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目覚めよと人魚は歌う の商品レビュー

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2012/08/04

 ザウォーカーを観たあとの釈然としない浮ついた感じ、それとよく似た感覚。何もないだだっ広い砂漠に取り残されて、死ぬことも生きることもできないような!!!

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2010/12/22

「天から日の光の代わりにお湯が降っているのだ。  地面からの熱で、水の中のように揺らめいている。」 だから。 交ざりあって、溶けてひとつになって、突き抜けたら、孤独に行き着いた。 どこにも行けない。 ゆらりぐらりと熱にうかされたいときの一冊。

Posted byブクログ

2009/10/31

これは実物でないとわかりにくいかもしれませんが、陰影が素晴らしい。 大判カメラが得意な上田義彦の撮影ですが、曲線が力強さを感じさせる大好きな写真です。 図書館で借りたときにはもう絶版で、必死で古本を探しました。

Posted byブクログ

2010/10/21

「なまの自分なんて、いつだって他人行儀なもの。なじむためには、いますごしている干からびた夢から覚めて、遠い自分に寄り添うように話すことが大事。」 人魚つながりと、あとは著者のコラムを読んで、どんな文章を書くのかと気になって読んだ。 難しいなぁ。。『文学』って感じでしょうか…。 ...

「なまの自分なんて、いつだって他人行儀なもの。なじむためには、いますごしている干からびた夢から覚めて、遠い自分に寄り添うように話すことが大事。」 人魚つながりと、あとは著者のコラムを読んで、どんな文章を書くのかと気になって読んだ。 難しいなぁ。。『文学』って感じでしょうか…。 ペルーから来た彼と、そこにとどまり続ける糖子。 糖子はどうして留まり続けるのか、そして密夫と密雄は…。 と叙情的に語られているのでありました。難しいなぁ〜〜。 【2/15読了・初読・市立図書館】

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2009/10/07

女は壊れた愛の記憶にとり憑かれ、亡霊のように息を潜めていた。男は日系 ペルー人の宿命に翻弄され、ぎりぎりまで追い詰められていた。居場所のない 魂が出逢い、触れ合った世界の果ての3日間。第13回三島由紀夫賞受賞。

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