車のいろは空のいろ 白いぼうし の商品レビュー
2016/4/19 朝4年生 2014年度夏推薦文「これはレモンのにおいですか?」という始まりが印象的なお話。松井さんが空色のタクシーにのって出会う、ファンタジックでかわいくて心に沁みるお話です。「白いぼうし」以外にも「すずかけ通り三丁目」、「小さなお客さん」等、楽しいシリーズが...
2016/4/19 朝4年生 2014年度夏推薦文「これはレモンのにおいですか?」という始まりが印象的なお話。松井さんが空色のタクシーにのって出会う、ファンタジックでかわいくて心に沁みるお話です。「白いぼうし」以外にも「すずかけ通り三丁目」、「小さなお客さん」等、楽しいシリーズがたくさんあります。教科書にも載っていた懐かしのロングセラー本です。 2019/04/23 4年生(2019年度)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2012年夏休み。昔、小学生の時に習ったやつが読みたい…と、本書で2冊目。おそらく白いぼうしがそれなんだ…とは思いますが、何か実感がまだわかないです。ちょうちょの話だったっけ?でも帽子と夏みかんの取り合わせにデジャブ感がないわけではないけど。ま、早い話、私の記憶力が乏しいだけで…。 で、このシリーズは…この言い方は適切かは分からないけど…ある意味怪談ですね。しかもとびきり優しい…。裏表紙にはお客さんの正体!が描かれてる。これまた素敵なんです。色合いもお客さんと車の配置も…。
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国語の教科書にのっていたお話。 夏みかんが故郷のお母さんから送られてきた、という所で私も祖母がよく夏みかんを送ってくれたのでお話がぐっと身近に感じました。 夏みかん・・・なんてマイナーな果物なんでしょう。 甘い、甘い砂糖が入ってるんじゃないかと思うぐらい甘い果物が多い中、超すっ...
国語の教科書にのっていたお話。 夏みかんが故郷のお母さんから送られてきた、という所で私も祖母がよく夏みかんを送ってくれたのでお話がぐっと身近に感じました。 夏みかん・・・なんてマイナーな果物なんでしょう。 甘い、甘い砂糖が入ってるんじゃないかと思うぐらい甘い果物が多い中、超すっぱいこの夏みかん。 なぜ、あまんきみこさんは夏みかんにしたのか、などなど考えたりします。 帽子の中の蝶が夏みかんにかわる。驚くこども。新鮮~ 大好きなお話です。
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あまんきみこ 教科書教材「白いぼうし」を含む作品集 タクシー運転手松井さんと不思議な乗客達のお話です。 松井さんはやさしい人だと思ってたけど、舌打ちするしタバコ吸うし、いろいろ調子が狂います。 一番気になるのはやはりあまんきみこの戦争色が出ていた作品。この短編集にもありました。
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ふと、「いいえ、夏みかんですよ。」と答える、松井さんのタクシーを思い出し、図書館から借りて読み直しました。 こんな話だったんだなあと思い直して読んでみて、古い時代を感じさせるけど、全く色あせない作品だなあと感じました。 初めて、他の短編作品も読んでみたのですが、どれも、大人になっ...
ふと、「いいえ、夏みかんですよ。」と答える、松井さんのタクシーを思い出し、図書館から借りて読み直しました。 こんな話だったんだなあと思い直して読んでみて、古い時代を感じさせるけど、全く色あせない作品だなあと感じました。 初めて、他の短編作品も読んでみたのですが、どれも、大人になったら見えないモノが描かれていて、ちょっと不思議でほのぼのとした気分になれる、そんな作品集でした。もちろん子供向けだけど、大人になってから、ぱらぱらとめくっても良い作品だと思います。
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息子の国語の教科書の音読の宿題より。 夏みかんの香りがしてきそうな不思議なお話。 私がこどもの頃も教科書に載っていて 大好きな話でした。
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2003/4/25「すずかけ通り三丁目」かずちゃん 2003/5/12「山猫おことわり」かずちゃん 2003/5/29 「くま紳士」かずちゃん 2003/6/24「本日は雪天なり」かずちゃん 2003/6/30「うんのいいはなし」かずちゃん 2004/5/27「すずかけ通り三丁...
2003/4/25「すずかけ通り三丁目」かずちゃん 2003/5/12「山猫おことわり」かずちゃん 2003/5/29 「くま紳士」かずちゃん 2003/6/24「本日は雪天なり」かずちゃん 2003/6/30「うんのいいはなし」かずちゃん 2004/5/27「すずかけ通り三丁目」かずちゃん 2004/10/21「山猫おことわり」かずちゃん
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しゅ人公は空いろのタクシーのうんてん手の松井さんです。いろんな動物のおきゃくさんが人間にばけてのってきます。ちょっとふしぎで、でもおもしろい本です。
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~あらすじ~ 男の子が白いぼうしで捕まえたチョウを逃がしてしまった松井さん。代わりに置いた夏ミカンと、お客さんの不思議な女の子が目指す「なのはな横丁」とは?ほか、いくつかの短編集。 ~感想~ 短大の卒業論文を書くときに一番に頭に浮かんだ作品です。 小学校の時に教科書で読んで以...
~あらすじ~ 男の子が白いぼうしで捕まえたチョウを逃がしてしまった松井さん。代わりに置いた夏ミカンと、お客さんの不思議な女の子が目指す「なのはな横丁」とは?ほか、いくつかの短編集。 ~感想~ 短大の卒業論文を書くときに一番に頭に浮かんだ作品です。 小学校の時に教科書で読んで以来(全く不思議なことに)一切あまんきみこさんの作品とは接点がなかったのですが、読み込んでみて再燃しました。 色彩が鮮やかに描かれていながら、感情の機微を克明に記す表現手法がキャラクターに命を与えているかのようです。 読んでいて、まるで、自分がそこにいるんじゃないかという感覚になります。 さらに話の奥深さ。 事実上、そこにないはずの場所 いないはずのモノ でも「ほんとう」は確かにそこに息づいている このシリーズのどれにも一貫して事実と真実の対峙を感じます。 あまんきみこさんが学生時代に、(いきさつの詳細は省きますが)大きな衝撃をうけた詩があったそうです。 To see a World in a Grain of Sand 一粒の砂に世界を見 And a Heaven in a Wild Flower, 一輪の野の花に天国を見る Hold Infinity in the palm of your hand 掌のうちに無限をつかみ And Eternity in an hour. 一瞬に永遠を知る William Blakeの無知の告白という詩です。 「事実」と「真実」 同じものであって、違うもの。 少々哲学的でわかりにくいですが、作品をよめばすとんと胸に落ちる言葉でした。
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いつもありえないお客を乗せる松井さんのタクシー。 でも、こんなことってなんだかすごく「ありそうな」気がする。 「あったらいいな」と想うのだ。 バックミラーに狐の兄弟がうつったりしたら、どんなにかびっくりするだろうけれど。 気づかないフリをして、木の葉のお礼を受け取ったりし...
いつもありえないお客を乗せる松井さんのタクシー。 でも、こんなことってなんだかすごく「ありそうな」気がする。 「あったらいいな」と想うのだ。 バックミラーに狐の兄弟がうつったりしたら、どんなにかびっくりするだろうけれど。 気づかないフリをして、木の葉のお礼を受け取ったりした日は、しばらく心がホカホカすることだろう。 奇妙で心温まる、空色のタクシーのお話です。
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