北天の星 新装版(下) の商品レビュー
ロシアへ連れ去られた…
ロシアへ連れ去られた2人を待っていたものは言葉の壁や極寒の気候であった。sこでの生活は想像するに余りある。
文庫OFF
緻密な調査に基づいた、冒険譚及び歴史譚。 情報量が多く、最初はとっつきにくいかなと思ったものの1日で上下読み切ってしまった。 ロシアでの死と隣合わせのサバイバル生活の描写は生々しく詳細で引き込まれる。読んでるだけでロシアの寒さが感じられる。
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冒険小説だった前巻、後半は歴史小説に変わる。展開は早く情報量は多い。それでもすいすい進む。物語の本筋に必ずしも必要ではないと思われる場面での情景描写その部分も決して退屈ということもない。記録を丁寧になぞろうとする姿勢がみられる。巻末の覚書に「史実に忠実にありたいと願った」という著...
冒険小説だった前巻、後半は歴史小説に変わる。展開は早く情報量は多い。それでもすいすい進む。物語の本筋に必ずしも必要ではないと思われる場面での情景描写その部分も決して退屈ということもない。記録を丁寧になぞろうとする姿勢がみられる。巻末の覚書に「史実に忠実にありたいと願った」という著者の言葉。それでも、調べつくしてもわからない部分はあっただろう。こうであったろうと作者が信じて書く。歴史小説の楽しみ方は、史実と物語の組み合わせであるという前提を忘れないこと。知識をつけながら自分も想像してみることだ。
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心がふるえる、本物の感動! 逃走を図った男たちは、寒気と空腹と戦いながら祖国へとひたすら進む。 逃亡の途中、左兵衛は飢えから腐敗した鯨を食べて落命。五郎治は1人残され、幾度も絶望しながらついには帰国する。運命に抗(あらが)い生き抜いた男を史実に基づき圧倒的な筆力で書き上げた歴史...
心がふるえる、本物の感動! 逃走を図った男たちは、寒気と空腹と戦いながら祖国へとひたすら進む。 逃亡の途中、左兵衛は飢えから腐敗した鯨を食べて落命。五郎治は1人残され、幾度も絶望しながらついには帰国する。運命に抗(あらが)い生き抜いた男を史実に基づき圧倒的な筆力で書き上げた歴史ロマン
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