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共生の思想 の商品レビュー

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2014/04/25

自とは個別性を持つものであり、他とはそういう個性は見られず、広く一般に通ずる性質、つまり普遍性を持つもの。自他の対比は、個別性と普遍性の対比に置き換えられる。 科学の自:他の影響を受けない領域と定義づけていて、それ以外の領域を自他が相関するところとしている。もし「なんらかの現象の...

自とは個別性を持つものであり、他とはそういう個性は見られず、広く一般に通ずる性質、つまり普遍性を持つもの。自他の対比は、個別性と普遍性の対比に置き換えられる。 科学の自:他の影響を受けない領域と定義づけていて、それ以外の領域を自他が相関するところとしている。もし「なんらかの現象の出現頻度を時間の経過に応じて測定したとき、それが指数関数を示したなら、その現象は全く外力に影響されずに起こる自然現象であると言える」ことになるのである。それが起こる確の対数が、ある一つの別の量に対して直線になるとき、これを「ガウス分布」であるという。 共存でなく、共生を実現させているものは何か。両者の間を結ぶ役をするものがあるのではないか。その役を果たすのが相関であり、相関が機能している世界が共生である。 自他の境界: 共生の場の働き: 他の群れのことを平均で捉える。気体運動論は、質点の力学としてきた「自」の科学が、「他」を考慮することになった始めである。個々の測定の値の差も、言い方を換えれば、一つのものの「揺らぎ」であると言い得る。そこで、その揺らぎの大きさの「分布」を考えることを統計という。 -Δy=K(y•Δx) -Δy/y=KΔx 積分して y=k•exp(-x) yがxの対数であるという。yはxの指数関数であるという。「自」の系の変化量はその変化を引き起こす原因に対して指数関数である。

Posted byブクログ