あなたには帰る家がある の商品レビュー
現実の世界でこんな風に浮気してたら、 もっと醜くって凄まじいことになるんだと思う。 綾子が恐すぎる。狂気を感じる。 人を好きになるってどういうことか分からないっていうのは共感。 その答えはいつまでも見つからないんだろうな。
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まさに昼ドラといったドロドロのお話。 そんなにうまくいくものか、と思ってしまうほど、どんどん人間関係がつながっていくところがおもしろい。 打算的な思考がたくさんでてくるが、「わからなくもないなぁ」と思ってしまうのが、山本さんの描くキャラの魅力なんだろうと思う。
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昼ドラになりそうなドロドロ感と若干の非現実的な話。 最初は繋がってなかった人間関係が少しずつ少しずつ繋がっていくのが面白い。 ハッピーエンド? アンハッピーエンド? なんか分からん終わり方やったけど山本文緒らしいっちゃぁ、らしい(笑)
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なかなか面白かった。綾子があんなに狂うとは思わなかった。最初は嫌な人だと思っていたが、話が進むにつれて、人には色々事情があり、本心は隠すものだなと思った。
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山本文緒さんの作品はどれを読んでも好き。 今年最初に読み終えた作品。 内面的な面で登場人物の誰かと共感する部分が必ずあるのが 山本文緒さんの作品。 「隣の芝生は青く見える」「隣の花は赤い」 ってこと、肝に銘じます!
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10/12/24読了 覚悟ってことかね。でも覚悟って何だ。少なくともクリスマスに積極的に読むべき本ではなかった。
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みんながみんな誤解をしていて そうじゃないんだよ!と言いたくなる。 もう何でそうなっちゃうんだよーと思うけど ちょっと先を読むと当然の展開かもなぁと納得する。 イライラする人ばかりが描かれてるけど 何故だか不思議と嫌な気持ちにはならない。 なんで、そんなに誤解が生まれるんだろう...
みんながみんな誤解をしていて そうじゃないんだよ!と言いたくなる。 もう何でそうなっちゃうんだよーと思うけど ちょっと先を読むと当然の展開かもなぁと納得する。 イライラする人ばかりが描かれてるけど 何故だか不思議と嫌な気持ちにはならない。 なんで、そんなに誤解が生まれるんだろう。 ほんの二言三言しゃべれば解ける誤解ばかりなのに。 でも実際の自分の生活を振り返ってみても、そんなもんかも。 なんとなく尋ねにくくて、それで推測して勝手に凹んで 時がたつと色々な事がその推測の上に積み重なって ふわふわしていた推測がその重みで地層みたいに固くなって いつの間にかそれが推測であったことを忘れている。 小さい頃の記憶と思っているものが 現実なのか夢で見た内容なのかはっきりしないように。 色んな人の思考が細くて長い根っこみたいに絡み合ってて なんだか面白くて心地よかった。
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関係のないはずの登場人物がだんだん繋がっていく話。 テーマは結婚 誰も彼もないものねだりできりがないと思った。
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再読。 山本文緒さんの小説は、たまにすっごい読みたくなる。 今回も衝動で再読。 久しぶりに読み直すと結構話忘れてておもしろかった。 なんか、真弓の気持ちも綾子の気持ちも裕子の気持ちもわかる気がするなぁ。 ほんと、この人は女の人を書くのが上手い。 なんか、読んだら少しオチた。 で...
再読。 山本文緒さんの小説は、たまにすっごい読みたくなる。 今回も衝動で再読。 久しぶりに読み直すと結構話忘れてておもしろかった。 なんか、真弓の気持ちも綾子の気持ちも裕子の気持ちもわかる気がするなぁ。 ほんと、この人は女の人を書くのが上手い。 なんか、読んだら少しオチた。 でも、私もがんばろうって少しだけ思える。そんなお話。
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夫婦の役割、仕事を通して、結婚とは何かを問う、一種の恋愛小説。平凡な話に終わらないところが、味噌。まぁ、面白かったが、衝撃度は他の作品に比べると薄い。
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