自由の地を求めて(下) の商品レビュー
労働者を煽動した罪を…
労働者を煽動した罪を着せられ、マックは捕われる。流刑囚として送られたのは植民地のヴァージニア。当地の農園を任される領主の次男の妻となったリジーも海を渡った。
文庫OFF
率直に言って普通の娯楽作。 アメリカの西部への逃走が更に深く、例えばスコットランドの連想とか、アメリカそのものの内面を匂わせてくれると良いのですが、そこまで行けてない気がする。
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18世紀後半、スコットランドとヴァージニアが舞台。1762年~の民衆運動「ウィルクス事件」が背景となっている。 炭坑夫マックと幼馴染で上流貴族のリジーが、それぞれの境遇の中であがきながら助け合い自由を求めていく話。若者たちの一途な思いがよく伝わる作品。奴隷社会の様子を知ることがで...
18世紀後半、スコットランドとヴァージニアが舞台。1762年~の民衆運動「ウィルクス事件」が背景となっている。 炭坑夫マックと幼馴染で上流貴族のリジーが、それぞれの境遇の中であがきながら助け合い自由を求めていく話。若者たちの一途な思いがよく伝わる作品。奴隷社会の様子を知ることができた。
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K.フォレットが描く、18世紀後半の英国の産業革命から米国の独立戦争までの激動の時代の搾取と抵抗の冒険物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカに流刑囚としておくられたマックはたばこ農場で働くことになり、 そこでリジーと相愛であることを再確認する。 冒険小説であり恋愛小説でもある本書は最後まで読者を飽きさせない。 まさにテレビや映画のようなスペクタクルが展開される。 とりあえずエンターテインメントを求めるひとにおすすめ。 自由や権利がアメリカやイギリスでいかに重要であることがわかる。 主人公と同じような境遇でも日本人は 冒険心をもって 飛び出すということが少ないのではないだろうか。
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