当の幸福の形? (2007.05メモ→2010.04ブクログ)
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泣きたいのに泣けない、それくらい切なくてどうすることもできなくて。 苦しくて、つらい。 でも、それだけじゃなくて。 この話、読んだことある気がする… たぶん高校生のときで、そのときはあんまりよくわからなかった。 今も私にはこういう愛し方はできないけど、それでも年を重ねた分だけ感...
泣きたいのに泣けない、それくらい切なくてどうすることもできなくて。 苦しくて、つらい。 でも、それだけじゃなくて。 この話、読んだことある気がする… たぶん高校生のときで、そのときはあんまりよくわからなかった。 今も私にはこういう愛し方はできないけど、それでも年を重ねた分だけ感じ方が変わってきてるのかもと実感です。 言葉のつむぎ方がすごく好きです。
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そばにいたいから兄妹になりすます? 兄妹は交わることができないとしても? 結ばれることよりそばにいることを選んだ女。 それが女の犯した恋の罪。
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こんなにあなたを愛しいと思う私、こんなに私に愛しいと思わせるあなた。罪を犯したのはどっちだろう?罰を受けるのはどっちだろう? 血が繋がってたって、ずっと一緒にはいられない。血が繋がってたって、あの人は私をおいていってしまったのにね。
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