まず、ルールを破れ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
優れたマネジャーを目指す方への一冊。 マネジャー≠課長であることに注意。 技能と知識、そして才能の違いを知ること、意識することが大事。 優れたマネジャーは才能で人を選ぶ。 言葉にすると単純明快だけど、実行するのはとても難しい。 なぜなら、一般的に技能と知識は判断基準が存在するけど、 才能の判断基準というものは存在しない。 それでも、優れたマネジャーには分かるってことか。 まずは、自分の才能を再確認してみるか。。。
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部下の才能をとことん引き出すことの大切さを説いている。 どうしても部下に対して「ここをこうすればよくなるのに」という視点でアプローチしてしまい、モチベーションを下げてしまうことがある。だが、そうではなくて部下の強みがどこにあるのか、それを引き出すためにはどうすればいいかという視点...
部下の才能をとことん引き出すことの大切さを説いている。 どうしても部下に対して「ここをこうすればよくなるのに」という視点でアプローチしてしまい、モチベーションを下げてしまうことがある。だが、そうではなくて部下の強みがどこにあるのか、それを引き出すためにはどうすればいいかという視点に切り替えることでパフォーマンスがよくなってくる。それでも成果が出ない場合は配役ミスということで割り切るという潔さも大事。
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すぐれたマネージャーはどういうことを行っているかを書いている。部下と接する際には、覚えておきたい質問がある。 顧客が求めているのは1正確さ2便利さ。しかしこれらは真似されやすい。また、実現しても不満をもたれないのみ。3企業との協力関係。理解してもらえるということ。4アドバイス。 ...
すぐれたマネージャーはどういうことを行っているかを書いている。部下と接する際には、覚えておきたい質問がある。 顧客が求めているのは1正確さ2便利さ。しかしこれらは真似されやすい。また、実現しても不満をもたれないのみ。3企業との協力関係。理解してもらえるということ。4アドバイス。 自分がしてほしいことは相手にはしない。 一番生産性の高い人といちばん長く過ごす。 するべき12の質問 1.仕事上で自分が何をすべきか、要求されることがわかっているか 2.自分の仕事を適切に遂行するために必要な材料や道具がそろっているか 3.毎日最高の仕事ができるような機会に恵まれているか 4.最近1週間で仕事の成果を認められたり、ほめられたりしたことがあるか 5.上司や仕事仲間は、自分を一人の人間として認めて接してくれているか 6.仕事上での自分の成長を後押ししてくれている人が誰かいるか 7.仕事上で自分の意見が尊重されているか 8.会社のミッション・目的を前にして自分自身の仕事が重要だと感じられるか 9.仕事仲間は責任を持って精一杯クオリティの高い仕事をしているか 10.仕事仲間にだれか最高の友だちがいるか 11.最近半年間で、自分の進歩に関してだれかと話し合ったことがあるか 12.仕事の上で学習し、自分を成長させる機会を与えられたことがあるか 強みを見つけるインタビュー 1.これまでの仕事上の経験で何が一番楽しかったか。なぜこの会社に入ったのか。この会社で仕事を続けたいと思う理由は何か。 2.どんなところが自分の強みだと思うか 3.弱点についてはどうか 4.現在の職務での目標は何か 5.どのくらいの頻度で自分の仕事内容を私と話し合いたいと思うか。あなたは自分からどう感じているかを言い出す人か。それとも聞いてもらいたい人か。 6.私に伝えておきたい個人的な目標、あるいは必ずこうするというようなことがあるか。 7.あなたがこれまでに受けた最高のほめ言葉は何か。ほめられるほどうまくいった原因は何か。 8.過去本当に生産的なパートナー、または教育的な指導者に恵まれたことがあるか 9.あなたの将来の目標、キャリアの目標は何か。特に身に着けたいと思っている技能はあるか。経験してみたい具体的な課題や仕事は何か。マネジャーはどのように力を貸せばよいか。 10.このほか、お互いの協力関係をよくする上でも、いま相談しておきたいと思うことがあるか。
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ギャラップ社のマーカス・バッキンガム氏、カート・コフマン氏のベストセラーです。 この本は、ギャラップ社が調査した100万人以上の中から優れたマネジャーに共通する内容を抽出し、事例とともに内容を紹介しています。 優れたマネジャーに共通する内容とは、「ルールを破る」=「伝統的常識...
ギャラップ社のマーカス・バッキンガム氏、カート・コフマン氏のベストセラーです。 この本は、ギャラップ社が調査した100万人以上の中から優れたマネジャーに共通する内容を抽出し、事例とともに内容を紹介しています。 優れたマネジャーに共通する内容とは、「ルールを破る」=「伝統的常識に囚われない」ことと論じています。 具体的には、以下のような内容です。 ・部下選び: (○)才能 (×)経験、知識、やる気 ・仕事: (○)目標と成果を明示 (×)正しい手順を明示 ・育成: (○)長所を伸ばす (×)弱点を克服させる ・昇進: (○)強みが活かせる場所と報酬を探す (×)後押しする 上記の内容には、一理あると思います。 一人一人違う人間ですから、マネジャーにも多様性が求められるのは当然です。 伝統的常識と言われる一つの型に嵌めてしまうと歪みも生じると思います。 そういう意味では、やりがいを感じて長所を活かせる仕事があり、適切な報酬がもらえるというのは理想的であり、こういうマネージメントができていれば不満も少なく、優れたマネジャーということになると思います。 また、この本の冒頭に部下とのコミュニケーションに有用な12の質問があります。 注目すべきは質問の内容より、有用な情報を引き出すコミュニケーション力にあります。 結局、優秀なマネジャーはコミュニケーション力の高い人でもあるということだと思います。 基本的に良書ですが、この本はギャラップ社の調査を基にしたギャラップ社の人間の著書であることに注意も必要です。 非常に説得力のある内容ですが、あくまで一つの説に過ぎません。 これが正解ではなく、選択肢の一つと考えるべきだと思います。
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出だしからズバッと来る。 「人は会社を辞めるのではなく、そのマネジャーと別れるのだ。」 ・・・・・うん。 こころして受け取ることであると思う。 見えるモノ~解釈、と見たくないモノ~真実は違うのだ。 痛いけれど… さて、なぜマネジャーたる者こうあるべきか!と定義するその...
出だしからズバッと来る。 「人は会社を辞めるのではなく、そのマネジャーと別れるのだ。」 ・・・・・うん。 こころして受け取ることであると思う。 見えるモノ~解釈、と見たくないモノ~真実は違うのだ。 痛いけれど… さて、なぜマネジャーたる者こうあるべきか!と定義するその背景を しつこくまた誠実で正確に論じるところはギャラップならではであるが、 読んでいるとどうしても、重たいと感じる。 参考資料に集めてほしいところである。 が、力強くあるべき姿勢を質的データの確固たる積み重ねから明言化しているところは信頼がある。 互いに選ぶことが簡単ではない上司と部下との関係で、 如何に最高の成果をより心地よく実現するか? それがマネジャーであり、かつ、サステナブルな利益増≒企業価値を構築することを目指すことに論点を置いて、 マネジャーの何たるかを定義しているところがいい。 気持ちよくなんとする人・・・ 企業は個人という有機体の集まりであり、いつでもなくなる。 無くならずに、成長するにはやはりどんな個人がどう集まるのか?に尽きるのだろうなぁ~~と思うのである。
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「まずルールを破れ」とタイトルからして、一見すると優れたマネージャーは会社の今あるルールを破る事をモットーにしているのかと思われるかもしれませんが、実はそうではなくすぐれたマネージャーは世間一般の人が考える方法と異なったやり方でマネージメントを行う事が書かれた本です。 この本を...
「まずルールを破れ」とタイトルからして、一見すると優れたマネージャーは会社の今あるルールを破る事をモットーにしているのかと思われるかもしれませんが、実はそうではなくすぐれたマネージャーは世間一般の人が考える方法と異なったやり方でマネージメントを行う事が書かれた本です。 この本を読みますと、優れたマネージャーとして評価されるのはマネージャーと呼ばれる人全体の1割も存在しないのではないかと思います。逆に言いまと優れたマネージャーの率いる組織は、通常の何倍の実績を残す事が出来るかもしれません。 私はこの本を読んで、自分は優れたマネージャーになりたいと思いました。皆様はどう思われたでしょうか・・・
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・強みに仕事のやり方を合わせる ・強みは才能で決まる ・才能は一生変わらない …これだけ見ると、才能のない人は救いがないように見える。 しかし、実はこれこそが皆が幸せになれる道である。 この本での才能とは、考えや行動の習慣的なパターン、 のことであり、誰もが何らかの才能を持ってい...
・強みに仕事のやり方を合わせる ・強みは才能で決まる ・才能は一生変わらない …これだけ見ると、才能のない人は救いがないように見える。 しかし、実はこれこそが皆が幸せになれる道である。 この本での才能とは、考えや行動の習慣的なパターン、 のことであり、誰もが何らかの才能を持っているからである。 同じ著者の「さあ、才能に目覚めよう」で自分の才能を知り、 今の仕事を振り返ると得るものが多い。 本の中で紹介されている「顧客満足の4階層」も興味深い。
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ただこの本を読むだけなら☆3くらいだと思うんだけど、自分が活動をする上で参考にした思い出もあってか☆を2つ上乗せした。 自己啓発書的な本にしては珍しく巻末に結構なサンプル数からの統計分析結果をのせていたりと数値をいじくったあとがある。 特に自分はそのアンケートと結果に価値を見いだ...
ただこの本を読むだけなら☆3くらいだと思うんだけど、自分が活動をする上で参考にした思い出もあってか☆を2つ上乗せした。 自己啓発書的な本にしては珍しく巻末に結構なサンプル数からの統計分析結果をのせていたりと数値をいじくったあとがある。 特に自分はそのアンケートと結果に価値を見いだせなかったけれど、いろいろな事例から「場合によってはえこひいきもありなんだな」と思えたのは収穫だった。 出来のいい後輩の扱い方や、接し方の一つのスタイルをなんとなく教わった気になれる本だった。
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才能に着目した点が良いと思う。どりょくも無駄ではないが才能のない分野でいくら頑張っても限界がある。自分を一番活かせる分野をいかに見つけ訴えるか、ということが大事。プレーヤーにもマネジャーにも参考になるのでは。
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amazonのレビューが的確ですので下記にコピペ。 ①経験や知識ではなく才能で部下を選ぶこと、②部下の欠点を直すのは時間の無駄なので強みを徹底的に生かすこと。 以下はやってはだめ!絶対。 ×経験や知識、やる気で部下を選ぶ ×正しい手順を定めたうえで仕事をさせる ×部下が弱点を克...
amazonのレビューが的確ですので下記にコピペ。 ①経験や知識ではなく才能で部下を選ぶこと、②部下の欠点を直すのは時間の無駄なので強みを徹底的に生かすこと。 以下はやってはだめ!絶対。 ×経験や知識、やる気で部下を選ぶ ×正しい手順を定めたうえで仕事をさせる ×部下が弱点を克服するように手助けをする ×部下の昇進を後押しする
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