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竜馬がゆく 新装版(三) の商品レビュー

4.3

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    77

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    25

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2023/02/27

龍馬はかっこいい。 女、金に執着せず、自分のなすべき事をまっすぐにしている姿は今の時代の誰にも当てはまらない。 だから亡くなってこんなに経つのにまだ英雄なんだろう。 これは乙女姉さんの力だな。 さぁ、4に進もう!

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2023/02/22

2023.2.08 読了。 2023年、6冊目。 ヨメの友人が貸してくれた1冊。 最新の文庫版より一つ前の版です。 中高生のときに何冊か読んだ作家なので読み易かったです。 大学の大先輩でもあります。 この巻で後に師となる勝海舟と妻となるおりょうが登場します。 NHK...

2023.2.08 読了。 2023年、6冊目。 ヨメの友人が貸してくれた1冊。 最新の文庫版より一つ前の版です。 中高生のときに何冊か読んだ作家なので読み易かったです。 大学の大先輩でもあります。 この巻で後に師となる勝海舟と妻となるおりょうが登場します。 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の福山雅治と真木よう子の印象が残っています。 フィクション色が強まり、ストーリーは劇的に展開を始めます。 満足度4.4/5。

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2022/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第3巻で一番面白かったのは、お竜と竜馬の出会いの場面。 人を助けるためなら火の中に物怖じせず入っていくというのは非常に竜馬らしくてカッコいいし、そして助け出した人の姉が運命の人だったというのが素敵。 お竜の美しさを一目見てみたい!

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2022/03/24

決して焦らず時期を待つ姿勢が終始描かれている3巻。事を成すための準備期間に次から次へと出会うキーパーソンは竜馬の人柄あってこそです。 また、盗賊寝待ノ藤兵衛も目が離せません。盗賊といえどその特技を生かして竜馬の手となり足となり働く様はあっぱれです。 そして、3巻で一番刺さった言葉...

決して焦らず時期を待つ姿勢が終始描かれている3巻。事を成すための準備期間に次から次へと出会うキーパーソンは竜馬の人柄あってこそです。 また、盗賊寝待ノ藤兵衛も目が離せません。盗賊といえどその特技を生かして竜馬の手となり足となり働く様はあっぱれです。 そして、3巻で一番刺さった言葉、「偏見を持つな。相手が幕臣であろうと乞食であろうと、教えを受けるべき人間ならおれはうけるわい」尊王攘夷派の友人武市半平太に放った言葉。 幕府か天皇か、開国か攘夷か、何藩の出身か、身分は、などなどとにかくグループ化が激しい時代に、この考えを持ち、貫ける竜馬の姿勢が彼の人としての大きさを物語ります。 にしても、、、女っ気がないようで行く先々で登場する個性的な女性陣。まるで源氏物語の様。

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2022/02/16

勝海舟との出会いによって、物語が大きく動き出してきたな、という内容。前巻まではどことなくふわっとした印象の竜馬でしたが、ここにきて具体的な目標を持ち始め、奔走する様子が描かれていて、いよいよ先の展開が楽しみです。 ただ、気になるのは竜馬がちょっと小汚いこと?(史実なの?だったら仕...

勝海舟との出会いによって、物語が大きく動き出してきたな、という内容。前巻まではどことなくふわっとした印象の竜馬でしたが、ここにきて具体的な目標を持ち始め、奔走する様子が描かれていて、いよいよ先の展開が楽しみです。 ただ、気になるのは竜馬がちょっと小汚いこと?(史実なの?だったら仕方ないけど…)身なりだけでなく、振る舞いとかちょっと生理的に受け付けない部分が描かれていて、その部分を読むときだけはちょっと読み飛ばしたくなります(笑) とはいえ、のちの奥様のおりょうさんとの出会いもあり、ふたりの今後の展開も楽しみの一つ。

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2022/02/09

第三巻は竜馬が土佐を脱藩して天下に躍り出るところから始まる。勝海舟との出会いにより竜馬は海軍事業実現に向けて歩き始めるので勝はこの巻にて極めて重要な登場人物であるが、注目したいひとりは同郷の家老お田鶴さまとする。 京の公卿三条家に仕えるお田鶴さまは多くの勤皇志士の世話をした才女で...

第三巻は竜馬が土佐を脱藩して天下に躍り出るところから始まる。勝海舟との出会いにより竜馬は海軍事業実現に向けて歩き始めるので勝はこの巻にて極めて重要な登場人物であるが、注目したいひとりは同郷の家老お田鶴さまとする。 京の公卿三条家に仕えるお田鶴さまは多くの勤皇志士の世話をした才女であるが、竜馬にかけた思いは別格であり、第二巻でふたりは一夜の伽を過ごした。それでも肝心な場面で色気を欠く子供のような竜馬をお田鶴さまはかしこく掌握し、年上女性としての器の大きさにひたすら感心させられる。清水産寧坂を舞台にしたこのふたりの淡くもあでやかな恋模様の描写、見事としか言いようがない。

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2022/01/26

尊王攘夷を海軍を作って成し遂げようとする龍馬の意志に驚いた。越後藩から5000両もの大金をきちんと借りて勝海舟とともに海軍の私立学校を作ったことにすごいと思った。北辰一刀流の名人でありながら海軍を作ると言うことに度肝を抜かれた。視野が広いな〜と思った

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2021/11/22

絶対面白いとわかっていたけどやっぱり面白い。勝海舟の江戸っ子言葉も好きだし、名前だけは知っているような有名な人たちがどんどん出てくるし、何より京都に地の雨を降らせてこれが攘夷だと勘違いしている人たちを海軍にしてしまえばいいという発想が素敵。 だからといって、生麦事件みたいな事件...

絶対面白いとわかっていたけどやっぱり面白い。勝海舟の江戸っ子言葉も好きだし、名前だけは知っているような有名な人たちがどんどん出てくるし、何より京都に地の雨を降らせてこれが攘夷だと勘違いしている人たちを海軍にしてしまえばいいという発想が素敵。 だからといって、生麦事件みたいな事件が決して無駄ではない、香港の時みたいに外国が強気に出過ぎるのを防ぐという意味で、というのも説得力があるし、過激派攘夷志士の働きに感謝すべきところもたくさんあるなってのもわかる。 洋夷なんて侮蔑的な漢字だけど、列強が帝国主義をふりかざして清やインドを食い物にする姿は醜い以外の何ものでもない。 だから、というか後の時代だから言えることだけど、近代化がいいことばかりじゃないと私は思う。 川瀬巴水を見てきたばかりで日本の原風景に感化されてるのもあるけど。 ただ、そういうタイミングだったというだけ。 近代化しないと生き残れない、だからすべきだった、というだけだと思う。 そしてそれを見抜いて実行した竜馬は偉いってことね。龍馬じゃなくて、あくまでフィクションの竜馬。何度も読んでもわすれてしまう。 これから竜馬がどんどん活躍していくのが楽しみ。

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2021/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p.71 討手の大将奈良原、これは男であった。両刀をガラリと投げすて、着物、襦袢を肩ぬぎして上半身赤裸になり、叫びながら階上にのぼって行った。 p.154 人生の大事は成るか p.356 形見はお前さん自身さ 盛り上がってきました。

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2021/03/17

竜馬が土佐藩を脱藩して、維新の道へ足を踏み込み始めた三巻。 竜馬がどんな思いで維新の志士になったかがよく分かった巻だった。 そして、坂本竜馬が未だに愛され、尊敬される存在である理由も分かってきた。 「議論をしない」 議論で勝っても相手の名誉を奪うだけで、...

竜馬が土佐藩を脱藩して、維新の道へ足を踏み込み始めた三巻。 竜馬がどんな思いで維新の志士になったかがよく分かった巻だった。 そして、坂本竜馬が未だに愛され、尊敬される存在である理由も分かってきた。 「議論をしない」 議論で勝っても相手の名誉を奪うだけで、人の生き方は変わらない 心に留めて、四巻に突入しよ。

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