はちみつバイブレーション の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
憧れの北原さんの処女作をやっと読了。おもしろかった、おもしろかった。 初版は1998年、私はまだ高校生だった。 この本にある「エロ本雑感」には特に考えさせられる。 2019年8月末でコンビニでのエロ本販売が中止された。 2018年12月設立のフェミニズム出版社・エトセトラブックスの雑誌は、このコンビニでのエロ本販売中止が創刊号の特集だった。 実家近くには県道が走っており、子どもの頃にはまだ近所にエロ本自動販売機があった。コンビニのエロ本の棚にも、私はそれほど違和感を持ったことはなかった。 でも1998年の北原さんが、「女の人が楽しんでいなかったり、尊敬されていないようなセックスシーンを≪こんなもんか≫と子ども達に思って見てほしくない」と言ったり、「≪女の性≫の征服ばかりを表出しようとする男のポルノ文化にうんざりするし、そういうポルノを女の前で平気で読める男達にもうんざり。スポーツ新聞のエロ記事を電車の中で熟読するのは禁止する法令を作ってほしい」というのには、言われてみればそのとおりと頷くことばかりだった。 自分は随分遅れているなと、反省もした。 私には今12歳の娘がいる。女性が尊敬されない状態は速やかに解消して、ジェンダー平等な社会を作って娘にバトンを渡したいし、互いが尊敬されるセックスの素晴らしさも、機会を見つけて話してみたいという野望もある。 そんな私にとっていいテキストになる一冊だった。
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なんとも刺激的な内容、言い回しが溢れていた。けど、内容としては興味深かった。 女と男の立場とか社会性とか意識とかあらゆることについて語られていた気がします。 女の社会的地位がどうして低いのか どうやって男女平等にしたいのか、 あまり考えたことがない視点だったりしました。 読みやす...
なんとも刺激的な内容、言い回しが溢れていた。けど、内容としては興味深かった。 女と男の立場とか社会性とか意識とかあらゆることについて語られていた気がします。 女の社会的地位がどうして低いのか どうやって男女平等にしたいのか、 あまり考えたことがない視点だったりしました。 読みやすく、面白かったですが、 際どいワードも多かったので人には進めづらいかもしれません(笑)
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文体は軽いが内容は意外と難しかった! そして気付くこと。北原さんが色々とこれはこう思うとか、それはああだよと書く内容について、私って全然意見がないんだ!ってこと。 話題についていけないというか、意見を持つほど違和感や危機感を感じていなかったのかなぁ。 まずは知ることからはじめなく...
文体は軽いが内容は意外と難しかった! そして気付くこと。北原さんが色々とこれはこう思うとか、それはああだよと書く内容について、私って全然意見がないんだ!ってこと。 話題についていけないというか、意見を持つほど違和感や危機感を感じていなかったのかなぁ。 まずは知ることからはじめなくては・・・と痛感させられました。
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またも北原みのりさんの本。今回は『フェミの嫌われ方』以上に専門分野(?)の女性の性、セックスについて書かれています。私も反省しなくては…と思う限りです。 女の最大の敵は「ポジティブシンキングな女」というのにも、ヘテロセクシュアルとホモセクシュアルの話にも、同感。 あぁ、やっぱり...
またも北原みのりさんの本。今回は『フェミの嫌われ方』以上に専門分野(?)の女性の性、セックスについて書かれています。私も反省しなくては…と思う限りです。 女の最大の敵は「ポジティブシンキングな女」というのにも、ヘテロセクシュアルとホモセクシュアルの話にも、同感。 あぁ、やっぱり怒りが募っていく…よくないなぁ。
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