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不況もまた良し の商品レビュー

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2019/08/01
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自分が運営に動かされていると考えないで、わが意思によって何でもできると考えれば、必ず迷いが出て、苦難の道に踏み込むことになる 製品の正当な値打ちというものは、製品の良し悪しだけでは決められものや この世で欲しいものが、水道の水みたいにただのように手に入ったら、生きたまま極楽にいるようなものや 社会が富栄えていく原動力として、その商店、その製作所が盛大になり、反映していくことが、許されるのや これは事業を発展させることが社会正義に向かう崇高な道程であると信じていた この宇宙の中で、人間はどのような役割、天命を与えられ、地球上に生まれてきたのか 10年先にこうなると言う読み方も必要ですが、それより、来年はこうなると言うことの方が大事ですよ

Posted byブクログ

2013/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冒頭は昭和39年、熱海での松下幹部と全国販売店の社長の会議から始まる。松下が大企業となり、3種の神器の頭打ちとともに、危機感を持った会議。松下の強さの原点をまず見せる。松下幸之助が自転車屋の丁稚奉公に始まり、大阪電燈勤務、ソケット考案で独立し、除々に事業拡大していく。不況の時に逆に伸びていった歴史。昭和10年には既に分社経営へ。まさに成功物語の典型です。住銀との取引開始のいきさつ、天理教の本部視察による“松下教”への影響、中尾たち部下との出会いなど、今まで知らなかった幸之助氏の素晴らしい人生を初めて詳しく知りました。成功の秘訣を"運"と答えていた、幸之助が歳とともに、ますます運の比率が高いと考えるようになったといエピソードに含蓄の深さを感じます。

Posted byブクログ