竜馬がゆく 新装版(七) の商品レビュー
竜馬の本当の目的は世界の海に出て、世界を相手に戦う事だ。しかし日本に事あるとき、その才能が発揮される。自藩のことしか考えない(現在の自国の事しか考えない私たちと同じ)武士ばかりの時代に、その後の日本の事を考え、ついには大政奉還を実現しようとする。この時期本当に内戦を行っている場合...
竜馬の本当の目的は世界の海に出て、世界を相手に戦う事だ。しかし日本に事あるとき、その才能が発揮される。自藩のことしか考えない(現在の自国の事しか考えない私たちと同じ)武士ばかりの時代に、その後の日本の事を考え、ついには大政奉還を実現しようとする。この時期本当に内戦を行っている場合ではなかったのだ。
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竜馬を知らぬものはいなくなった! 船が沈むアクシデントも…普通ならテンパるところもなんなく対応!すごいなー
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後藤象二郎、中岡慎太郎、高杉晋作、乾退助、山県狂介。 同盟した薩長が討幕態勢を整えていく中、竜馬は大政奉還を案出する。薩長政権が成ることを避け、欧米諸国に狙われる日本の危機を救うべく、船中八策が打ち出される。
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74 どんな事でも周到に考えぬいたすえに行動し、困らぬようにしておく。それでなおかつ窮地におちた場合でも、「こまった」とはいわない。困った、といったとたん、人間は知恵も分別も出ないようになってしまう。 157 芝居がはじまろうとしているのに、役者を殺してはどうにもならぬ 19...
74 どんな事でも周到に考えぬいたすえに行動し、困らぬようにしておく。それでなおかつ窮地におちた場合でも、「こまった」とはいわない。困った、といったとたん、人間は知恵も分別も出ないようになってしまう。 157 芝居がはじまろうとしているのに、役者を殺してはどうにもならぬ 195 中岡との対話は、竜馬にとってもはや悦楽に近い。何事も前提なしに語りあえるし、双方かんがいいために、語りあう言葉の奥まで感じとることができた。
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P383「面白き、こともなき世を、おもしろく」 もうここまできたか、第7巻。 困ったと言わない、高杉。 目のにあるものは、過去より、将来。
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幕長戦争の停戦。 海援隊設立と竜馬の土佐藩への想い。 いろは丸の沈没。 大政奉還への策略。
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高杉晋作、辞世の句に胸打たれました。有名で聞いたことはあったけど、高杉さんの作とは知らなんだ。 面白き こともなき世を 面白く 住みなすものは 心なりけり 何巻だかで乱闘の末最期を迎えた志士の句も苛烈優美で惹かれたけれど、本当昔の人は素晴らしい句を詠むものだ。 今度の巻は京...
高杉晋作、辞世の句に胸打たれました。有名で聞いたことはあったけど、高杉さんの作とは知らなんだ。 面白き こともなき世を 面白く 住みなすものは 心なりけり 何巻だかで乱闘の末最期を迎えた志士の句も苛烈優美で惹かれたけれど、本当昔の人は素晴らしい句を詠むものだ。 今度の巻は京都旅中で読んだからなおのこと面白味がありました。 特に好きなキャラクターの陸奥陽之助の話とか、円山公園で像を見た中岡慎太郎の奔走ぶりとか、一気に読んでしまった。 次で最後、残念だけれど楽しみだ。
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ようやく手に入れたいろは丸が紀州藩に沈められてしまう。 船を愛してやまない竜馬もつくづく船に縁がない。 紀州藩との大喧嘩から船中八策。 それに大政奉還。 諸藩のためではなく日本人のために、誰よりも先を見据えていた竜馬。 革命の成就はもう目の前である。
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出ましたよ、「船中八策」。 某政治家さんが春くらいに連呼されていましたね(笑) 私は政治があまりわからないのであれですが、なんか、本質的に竜馬の船中八策はとは違う感じがしました。わかんないですけども。 いよいよ次は最終巻に入るんですね…… なんでだろう、少しさみしい。
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船のない海軍で苦しんでた時期もあれば、船を手に入れまた沈む。でもただでは終わらない。ジェットコースターのような人生だ。そして時代は坂本竜馬を必要とし、互いに憎き存在であった土佐藩と手を結ぶこととなる。一方、もはや盟友とも言える中岡慎太郎は韋駄天の如く縦横無尽に全国を駆け回り、岩倉...
船のない海軍で苦しんでた時期もあれば、船を手に入れまた沈む。でもただでは終わらない。ジェットコースターのような人生だ。そして時代は坂本竜馬を必要とし、互いに憎き存在であった土佐藩と手を結ぶこととなる。一方、もはや盟友とも言える中岡慎太郎は韋駄天の如く縦横無尽に全国を駆け回り、岩倉具視と三条実美と手を結ばせることに成功する。薩長土のためでなく新政権のためでもなく、日本人のため、大政奉還という奇策を実現すべく竜馬は京へと上る。山内容堂公、以前は嫌いだったが今はそうでもないな~。自分に何の変化があったのだろう。
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