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いちばん初めにあった海 の商品レビュー

3.7

99件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

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  3. 3つ

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表題作と「化石の樹」…

表題作と「化石の樹」の2編収録。表題作はミステリというより女同士の温かい友情を描いたお話、そして「化石の樹」はこの作家らしく二重三重に織り込まれたミステリでした。どちらも心温まります。

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いいですね、文章のせ…

いいですね、文章のせいなのかとても綺麗な印象があります

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ミステリーだけども、…

ミステリーだけども、書かれているのは二人の女性の再生の物語。それでもミステリーなのです。

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加納さんのお得意、日…

加納さんのお得意、日常の謎という点では少し物足りなさを感じるのですが、それ以上の傷を癒すという、セラピー的な雰囲気が多く、とても穏やかな作品です。もちろんミステリー要素もありますが。

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収録されている2編の…

収録されている2編の物語を丁寧にじっくり読んで欲しいです。2つで1つの小説になっておりのですから。

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短編か長編かはおいと…

短編か長編かはおいといて・・・ある朝ふと声の出し方を忘れるって設定が昔読んだときとても怖かった。読み返したくなる一冊です。

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表題作「いちばん初め…

表題作「いちばん初めにあった海」について。心に深い傷を負った主人公・堀井千波が封印した過去の記憶を取り戻す。手紙の差出人YUKIの正体は、章の構成ゆえにすぐに知るところとなってしまいますが、千波とYUKIとの関係や千波が今のような生活をおくっている理由が徐々に明らかになる過程はな...

表題作「いちばん初めにあった海」について。心に深い傷を負った主人公・堀井千波が封印した過去の記憶を取り戻す。手紙の差出人YUKIの正体は、章の構成ゆえにすぐに知るところとなってしまいますが、千波とYUKIとの関係や千波が今のような生活をおくっている理由が徐々に明らかになる過程はなかなかに読み応えがありました。もう一編の「化石の樹」は、「いちばん初めにあった海」とゆるくつながっていて、おそらくその後のお話ではないかと思います。著者お得意の入れ子構造になっていて、最後でその入れ

文庫OFF

超オススメです!!

あたたかくて優しいものに包まれた話だ。引越しの最中に見つけた、一冊の本。挟まっていた手紙。少しずつ再生されていく記憶。そして……。表題作と「化石の樹」、ふたつを読んだ時、物語は完成する。美しい構成だ。

yoko

2023/12/24

誰とも本気で付き合わずに、あるいは高い塀を作ることで、そうやって守ってきたふたつの心の再生物語。[more]解離性健忘症や失声症、強迫観念など全体的に暗い雰囲気が建ち込めるものの、クライマックスにはホンワカした幸福感が包んでくれる。二編の微妙かつ密接な繋がり方が繊細で、その締めく...

誰とも本気で付き合わずに、あるいは高い塀を作ることで、そうやって守ってきたふたつの心の再生物語。[more]解離性健忘症や失声症、強迫観念など全体的に暗い雰囲気が建ち込めるものの、クライマックスにはホンワカした幸福感が包んでくれる。二編の微妙かつ密接な繋がり方が繊細で、その締めくくりにホッと安堵のため息が出た。

Posted byブクログ

2021/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2021/10/12 だめだ、私の読解力が落ちてる。 ふわっとしたのが入ってこない。 怖い、簡単なのばっかり読みすぎた? いや?前からこんなもんか。 エンターテイメント大好きやもんな。 なんかちょっと汲み取れなかった。何回も睡魔にやられた。

Posted byブクログ