大学講義 野望としての教養 の商品レビュー
著者の、かう言ふ良い講義を留め置かない、文字化のモチベーションのなさが もったいない。 いじめられっ子の著者が、然るべきタームによってクラスを上げてやられてゐたからこそ このタームは使ふべきといふ、先生の言葉への向き合ひ方がかっこいい。
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野望3部作その一 民族学、社会学、歴史 nado nado 著者自身が好きなことを宣伝しようとするだけの本。当然面白いネタは多いものの突っ込みは深くはなりえないし思いつきのようなことも多い。ただ、宣伝だけあって想定しているであろう読者にいかに興味を持たせるか、という方法論はしっ...
野望3部作その一 民族学、社会学、歴史 nado nado 著者自身が好きなことを宣伝しようとするだけの本。当然面白いネタは多いものの突っ込みは深くはなりえないし思いつきのようなことも多い。ただ、宣伝だけあって想定しているであろう読者にいかに興味を持たせるか、という方法論はしっかりしているように思えた。重要なのは読者とネタの関係である。ネタ、もしくは学問そのものではあるまいと。別にそれで興味をもったところで著者に得があるわけでもないでしょう。感じは悪くなかった。 「知識人が自分の仕事が、誰に必要とされているかを、どこまで自覚しているかという問題提起」 「ハイソは嫉妬の矢の射程外」 「次はこっちと約束の地を指さすのが近代イデオロギーのパターンですから。」
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