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ドキュメント弁護士 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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ドラマなどでは華やか…

ドラマなどでは華やかに描かれる世界ですが、やっぱり地道な部分もあるんだなぁと感じました。最近の一連の司法改革はフォローしきれていませんが、法曹業界に関心をもっている人は一読してみるとよいかもしれません。

文庫OFF

実際の弁護士の仕事が…

実際の弁護士の仕事がわかります。明るい部分もありますが、暗い部分もより強調されており、これから弁護士になろうとする人には、読み進めるのが苦しいかと思います。ドラマなどよりも真実が細かく描かれていますので、信頼に足る情報ではあると思います。

文庫OFF

2015/02/10

強姦犯の弁護人が被害者に安値で示談を迫るのが印象的。弁護士も人間だしいろいろいる。15年前の本で内容的にはちょっと古い。法科大学院以降、業界もかなり変化してきているし。

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2015/01/03

弁護士もやはり商売。 医療過誤というのは当然起きているわけですが、それを嘘で塗り固める病院側と勝ち目のない訴訟は引き受けない弁護士。 やはり証拠保全と相手を選ぶこと、が重要ということですね。 読売新聞社会部の著作となっていますが、大新聞の文章作成力、取材力はこのレベルか、とい...

弁護士もやはり商売。 医療過誤というのは当然起きているわけですが、それを嘘で塗り固める病院側と勝ち目のない訴訟は引き受けない弁護士。 やはり証拠保全と相手を選ぶこと、が重要ということですね。 読売新聞社会部の著作となっていますが、大新聞の文章作成力、取材力はこのレベルか、という感じ。 まぁ、思ったよりはマスゴミではなかったというところか。 2000年の本なので内容が古いです。 払ってもいい金額:500円

Posted byブクログ

2013/03/06

弁護士個々人に対して市民が求める質や、 弁護士会がはらむ問題を多くのエピソードを交えて紹介する一冊。 さすがに文章がわかりやすく内容も飲み込みやすい。 基本的にどの職にも言えることではあるが、 とりわけ本職に関しては人相手の仕事であることを失念してしまっては 職業人たりえない、人...

弁護士個々人に対して市民が求める質や、 弁護士会がはらむ問題を多くのエピソードを交えて紹介する一冊。 さすがに文章がわかりやすく内容も飲み込みやすい。 基本的にどの職にも言えることではあるが、 とりわけ本職に関しては人相手の仕事であることを失念してしまっては 職業人たりえない、人間としての経験や考え方が要求される 非常に難しい職であると感じた。

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2012/11/08

最後のあとがきの「いい弁護士とは、どれだけ依頼者の話に耳を傾けてくれるか、の一点に尽きる」という言葉がこの本の統括だと思う。 金儲けに走れば、本当の意味での「いい弁護士」にはなれない。 いい弁護士とは、単に頭が良いだけでなく、陽光に向かうひまわりのバッジに恥じない人間性と強い信念...

最後のあとがきの「いい弁護士とは、どれだけ依頼者の話に耳を傾けてくれるか、の一点に尽きる」という言葉がこの本の統括だと思う。 金儲けに走れば、本当の意味での「いい弁護士」にはなれない。 いい弁護士とは、単に頭が良いだけでなく、陽光に向かうひまわりのバッジに恥じない人間性と強い信念が求められるものなのだと知りました。

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2011/12/29

なんとなく弁護士にはきれいなイメージを持てない。弱い者の味方なんてほんの一握りって気がする。でも確かにいることはいるんだよね。

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2011/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弁護士の姿が、依頼者、裁判、事件を通して、あらゆる側面から見えてくる本だった。 依頼者を無視するような弁護士がいる一方で、依頼者の話に耳を傾け、依頼者のために懸命になってくれる弁護士がいる。 特に最後の中坊弁護士の「人を食い物にする『サメ』が増えては仕方ない」「公のために活動する心が必要」という言葉には、胸を打たれた。

Posted byブクログ

2011/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 冤罪を晴らし、公害や薬害の被害者を救い、国際ビジネスの橋渡しもする―そんな弁護士像が揺らぎはじめた。 依頼者の信頼を裏切る不祥事や弁護士による刑事事件が続発し、国民が抱く「聖職」のイメージは崩れつつある。 在野法曹の世界で今、何が起きているのか。 弁護士になるまでの道程、刑事・民事弁護での奮闘と苦悩、犯罪被害者ケアの取り組みを追い、弁護士のあり方をめぐる様々な問題点とその解決策に迫る。 [ 目次 ] 序章 ひまわりの虚像―マスコミをにぎわす弁護士たち 第1章 弁護士はどのようにして生まれるのか―難関試験と業界 第2章 容疑者、被告の“権利”を守る―刑事弁護の苦悩と挑戦 第3章 被害者とともに泣く―忘れられがちな“弱者”の存在 第4章 他人事でない民事のトラブル―泣き寝入りか、訴訟か 第5章 二十一世紀の弁護士を考える―司法制度改革の行方 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/09/20

このシリーズの検察官・裁判官も読んでみて面白かったので読んでみた。 10年前の本になって情報は少々古い感があるけど、新聞社ならではの緻密な取材力に裏付けられたドキュメント。弁護士について書かれている本は多々あるけど、ここまでリアルなのは今まで読んだことがない。 法律職を目指す...

このシリーズの検察官・裁判官も読んでみて面白かったので読んでみた。 10年前の本になって情報は少々古い感があるけど、新聞社ならではの緻密な取材力に裏付けられたドキュメント。弁護士について書かれている本は多々あるけど、ここまでリアルなのは今まで読んだことがない。 法律職を目指す人は必読。そうでなくても興味のある方にはお勧めできる本だと思う。

Posted byブクログ