ハワイイ紀行 完全版 の商品レビュー
南国の楽園、その素顔…
南国の楽園、その素顔を余すところなくレポートした本。読むと無性にハワイに行きたくなります。ワイハじゃなくて、ハワイね。
文庫OFF
それなりに楽しむこと…
それなりに楽しむことはできた本だと思う。
文庫OFF
おすすめ!
著者の眼、五感を追体験できる紀行文。観光客でも現地人でもない視点で語られる「ハワイイ」の姿。著者らしい、静かな意志が根底に流れる言葉の数々。今まで知らなかったハワイイを見られる、珠玉の一冊。
abtm
面白いです❗ ハワイイに行きたくなった‼️ (なぜ「ハワイ」ではなく「ハワイイ」なのか? 知りたい方はは本書をお読みください。)
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ハワイを題材として、人類、文化、歴史、植物、地理から、科学と宇宙にまで至る様々な考察に、非常に沢山の学びと刺激を得ることができた。内容的には間違いなく紀行文というより、文化人類学と自然科学に関する論文に近いものだった。
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★3.5ですか。 生態系から見たハワイイのお話です、そして人間も生態系の中の一つという見方に立ってます。当然と言えば当然ですけれども。 当方、それほどハワイイには思い入れもございませんが、こんな分厚い本が上梓されるほどの魅力があるのだということは否定しません。 確かに多くの人を狂...
★3.5ですか。 生態系から見たハワイイのお話です、そして人間も生態系の中の一つという見方に立ってます。当然と言えば当然ですけれども。 当方、それほどハワイイには思い入れもございませんが、こんな分厚い本が上梓されるほどの魅力があるのだということは否定しません。 確かに多くの人を狂わせる何かがあるな、と直感的に思います、この本読むと。
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日本人の海外旅行先として最も有名であろうハワイ。Hawaiiの綴りのとおりハワイイが発音どおり。西洋文明に接触する前の先住民、さらに人跡未踏の悠久に思いを馳せる紀行の傑作。 単なるガイドブックの枠を超えた壮大なスケールの作品。その土地に筆者がとことん惚れ込んだからこそ生まれた奇...
日本人の海外旅行先として最も有名であろうハワイ。Hawaiiの綴りのとおりハワイイが発音どおり。西洋文明に接触する前の先住民、さらに人跡未踏の悠久に思いを馳せる紀行の傑作。 単なるガイドブックの枠を超えた壮大なスケールの作品。その土地に筆者がとことん惚れ込んだからこそ生まれた奇跡の作品のように思える。 ハワイの先住民の文化、言語そしてハワイ諸島固有の動植物まで。実に奥深い文明批評としても味わい深い。 ほとんどの観光客はオアフ島ホノルルのみの訪問だろう。本書を読むと他の島も含め味わうのが本来のハワイイ紀行であることを痛感する。 旅、紀行、歴史に関する本は多かれど洞察力、スケール、本としての頁数、どれを取っても大きな一冊です。
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自身をイスロマニアと呼ぶ池澤さんの本だからおもしろくないわけがないと思って読み始め、いっしょに諸島をめぐったような気分で読了。そういえば「南鳥島特別航路」も大好きで繰り返し読んでいる。 ものの見方が示唆に富んでいる。もやもやと感じていながらどう言えばいいのか分からないことに言葉...
自身をイスロマニアと呼ぶ池澤さんの本だからおもしろくないわけがないと思って読み始め、いっしょに諸島をめぐったような気分で読了。そういえば「南鳥島特別航路」も大好きで繰り返し読んでいる。 ものの見方が示唆に富んでいる。もやもやと感じていながらどう言えばいいのか分からないことに言葉を与えてくれる。池澤さんの本ではそういう体験がとても多く、この本もそうでした。一部を切り取ることができず、ひたすら手で書き写すのが快感となる文章。押しつけがましさや教訓臭さのない文体で、思索に誘われる。難しい問題もあるのだけれど、それでも印象を一言で言えば「爽やか」。 文庫なので写真の小さいのが少し残念。単行本の方を買えばよかった。
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大陸から遥かに隔絶したこの太平洋の真ん中の島々に、ヒトはどのように移り住み、そして生きてきたのか。その歴史と文化を自然条件とともに見聞し考察する。 西洋の大航海時代まで外部との接触もなく、いわば閉鎖系の社会で生きてきたこの島の現在の有り様を知ることで、グローバルな時代に生きる我...
大陸から遥かに隔絶したこの太平洋の真ん中の島々に、ヒトはどのように移り住み、そして生きてきたのか。その歴史と文化を自然条件とともに見聞し考察する。 西洋の大航海時代まで外部との接触もなく、いわば閉鎖系の社会で生きてきたこの島の現在の有り様を知ることで、グローバルな時代に生きる我々が次に向かうべき世界のヒントを探る。 自然や歴史を俯瞰する鳥の目と、タロ芋作りからプランテーションや観光業への生業の変遷や、フラやサーフィンといったハワイ生まれの文化をつぶさに見る虫の目と、著者の好奇心と博識ぶりは相変わらずだ。 この島に吹き付ける貿易風と打ち寄せる波の音を感じながらこの本を読んでいると、まだ行ったことはないけどなんとなく知ってるつもりになっていたハワイが「ハワイイ」に改るのを感じた。 ここ数年ウクレレを習っている私としては、ハワイイの国民的シンガー「イズラエル カマカヴィヴォオレ」についても触れられていて、とても嬉しかった。
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よかった。ずっと行きたいと思っているハワイ。楽園のイメージしかなかったけど、見方が180度変わった。しかし、百聞は一見にしかず!ぜひ近いうちにいきたい。 2015.9.6
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