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狐罠 の商品レビュー

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63件のお客様レビュー

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「旗師」宇佐見陶子シ…

「旗師」宇佐見陶子シリーズ第一弾。高橋克彦さんの浮世絵シリーズが好きな方には超お薦めです。

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「生き馬の目をぬく」…

「生き馬の目をぬく」という骨董・古美術業界において、店舗を持たずに己の目利きだけを頼りに生きる旗師・宇佐見陶子。しかし、たった一つの贋作に関わってしまったが為に大きな事件に巻き込まれてしまう。個人的には、某TV番組の様な素人蒐集家がやり取りするような世界ではなく、相手を出し抜いて...

「生き馬の目をぬく」という骨董・古美術業界において、店舗を持たずに己の目利きだけを頼りに生きる旗師・宇佐見陶子。しかし、たった一つの贋作に関わってしまったが為に大きな事件に巻き込まれてしまう。個人的には、某TV番組の様な素人蒐集家がやり取りするような世界ではなく、相手を出し抜いてでも作品を手に入れようとするプロ達の思惑が跳梁跋扈する世界観が非常に面白かった。また、その中で奮闘する宇佐見陶子の凛とした強さにも惹かれるものがあった。ミステリとしても十分に面白い。

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骨董の世界の事なんか…

骨董の世界の事なんか全然興味もなかった私。でもこれを読んで博物館にでも行こうか、という気になってしましました。主人公の美貌の旗師 宇佐見陶子にも魅力を感じます。(個人的には「凶笑面の連丈先生の方がすきですが・・)

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骨董ブローカーの陶子…

骨董ブローカーの陶子が同業の橘に贋作の骨董をつかまされ、その雪辱を晴らそうとする。だが殺人事件に巻き込まれ・・?骨董の奥深い世界にどっぷりはまりつつもミステリも堪能できる、2度おいしい一冊。

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店舗を持たずに、自ら…

店舗を持たずに、自らの鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」の宇佐見陶子。彼女は同業の橘董堂に贋作をつかまされた。意趣返しの罠を仕掛けようとするが、橘董堂の外商・田倉俊子が殺されて、殺人事件に巻き込まれてしまう―!陶子さんが凛々しくてかっこいいです。古美術の世界の裏側を描いたミステ...

店舗を持たずに、自らの鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」の宇佐見陶子。彼女は同業の橘董堂に贋作をつかまされた。意趣返しの罠を仕掛けようとするが、橘董堂の外商・田倉俊子が殺されて、殺人事件に巻き込まれてしまう―!陶子さんが凛々しくてかっこいいです。古美術の世界の裏側を描いたミステリー。

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骨董業界を力強く生き…

骨董業界を力強く生き抜こうとするヒロイン、そしてまた別で事件の謎を追う刑事。絡み合った複雑な流れは大きく揺れ、それでいてある人物たちを浮き彫りに。

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おもしろい!

骨董という特殊な商いの世界で生きる、「旗師」の陶子。贋作をつかまされた意趣返しに「目利き殺し」を仕掛けようとするが……という古美術ミステリ。人間の形をした魑魅魍魎が跋扈する、骨董の世界も堪能できる。

yoko

2024/09/21

古美術ミステリーと銘打っているが、8割古美術。 ミステリ要素は薄い。 面白いのだが、個人的には古美術要素が多すぎる点、主人公である陶子にあまり魅力を感じられなかった点からハマれなかった。 古美術や骨董に造詣がなくとも、例えばハンターハンターのヨークシン編が好きな人なら楽しめる...

古美術ミステリーと銘打っているが、8割古美術。 ミステリ要素は薄い。 面白いのだが、個人的には古美術要素が多すぎる点、主人公である陶子にあまり魅力を感じられなかった点からハマれなかった。 古美術や骨董に造詣がなくとも、例えばハンターハンターのヨークシン編が好きな人なら楽しめると思う。 全然関係ないけど、どうぶつの森で贋作売りつけてくるのもキツネだなーって。

Posted byブクログ

2024/05/29

〈再登録〉店舗を持たず骨董を扱う旗師の宇佐美陶子シリーズ第一作。古美術の世界の裏側を徹底的に描いた大作。 陶子の途方もないリスクを抱えた「目利き殺し」といい、古美術に魅せられた人達の価値観は善悪を超越している。中でも贋作師の潮見老人の、自らを極限まで追い詰めていく製作過程は圧倒的...

〈再登録〉店舗を持たず骨董を扱う旗師の宇佐美陶子シリーズ第一作。古美術の世界の裏側を徹底的に描いた大作。 陶子の途方もないリスクを抱えた「目利き殺し」といい、古美術に魅せられた人達の価値観は善悪を超越している。中でも贋作師の潮見老人の、自らを極限まで追い詰めていく製作過程は圧倒的な迫力がありました。

Posted byブクログ

2022/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古美術の贋作をテーマにしたミステリ。 残念ながら著者は早逝しているよう。 存外面白いので残念。他も美術や民俗学などあるようなので良んでみよう。

Posted byブクログ