ハネムーン の商品レビュー
裕志が繊細でナイーブで痛々しかった。少し前に身近な人が死んで裕志と同じ情緒になった時、もう少ししたらまた大切な人が死んでしまうんじゃないか、怖くて恐ろしくてビクビクしながら生きていた時を思い出して辛かった。 そんな中で、吉本ばななの表現のところどころでグッと来すぎて心がいっぱいだ...
裕志が繊細でナイーブで痛々しかった。少し前に身近な人が死んで裕志と同じ情緒になった時、もう少ししたらまた大切な人が死んでしまうんじゃないか、怖くて恐ろしくてビクビクしながら生きていた時を思い出して辛かった。 そんな中で、吉本ばななの表現のところどころでグッと来すぎて心がいっぱいだった、、。 うーむ、うまく感想書けない
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主人公、ヒロイン共に家庭環境が複雑である。 だが、その中で愛を育んでいく。相思相愛や互いを想いやる・・という愛ではなく、周囲に影響を受けながら、互いを知り、世界が動き出す。 ”痛み”を乗り越え”幸福”を知る構成は美しくもあり、悲しみも垣間見える。
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第二次吉本ばななブームがきています、私の中で。大学生の時以来。何故だと思って考えてみると、最近読む吉本ばななの作品は、母と娘の絆が描かれているものが多い。娘が2歳になり、息子とは違った心の通いを感じられるようになってから、自然と吉本ばななブームがやってきたのかも。 隣の家に住む幼...
第二次吉本ばななブームがきています、私の中で。大学生の時以来。何故だと思って考えてみると、最近読む吉本ばななの作品は、母と娘の絆が描かれているものが多い。娘が2歳になり、息子とは違った心の通いを感じられるようになってから、自然と吉本ばななブームがやってきたのかも。 隣の家に住む幼馴染の男の子と結婚して生きていく主人公。「裕志といるかぎり一生できないことリストを考えては、ため息をついていた。」と感じるような男の子、でもかけがえのない、男の子。家庭環境は複雑で、弱いところがこれでもかとある男の子。 男の子は動物と話が出来ちゃうし、女の子は、良い悪いを第六感で感じる力がある、不思議な2人。 ★3(面白いけどもう一度読みたい程ではない)
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よしもとばななさんが本を書いて伝えたいことが、この本にはすごく素直に真っ直ぐ綴られているように感じました
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自由だ自由、フリーダム。自由っていってもちんこ出して街を歩き回ってビーチでうだうだするようなやつじゃなくて、あいつらはただの変態なわけで、夫婦で一緒に海外旅行に行って、でもって部屋で旦那を待たせてる間にお出かけして、でもって店で気持ちいいから生ビール飲んでから帰っても二人とも普通...
自由だ自由、フリーダム。自由っていってもちんこ出して街を歩き回ってビーチでうだうだするようなやつじゃなくて、あいつらはただの変態なわけで、夫婦で一緒に海外旅行に行って、でもって部屋で旦那を待たせてる間にお出かけして、でもって店で気持ちいいから生ビール飲んでから帰っても二人とも普通にハッピー、みたいなやつだ。って書いてあった通りだけど。そんなハッピーに自由に生きてたらきっと幸せじゃないか。 そしてサイドストーリーのカニバリズム宗教の話がいやに怖い。こっちがメインでホラー映画作れそうなくらいに、映像かしたらこっちの話が子どもたちのトラウマになりそうなくらい。 というわけで何がメインなのかよく分からなくなったけど、表紙の絵はち○こじゃねーかっていうのが一番気になる。嘘だけど。
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いつものじんわりとかあったかい光よりは ずっと深くて暗くて底の方をさまよう心地がした。 でもきっと、そんなところから 仰ぎ見る空や光や生きている証が この世界をとてつもなく美しくしている、 そういう感じがした。 最後まで読んだら 急にタイトルがしっくりきた。
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すごく美しい表現がきらきら散りばめられ、世界はそして人生はとても美しくオーストラリアに行きたくなった。しかし、登場人物の境遇は特殊なのに、とても退屈な流れで、全然読み進まなかった(笑)
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私自身のハネムーンで行ったモルディブで読んだ1冊(そして感想書いた紙を挟んでそのままそのリゾートホテルの本棚に寄付してきた)。 私の中で暖かい空気と甘い潮の匂いが思い出される作品になった。 行き先はどこでも良いのだ。 二人で日常と離れた場所で何かを共有できたなら。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「しかしいくら裕志をじゃまに思っても、かけがえのない人間をずさんに扱うほどにはばかではなかった」・・・耳の痛い言葉です。私ばかなんだやっぱり。
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最近気持ちが沈んでたので、優しく綺麗な文章に癒された。なにも難しいことは書かれてないのに、すごく琴線に触れる言葉があったりして、そういうところがすごいなぁと思う。 時折挟まれる宗教の話に衝撃を受けた。
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