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夏のレプリカ の商品レビュー

3.7

311件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    118

  3. 3つ

    99

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    1

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2023/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終えてすぐの感想は切ない、、、だった。 トリックはなるほど!とはなったものの解決編を見ている時の心境はトリック云々よりも「マジか、、、」と心の中で呟きながら読んでいた。

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2023/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ唯一、主人公が犀川でも萌絵でもなく、萌絵の親友である杜萌。 そして、殺人犯(の一人)が杜萌だったという、叙述トリック的な?作品。

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2023/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「幻惑の死と使徒」の姉妹作なのかな、前作読んでなくても読めるけど前作読んだほうが楽しめると思う。 事件としてはS&Mシリーズの中では至って地味。 萌絵の親友の杜萌が強盗殺人事件に巻き込まれる。 事件の最中失踪する兄の存在。 チェスのシーンはかなり衝撃的だったし、 それまでのグダグダ恋愛話がなぜ必要だったかわかってゾッとした。恋はあの西之園萌絵もバカにしてしまう。そしてそれに例外はない。

Posted byブクログ

2023/07/10

シリーズ7作目。今回はいつものメンバーはあまり登場しないので番外編のような感じ。ただトリック然り犯人然りとても面白かった。ただ、500ページある中で300ページくらい話が進んでなくねと思ったり、、、。それが森博嗣作品の良いところでもあり辛いところでもあるかも。作中にあった『穴』の...

シリーズ7作目。今回はいつものメンバーはあまり登場しないので番外編のような感じ。ただトリック然り犯人然りとても面白かった。ただ、500ページある中で300ページくらい話が進んでなくねと思ったり、、、。それが森博嗣作品の良いところでもあり辛いところでもあるかも。作中にあった『穴』の定義や図形と色の違いなど、各所に理系チックな話があるので今作も楽しく読めた。

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2023/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 N大工学部の犀川助教授と学生西之園萌絵のコンビが事件の謎を解く森博嗣のS&Mシリーズの7作目。萌絵の高校時代の友人杜萌は、夏休みに帰省した実家で誘拐事件に遭う。同時に実家にいたはずの兄も行方不明となってしまった。萌絵は友人の話を聞きながら、事件に興味を持ちいつもの行動力でどんどん関わっていくが・・・。  ネタバレになるが、サイコホラーだった。読者に対してもずっと感情を隠していたのね。 今回犀川はほんとうに先生だった。萌絵にすぐ仮説を教えるのではなく、客観的に見るように伝えて、謎が解けた帰りの新幹線では萌絵に大人になったねと言う。今回は犀川先生のペースだったので、次は萌絵にペースを乱してほしいと思った。笑

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2023/06/30

わぁ〜!どんどんM&Sシリーズに夢中になってしまう!今回は前作と同時に起きた事件について書かれているので、これから読む方は前作「幻惑の死と使途」を読まれてから、こちらの作品を読まれた方が良いです! 今回も犯人予想ハズレました(^^;

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2023/06/24

何がどうやって進んでいるのかさっぱり分からないままに読んでいくわけだけど、意外や引き込まれるわけで。と言ってもね、雰囲気だけで謎解きの方は全く分からんというかついていけてないんだけど、しかしこの助教授はこの情報から謎をとくっていうんだからすごいというか、いやどうやって分かるんだこ...

何がどうやって進んでいるのかさっぱり分からないままに読んでいくわけだけど、意外や引き込まれるわけで。と言ってもね、雰囲気だけで謎解きの方は全く分からんというかついていけてないんだけど、しかしこの助教授はこの情報から謎をとくっていうんだからすごいというか、いやどうやって分かるんだこれ。 なんか勢いというか最後の展開がドラマチック過ぎてそれは良かったんだけど、ね。

Posted byブクログ

2023/06/12

シリーズ中の異色の作品として取り上げられる本作。第三者を通して萌絵や犀川の側面を知ることができて面白かった。 奇数章、偶数章しかない構成で、同時期に起こった2つの事件が並行して進んでいく点は、森さんの筆の力にただただ驚嘆するばかり。 敢えてこの構成を取った意図としては、個人的に...

シリーズ中の異色の作品として取り上げられる本作。第三者を通して萌絵や犀川の側面を知ることができて面白かった。 奇数章、偶数章しかない構成で、同時期に起こった2つの事件が並行して進んでいく点は、森さんの筆の力にただただ驚嘆するばかり。 敢えてこの構成を取った意図としては、個人的には萌絵の精神的な成長を表現したかったのかなーと思う。 個人的には前作が好きすぎたために、評価は低め。 タイトル「夏のレプリカ」について、自分なりの解釈は出来た。自分の過去の経験と照らし合わせて、(もちろん作中で起こる出来事には遠く及ばないが)しっくりくる部分があった。

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2023/05/01
  • ネタバレ

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分からないけど分かってしまう。そんな感覚。 なんでこんな複雑な人間を描けるのか。 チェスのシーンは、杜萌が子供から大人へと変化してしまったこと示す印象的なシーンだった。 しかし、好きな人を手に入れたいと言う動機は、少女の時に抱いていた夢や純粋への憧れが感じられ、大人になることへの抗いが起こしてしまった事件なのだろうと思う。 変化しつつも純粋さを持つ萌が眩しく見える。

Posted byブクログ

2023/04/16

前作と合わせた感想。 面白かった。 この同時進行した2つの事件を2冊に分けて描くという手法が、史上初だったのか既にあるものだったのか知らないけれど、楽しめた。 でも、今作を独立した作品としてみると弱いかな? スピンオフみたい、、、。

Posted byブクログ