1,800円以上の注文で送料無料

人生の目的 の商品レビュー

3.5

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/05/04

つれづれなるままに、ラジオで語ったことを含めて五木ワールドが広がる。文意を考える、というよりも、その語りのゆったりさと表現世界を味わう、というほうがよさそう。「何を言いたいのか」という性急な回答を求めてはいけないんだろうな。すなわち、「言いたいことがようわからん」でも済んでしまう...

つれづれなるままに、ラジオで語ったことを含めて五木ワールドが広がる。文意を考える、というよりも、その語りのゆったりさと表現世界を味わう、というほうがよさそう。「何を言いたいのか」という性急な回答を求めてはいけないんだろうな。すなわち、「言いたいことがようわからん」でも済んでしまう一冊。

Posted byブクログ

2009/10/07

母親が買ってくれたのだが、当時中学生の自分には難解すぎた。 だけど、一つ分かった事がある。 生きる事は苦だ。 そう言ってもらえて、なんだか楽になったように思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

3分の2くらいまでが面白かった。 後半の筆者の人生を振り返った内容は興味を持てず。 つまり、筆者の思想に興味があるが、人生には興味をあまり持なかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

2008/5/17 広辞苑に出ている「絆」の意味やブッダの四苦の表記など、 少し後ろ向きな感覚を受けるものの、 人生における期待値を少し冷めた始点で見直すことのできる一冊。 人は法の下には平等であっても、 与えられた資質はすべて不平等であり、 容姿、性格から努力できること自体...

2008/5/17 広辞苑に出ている「絆」の意味やブッダの四苦の表記など、 少し後ろ向きな感覚を受けるものの、 人生における期待値を少し冷めた始点で見直すことのできる一冊。 人は法の下には平等であっても、 与えられた資質はすべて不平等であり、 容姿、性格から努力できること自体まで すべてが与えられたものであるというのは ある意味新鮮な考え方だった。 そう考えることで、「努力が足りないんだ」とか、 「自分がダメだから」などという自責の念から開放され、 今の自分を素直に受け入れることができるし、 そこをスタート地点として、また歩き出すこともできる。

Posted byブクログ

2009/10/04

『私たちが生きている上で、とても大きな力を持つものは、将来への希望だけではありません。過去の貴重な思い出というものが私たちの日常を支えてくれます。思いでなんて言いますと、うしろむきのような気がしますが、決してそんなものではありません。郷愁にふけるとか、思い出にひたって現実逃避する...

『私たちが生きている上で、とても大きな力を持つものは、将来への希望だけではありません。過去の貴重な思い出というものが私たちの日常を支えてくれます。思いでなんて言いますと、うしろむきのような気がしますが、決してそんなものではありません。郷愁にふけるとか、思い出にひたって現実逃避するとか、そんなことではなくて、私たちはため息をついたり、むかしのことを思い出したり、自分にとっての貴重な記憶をまさぐることによっても、このなんとも言えない凄絶な時代を生きていく上でのかすかな力というものを得ることができるのではないでしょうか。』 前半部は、五木さんが「人生の目的」「肉親」「金銭」「信仰」についての考察が書かれている。 後半部は、五木さんの生い立ちや学生時代のことなど自伝的なことが書かれている。 確かに「人生の目的」を探し続けることが「人生の目的」なのかもしれない。そしてそれを探す糸口は、今までの歩みの中にあるのかもしれない。そんなことを思いながら、この本読み終えました。

Posted byブクログ