稲盛和夫の実学 の商品レビュー
経営者としての会計に対する姿勢や考え方を通して、仕事に対する姿勢が読み取れ経営者でなくとも勉強になるのではないかと思いました。
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業務で事業運営に携わる状況になったので一読。経営と会計の間を埋める内容。「人として何が正しいのか?」から逆算して思考しろ的な主張が一周回って心に染みた。簿記2級習得後の1冊としても丁度良い難易度と感じた。
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会計からの経営はどうあるべきかを記した本 経営哲学がここまで会計と結びついているとは思わなかったと共に、稲盛さんの倫理観、緻密さをよく知れる本であった 実際に経営している人も会社員の人も、会社を良くするにはどうすれば良いかという点では非常に参考になると思う
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会社の全体感を意識して仕事できるといいなと思い、これまで全くノータッチだった経理関係で、個人的に尊敬してる稲盛和夫の本を読んでみた。 第一に感じたのは、経理関係ないけど、素人だからこそ本質を捉えることができるってのもあるんだなと思ったし、素人だからといって遠慮してはいけないと感...
会社の全体感を意識して仕事できるといいなと思い、これまで全くノータッチだった経理関係で、個人的に尊敬してる稲盛和夫の本を読んでみた。 第一に感じたのは、経理関係ないけど、素人だからこそ本質を捉えることができるってのもあるんだなと思ったし、素人だからといって遠慮してはいけないと感じた。 会計のど素人から自分なりの会計体系を作り上げたのはすごいな 第二に感じたのは、稲盛氏の本を何冊か読んでわかったが、彼の哲学が徹底して一貫しているのがすごい。日々考え抜いて経営していたんだなと。「土俵の真ん中で相撲を取る」とか。 第三に感じたのは、在庫の計上に関してだが、自分の仕事でも歩留まりを考慮して余分に作っているが、あまりはどうしているのだろうか。そもそもどうやって値段を決めているのか。それは妥当か。考えるいいきっかけとなりそう。 その他学び 固定観念、常識にとらわれるとその常識の範囲内でしか成果を出せない。例えば、コレコレの業界では売り上げの何パーが利益となるといった類の迷信を信じると、それ以上に利益を上げる力があっても、自ずとその迷信レベルに収まってしまう。 モノと金を徹底して一対一対応させる。これをおろそかにすると、数字を操作できるものと考えてしまい、不正に繋がりかねない。 利益を上げるには、極論、売り上げを増やし経費を減らす 社員一人一人が会社の方針、経営状況を知ることで、皆が同じ方向を向ける。
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管理マンとしてとりあえず読んだ 企業のあるべき姿を損益管理の観点を中心に話されている。原則の一つであるモノの動きと会計処理が一対一になるようにして企業の実態を損益に適切に反映することは当たり前だが、色々思うことがあった。日々の仕事では、製造側でコストダウン計画が出てこなくても予...
管理マンとしてとりあえず読んだ 企業のあるべき姿を損益管理の観点を中心に話されている。原則の一つであるモノの動きと会計処理が一対一になるようにして企業の実態を損益に適切に反映することは当たり前だが、色々思うことがあった。日々の仕事では、製造側でコストダウン計画が出てこなくても予算を無理やり減らして計画を提出し、結局実績で負けるという事がよくある。これは計画の積み上げと実績が一対一になっていないという事で、この本でいう原則が守られていないということだろう あと、値決めの重要性についても言及があったが自部門は長らくそこの整備を怠っていたので、これも本の原則が守られていなかった 色々と自部門は課題が多いなぁと感じる一冊
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96当座買いの原則 101経営において責任ある立場の人か自ら完璧主義を貫くよう肝に銘じていれば、資料内の辻褄の合わない部分や数字のバランスが崩れているところに鋭敏に注意がいくようになるはず。 103経営哲学の根底「人の心をベースとして経営する」。うつろいやすく不確かなものも人の心...
96当座買いの原則 101経営において責任ある立場の人か自ら完璧主義を貫くよう肝に銘じていれば、資料内の辻褄の合わない部分や数字のバランスが崩れているところに鋭敏に注意がいくようになるはず。 103経営哲学の根底「人の心をベースとして経営する」。うつろいやすく不確かなものも人の心。これほど頼りになるものはないというのも人の心.106「ダブルチェック」は人に罪を作らせないための原則 182 「天の時、地の利、人の和」
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会社の経営者、経理部門の人、各部署のリーダー、そして一般社員全員が読んで損しない、非常に素晴らしい内容だと思います。 経営のシンプルな本質が学べます。 会社を大きくするには、安定した企業にするには、その答えが載っていると思います。 後半字が多くて、ちょっと読むのが辛くなってき...
会社の経営者、経理部門の人、各部署のリーダー、そして一般社員全員が読んで損しない、非常に素晴らしい内容だと思います。 経営のシンプルな本質が学べます。 会社を大きくするには、安定した企業にするには、その答えが載っていると思います。 後半字が多くて、ちょっと読むのが辛くなってきてしまったのは内緒です笑
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会計観点で経営について述べている本 稲森さんの本なので自身の会社の制度はここから来ているのかと学びになったが、 会計は馴染みがあまりなく、しっくりはこなかった。 概要としては、売上を最大に経費を最小に。そしてガラス張りの経営として開示できる情報はオープンにすべしという内容であ...
会計観点で経営について述べている本 稲森さんの本なので自身の会社の制度はここから来ているのかと学びになったが、 会計は馴染みがあまりなく、しっくりはこなかった。 概要としては、売上を最大に経費を最小に。そしてガラス張りの経営として開示できる情報はオープンにすべしという内容であった。 自身が経営者でもないので、 会計の重要性はしっくりこなかったが、経営者目線では企業の会計に対する意識が営業利益を生み出すことはなんとなく理解出来た
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本質の理解と実践の本である。 経営者。それだけでなく企業。非営利組織に至るまで読んでおくべき。特に会計について体系的に学んでいない人。学んだとして知識としてのみ。実践していない場合。必読である。 本書では様々な経営に関する考え方、実践方法が、示されている。まず本質を理解する。本書で紹介された手法はあくまでもその理解の実例。手法を時分の事業に単に取り込めばよい訳では無い。
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実体あるキャッシュはどこにどのくらいあるのかを常に把握しておくこと。一般的なルールに従った財務諸表とは別に、独自の管理会計システムを並行して持つことの負荷は相当なものがあるように感じるが、結果として(結果論的に)良い経営選択に活きる可能性が高いというのは、さすがだなと思った。
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