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LINUX Core Kernelコメンタリーオープンソースコード詳解 の商品レビュー

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2012/08/17

ある程度カーネルの構造を理解した人で、これから本物のソースに立ち向かう人が読むべき本。延々、ソースその物とそれに対する注釈が記載されている。2.3が対象なので少し古い。

Posted byブクログ

2011/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初にLinuxのカーネルのコンパイルに成功したのは、DebianのAptコマンドを使って、カーネルソースを導入したときです。 それまでは、コンパイラ、リンカを始めとするツールや、各種設定の不備、ソースの整合性などでカーネルのコンパイルに成功したことがありませんでした。 しかし、コンパイルに成功してしまうと、してしまったで、ソースコードの中身を読まずにすませてしまうという問題に突き当たりました。 コンパイルエラーがでると、ソースを読まざるを得ない。 しかし、エラーが出るところが、本質的なところではないと時間の無駄にもなりかねません。 結局、どうすると、カーネルの勉強が進むかは、必要があるところからしか進まないというのが現在の状況です。 そのためにも、ソースコードが本になっている本書は、新幹線のなかでぺらぺらとめくっているのには便利です。問題は冊子の重量が思いことで、毎回持参するのにはちょっと疲れています。 この本は、ずっと座右に置いています。 いまだに半分もわかっていないのは、カーネルのうちの半分も必要がない部分なのかもしれません。 もっと小さいOSが欲しいと思う今日この頃です。 いま、一番お気に入りのOSは、TOPPERS/OSEKとTOPPERS/SSPです。(名)

Posted byブクログ